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「社長のビタミン・一日一語」第6098号~第6102号(2024.12.23~12.27発行)
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【社長のビタミン・一日一語】6098「理念2.0の時代」
●「理念2.0の時代」
昨日の朝のZoomセミナーで、ある社長が、
「経営理念が腑に落ちないので、改めて作成したい」
という旨の発言をされた。
臥龍、最近は、即座の否定反応はしないのですが、
このときはしました。
それは、社内に周知徹底する前に、
頭の中だけの想像で、
やらない、変更するという人は、その後も、
同じことを繰り返す可能性が高い。
せめて3か月徹底してからの修正でないと、
実学にならないことを知っているからだ。
セミナー後に個別相談したところ、
以下の理念を掲げたいということだった。
「全従業員の物心両面の幸福を実現すると共に、
新たな価値を創造し、持続可能な未来を築く」
ベースは、稲盛和夫先生の思想ということだった。
臥龍は、以下のアドバイスをした。
(ここから)
松下幸之助翁や稲盛和夫先生が創業されたときは、
まだ理念自体が確立していない企業が多い時代でした。
理念1.0の時代でした。
上記の理念は、正しいです。
しかし、社名を消せば、
どこの会社が掲げても通用します。
それでは、優秀な学生に刺さりません。
従業員にも刺さりません。
今は、理念の大切さは分かった上で、
どう独自性を出すかで苦労する時代です。
少なくとも臥龍ファミリーは、皆そうです。
理念2.0の時代です。
先に策定した理念は、独自性を考慮したものです。
但し、松下幸之助翁や稲盛和夫先生の理念を徹底させる
執念・狂気は、今もお手本です。
どのような理念を創るかよりも、
その徹底がいつの時代にも課題です。
そしてその鍵は、理念教祖である社長、
理念伝道師である幹部に掛かっていますね。
(ここまで)
以下の返信があった。
(ここから)
理念2.0のお話し、
とても分かりやすく理解できました。
松下氏、稲盛氏の
執念や狂気とも呼べるほどの意思の強さで
理念を徹底させるという姿勢をお手本に、
私が心から実現したいと願う理念を、
自ら体現してまいります。
(ここまで)
考えてみると、物語コーポレーションの理念、
「Smile & Sexy」は独自性が高い。
故に最初はなんだこれはと思われるが、
一度腑に落ちると、なかなかに抜けないものとなる。
昨日の朝のZoomセミナーで、ある社長が、
「経営理念が腑に落ちないので、改めて作成したい」
という旨の発言をされた。
臥龍、最近は、即座の否定反応はしないのですが、
このときはしました。
それは、社内に周知徹底する前に、
頭の中だけの想像で、
やらない、変更するという人は、その後も、
同じことを繰り返す可能性が高い。
せめて3か月徹底してからの修正でないと、
実学にならないことを知っているからだ。
セミナー後に個別相談したところ、
以下の理念を掲げたいということだった。
「全従業員の物心両面の幸福を実現すると共に、
新たな価値を創造し、持続可能な未来を築く」
ベースは、稲盛和夫先生の思想ということだった。
臥龍は、以下のアドバイスをした。
(ここから)
松下幸之助翁や稲盛和夫先生が創業されたときは、
まだ理念自体が確立していない企業が多い時代でした。
理念1.0の時代でした。
上記の理念は、正しいです。
しかし、社名を消せば、
どこの会社が掲げても通用します。
それでは、優秀な学生に刺さりません。
従業員にも刺さりません。
今は、理念の大切さは分かった上で、
どう独自性を出すかで苦労する時代です。
少なくとも臥龍ファミリーは、皆そうです。
理念2.0の時代です。
先に策定した理念は、独自性を考慮したものです。
但し、松下幸之助翁や稲盛和夫先生の理念を徹底させる
執念・狂気は、今もお手本です。
どのような理念を創るかよりも、
その徹底がいつの時代にも課題です。
そしてその鍵は、理念教祖である社長、
理念伝道師である幹部に掛かっていますね。
(ここまで)
以下の返信があった。
(ここから)
理念2.0のお話し、
とても分かりやすく理解できました。
松下氏、稲盛氏の
執念や狂気とも呼べるほどの意思の強さで
理念を徹底させるという姿勢をお手本に、
私が心から実現したいと願う理念を、
自ら体現してまいります。
(ここまで)
考えてみると、物語コーポレーションの理念、
「Smile & Sexy」は独自性が高い。
故に最初はなんだこれはと思われるが、
一度腑に落ちると、なかなかに抜けないものとなる。
【社長のビタミン・一日一語】6099「自分らしく、堂々と生きる」
●「自分らしく、堂々と生きる」
杉良太郎の中学生からの質問への答えが良かった。
茨城県茨城町立青葉中学校で講演会を開催。
「緊張しないようにするには」との問いに、
「人にこびて姑息な考えがあるから緊張する。
堂々と生きてほしいし、本当に怖いのは
他人ではなく自分の心」と答えた。
「自分らしく、堂々と生きる」と、人は幸せになる。
Netflixで観える映画で、「6888郵便大隊」が超お勧めだ。
https://ameblo.jp/fpd-20190304-2019/entry-12879621214.html
臥龍、思わず涙しました。
第二次世界大戦末期のアメリカにおいて組織された
黒人並びに有色人種の女性部隊。
今では信じられないような人種差別と女性蔑視。
白人上官からの部隊潰しの姑息な嫌がらせ。
その中で、部隊を率いる
チャリティー・アダムズ大尉の毅然とした姿が感動的だ。
堂々としている。
「自信があるから堂々としているのではない。
堂々と振る舞うから自信が生まれるのだ」(臥龍)
2025年、臥龍も貴方も
「自分らしく、堂々と生きる」を貫いて参りましょう。
物語コーポレーションの物語人も
「自分らしく、堂々と生きる」がポリシーだ。
杉良太郎の中学生からの質問への答えが良かった。
茨城県茨城町立青葉中学校で講演会を開催。
「緊張しないようにするには」との問いに、
「人にこびて姑息な考えがあるから緊張する。
堂々と生きてほしいし、本当に怖いのは
他人ではなく自分の心」と答えた。
「自分らしく、堂々と生きる」と、人は幸せになる。
Netflixで観える映画で、「6888郵便大隊」が超お勧めだ。
https://ameblo.jp/fpd-20190304-2019/entry-12879621214.html
臥龍、思わず涙しました。
第二次世界大戦末期のアメリカにおいて組織された
黒人並びに有色人種の女性部隊。
今では信じられないような人種差別と女性蔑視。
白人上官からの部隊潰しの姑息な嫌がらせ。
その中で、部隊を率いる
チャリティー・アダムズ大尉の毅然とした姿が感動的だ。
堂々としている。
「自信があるから堂々としているのではない。
堂々と振る舞うから自信が生まれるのだ」(臥龍)
2025年、臥龍も貴方も
「自分らしく、堂々と生きる」を貫いて参りましょう。
物語コーポレーションの物語人も
「自分らしく、堂々と生きる」がポリシーだ。
【社長のビタミン・一日一語】6100「本当は、間違っていたらやり直せばいいだけのこと」
●「本当は、間違っていたらやり直せばいいだけのこと」
日本人のマインドが、
「自分らしく、堂々と生きる」ことの
ハードルを高くしている。
それが、「間違ってはならない」という
マインドブロック。
味の素の企業変革を描いた
「会社を変えるということ」(福士博司:著)を読むと、
以下のことが書かれていた。