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メルマガ「社長のビタミン・一日一語」第5347号~第5351号(2021.7.26~7.30発行)
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【社長のビタミン・一日一語】
5347 会議時間を短くすることが「効率」って変だよね?
★第5347号の「一日一語」は、『会議時間を短くすることが「効率」って変だよね?』
『臥龍ファミリーの皆さま、
そしてメルマガ読者の皆さま、
おはようございます!
臥龍です。
Q.今の時代、毎週、月曜、火曜と
会議をしている会社があると聞けば、
あなたはどう思われるでしょうか?
多くの方々が、
「なんて効率の悪い会社」とか
「そんなことしていて、利益が出るのか」と
思われることでしょう。
でも大事なことは、
「効率」ではなく「成果」です。
7月1日放送の「カンブリア宮殿」で、
物語コーポレーションの
「議論経営」が紹介されました。
その中で、月曜、火曜と
会議をすることもざらという
話題が出ました。
そもそも「会議」とは、
「会って議論している時間」のことです。
そして「議論」とは、
「局面最善手の結論が出るまで
意見交換を止めないこと」です。
何故、
物語コーポレーションの業績が好調か?
その一つの要因が、
改善件数の多さです。
その多い改善件数に対して、
局面最善手の結論が出るまで
「議論」を尽くす。
だから結果的に、
会議時間が長いのです。
そもそも日本企業の多くが
議論をしていません。
2時間の会議で
議論時間がほぼゼロの会社が、
会議時間を1時間にしても
「成果」は変わりません。
我が社は「効率」を考えて
会議時間を短くしましたという
話を聞くたびに、
「成果」はどうなのと思う
臥龍なのです。
本当に「生産性が高い人」とは
「効率」よりも「成果」を
大事にしているものです。
●2022年1~3月開講
第87期 新生・企業進化道場 IN東京
★臥龍のVIP講座。経営者もしくは経営後継者が
経営幹部と一緒に希望あふれる企業の未来像を設計します。
一年に1~2期のみの開催、6社限定の講座です!
⇒ https://e-garyu.com/cn12/sd_87.html
★開講から30年、累計86期、受講満足度90点以下なし!
★過去の受講者の声の一部です。
⇒ https://www.e-garyu.com/annai/sin_akt_menu.html 』
【社長のビタミン・一日一語】
5348 リピーターの心を掴む「おもてなしをしつらえる」こと
★第5348号の「一日一語」は、
『リピーターの心を掴む「おもてなしをしつらえる」こと』
『臥龍ファミリーの皆さま、
そしてメルマガ読者の皆さま、
おはようございます!
臥龍です。
4月3日に京都の柊屋さんに泊まった体験を
4月7日号のメルマガに書きました。
記事は、以下の中の一番下にあります。
⇒ https://e-garyu.info/mag/vitamin0376.html#mag01
感動した臥龍、
7月21日に二度目の宿泊に参りました。
漆塗りのように丁寧を重ねる
老舗の魅力を再び味わいました。
柊屋⇒ https://www.hiiragiya.co.jp/
■夕食
今回も部屋出しではなく、
広間での夕食を依頼しました。
前回、広間での夕食を依頼していたのを
覚えていた柊屋さん、今回は、特別に
夏座敷仕様のお部屋をご用意いただいていました。
全く違う趣の中、夕食を楽しみながら、
「今回は部屋出しでいただきます」と
もし言っていたら、
このご用意は無駄になったよなと思いました。
■絵葉書
前回、売店にあった絵葉書を
一通り購入した臥龍、
今回も担当のフミさんに
「絵葉書いただけますか?」と
依頼しました。
すると、
「前回、絵葉書をお買い求めいただいたので、
係のものが違う種類も揃えたそうなので、
お部屋にお持ちしてよろしいでしょうか?」と
言われました。
勿論、持ってきていただいて、
今回も求めました。
でももし今回、絵葉書を求めなかったら、
この準備は無駄になったんだよなと思いました。
「おもてなしをしつらえる」
この気配りが
リピーターのハートを掴むのでしょうね。
■パジャマ
夕食を終え、部屋に戻ろうとしたら、
フミさんが「浴衣ではなく
パジャマがよろしければ、お届けしますよ」と
声をかけてきました。
臥龍、内心、
”どうして分かったの?”と驚きました。
■ベット
一夜明け、次回は、秋か冬の宿泊かなと思っていた
臥龍の心を読んだように、フミさんが、
「ベットの部屋ということで、ご指定いただいていますが、
是非、他のお部屋も見ていただきたいので、
ご案内させていただいてよろしいでしょうか?」と
語り掛けてきました。
内心、”家内の足腰の具合があるから
ベットの部屋なんだけど”と思っていましたが、
「どのお部屋にも、お泊りのときには
ベットを入れさせていただきます」と言葉を添え、
三島由紀夫が愛した部屋、眺望のいい部屋、
チャップリンがお茶を親しんだ部屋などを
ご案内いただきました。
”これは何度も楽しみたくなるなあ”と
思った臥龍です。
■スマート
一階のお風呂に入りに行きました。
お風呂にタオルがあったような気がするけど、
念のため部屋からバスタオルを持っていきました。
お風呂の前の男性スタッフが、
「タオルは備えております。
バスタオル、お部屋に戻しておきましょう」と言うので、
鍵と共にバスタオルを渡しました。
お風呂から上がるとき、
”フロントで鍵をもらって
上がらないといけないなあ”と思って
ドアを開けると、
くだんのスタッフで立っていて
「どうぞ」とスマートに鍵を渡してくれました。
■自転車
チェックアウト、
見送られながらタクシーに乗りました。
200メーターほど走ったところで、運転手さん、
「あれ、柊屋さんではないかな?」と言うので見ると、
自転車に乗った男性が追ってきています。
次の信号で待っていると、
「お部屋にお忘れ物です」と
差し出してくれました。
想像しました。
タクシーが出たと同時に、
「お部屋にお忘れ物です」。
「自分が行きます」と
瞬時に出ないと間に合いません。
大体、間に合うかどうかも
分からないうちに走り出す。
この反射神経、凄いと思いました。
優雅な白鳥も、
水面下では必死に水を掻いています。
老舗を支えるスタッフの
気配りと反射神経、感動しました。
流石、藤井哲也さんが
新婚旅行で泊まった宿です(笑)
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第87期 新生・企業進化道場 IN東京
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経営幹部と一緒に希望あふれる企業の未来像を設計します。
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【社長のビタミン・一日一語】5349「ファシリテーター」という言葉は禁止!
★第5349号の「一日一語」は、『「ファシリテーター」という言葉は禁止!』
『臥龍ファミリーの皆さま、
そしてメルマガ読者の皆さま、
おはようございます!
臥龍です。
臥龍は30年間、
人本主義経営の普及に努めてきました。
やり方は、次の四本柱。
1.理念型経営
2.感動創造経営
3.大家族主義経営
4.船団経営
この中の「大家族主義経営」で、
最近、大きな懸念を感じています。
臥龍ファミリーの中に、
本物の大家族主義と
未成熟の大家族主義の
二極化が見られてきたからです。
★本物の大家族主義
・プロチーム=強い「個」が
一つの勝利の為に力を結集する。
★未成熟の大家族主義
・仲良しクラブ=「個」が確立していない為に
残能出し惜しみ状態で、勝利とは縁遠い。
★偽物の大家族主義
情報発信では従業員の主体性と言いながら、
実態は「社長第一主義」。
■甘えの依存体質が増えていませんか?
来年から、
本格的な二極化淘汰時代、
海は荒波です。
その割には、
クルー(従業員)のひ弱化が進んでいます。
例えば、ファシリテーター。
臥龍は、顧問先では
ファシリテーターという言葉を使わせません。
「司会」でいいのです。
数年前、従業員からこういう発言を聞いて、
ドキッとしました。
「ファシリテーターが、
話しやすいように場を温めてくれないと、
発言しにくいですよ」
「〇〇してくれないと出来ません」という
甘えの依存体質が増えています。
これは戦国時代に淘汰される体質です。
「強く、優しく、逞しく」、
「個」が「強くあること」が先です。
物語コーポレーションで、
会議冒頭から小林さんが吠えます。
COOが、
「冒頭から小林さんに言われたら、
皆、なかなか意見出せないですよ」。
小林さん、
「それでも明言するのが物語人だ!」。
2022年、貴社は勝利の海に出航します。
Q.海賊のように
逞しいクルーは育っていますか?
Q.海軍のように
凛々しいクルーは育っていますか?
個々がひ弱なチームが、
金メダルを取れる可能性はゼロですよね!
少なくとも、臥龍ファミリーでは、
「ファシリテーター」という用語は禁止ですね。
●2022年1~3月開講
第87期 新生・企業進化道場 IN東京
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【社長のビタミン・一日一語】
5350 1万件の質問に対して99.9%の正解率を出す方法
★第5350号の「一日一語」は、『1万件の質問に対して99.9%の正解率を出す方法』
『臥龍ファミリーの皆さま、
そしてメルマガ読者の皆さま、
おはようございます!
臥龍です。
●1万件の質問
20代、30代の学習は大事です。
それは総量もありますが、
学びの中から「原理原則」を得たかどうかが、
もっと大事になります。
臥龍の主なお客様は経営者です。
その経営者から、
年間300件くらいの質問を受けます。
10年で3000件、
35年では当然1万件を超えています。
その回答、30代では完璧とはいきませんが、
50歳を超えた以降ではミスはありません。
トータルしても正解率は、
99.9%でしょう。
回答に要した時間は、通常2秒です。
Q.経営者からの質問1万件で、
正解率99.9%の秘訣は何だと思われますか?
これは経営者にとっても重要です。
経営者は判断、決断の連続だからです。
A.秘訣は、原理原則に照らすということです。
●原理原則の穴が10個ほど空いている
例えば先日、こういう質問を受けました。
「先日のカンブリア宮殿、
物語コーポレーションの加藤社長が、
現場のちょっとしたことにも、
『これは改善せねば』と言っていました。
あのような現場の細かなことにも口を出すと、
現場からうるさがられないですか?」
あなたであれば、どう回答されますか?
パチンコ盤では、
弾かれた球が上から落ちながら、
どこかの穴に入っていきます。
臥龍の中には、
原理原則の穴が10個ほど空いています。
上記の質問は、
「新入社員から社長まで、
全従業員が一つ同じ仕事をしている」という
「絶対ジョブ」の穴に入ると
答えがピンと出てきます。
「絶対ジョブ」とは、
「昨年より今年、今年より来年、
よりお客様に選ばれる我が社になるために、
自分は何が出来るか?」です。
売上、利益、そして給料、
全てお客様からです。
お客様が離れる(卒業する)要因をつぶす。
このことに躊躇しない。
お客様がファンになる要因を提言(明言)する。
このことに躊躇しない。
物語コーポレーションでは
全従業員が開発・改善担当であれと啓蒙しています。
たまたまテレビで紹介されたのが、
加藤社長ということです。
●「学び事を一言集約する習慣」を持つこと
なお、40代、50代で判断力を発揮するには、2
0代、30代において、
「学び事を一言集約する習慣」を持つことです。
臥龍はそのことによって、
10個の「原理原則の穴」が出来ました。
10個あれば、
1万件の質問にも明快に答えが出ます。
臥龍がアドバイスしたことで、
目の前の霧がみるみる晴れていった経営者の感想が、
記されています。
★経営者の声の一部です。
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●2022年1~3月開講
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【社長のビタミン・一日一語】5351 社長が持つべき「想定問答集」
★第5351号の「一日一語」は、『社長が持つべき「想定問答集」』
『臥龍ファミリーの皆さま、
そしてメルマガ読者の皆さま、
おはようございます!
社長には
場を支配する「権威」が要ります。
「権威」は、
日々の反応によって創られます。
●固まったら認めたことになる
臥龍です。
経営はライブです。
経営者には、
従業員から様々な投げかけがあります。
それに、即反応しないといけません。
一例をあげます。
先般、ある自動車学校が、
全員である工場に企業見学会に行きました。
工場は、6SS(整理・整頓・清掃・清潔・
作法+ショールーム化)がよくできた会社です。
自動車学校の社長が、
「我が社でも〇月〇日に
見学受け入れ会をします。
しっかり準備しましょう」と言いました。
すると古手社員が、
「社長、その日に
お客様からの予約がたくさん入ったら、
どうされるですか?やれるんですか?」
という発言がありました。
その瞬間、社長、固まってしまいました。
すると見学先の社長から、
「まず決めたらどうですか?
たくさんの予約が入れば、
その中で出来る方法を考えたらどうですか?
あるいは、お客様に
別の日程への振り替えもできますよね」と
助け船が出ました。
そして自動車学校の社長も、
「予定通りやります」と
締めることができたそうです。
固まったら認めたことになります。
社長の大事な仕事は、
従業員からの発言・意見・提言を予め予測し、
最善の反応をする準備をしておくことです。
●スルーしたら認めたことになる
本日の午後、
ある会社の研修を担当しました。
最後に参加者から
ひと言スピーチをいただく時間になりました。
お二人目のスピーチ、
「こういう研修は予め内容を伝えていただないと
準備ができません」という発言がありました。
そのまま次にいく雰囲気だったので、
臥龍、「〇〇さんは、今日の内容、
社長に質問されましたか?」と聞きました。
「いいえ」だったので、
「質問しなければ、分かったことになります。
それもありますが、〇〇さんはリーダーです。
リーダーは、この場のラストで
皆のやる気が高まる発言をすることが仕事です」と
はっきり伝えました。
実は、午前中に兆しがあったのです。
この会社に伺ったとき、
「社員から、この期末日に
なんで研修するんだという声があります」
と聞いたので、
「そういうときは、
二か月前に日程を告知したときに言って欲しい。
反応がなければ認めたことになる。
後になってから反対ですということが
まかり通る会社にはしないと
はっきり言いなさい」とアドバイスしました。
反応しないと認めたことになります。
社長の大事な仕事は、
従業員からの発言・意見・提言を予め予測し、
最善の反応をする準備をしておくことです。
●無茶ぶり歓迎
余談ですが、この最後のスピーチも
司会の役員が、「急に振って悪いけど」と
枕言葉で言ったので、
臥龍は、
「急に振るよ。成長のチャンスが皆に来たね!」と
言いなさいと、即反応しました。
だって、現場はライブです。
お客さまも部下も急に振ってきます。
どこにどういう球を投げますと
予告してくれる対戦ピッチャーはいません。
ライブで反応する訓練が大事です。
だから臥龍は、研修においては
「無茶ぶり歓迎、だって現場はライブだから」
というスタンスでいます。
企業進化道場もライブでの
臥龍反応が重要な商品となります。
●2022年1~3月開講
第87期 新生・企業進化道場 IN東京
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一年に1~2期のみの開催、6社限定の講座です!
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事務所移転のお知らせ
この度、一般社団法人「志授業」推進協議会は、下記へ移転いたしました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
[新所在地]
〒135-0062
東京都江東区東雲
1-9-31ー4304
TEL 03-5547-4801
FAX 03-5547-4806
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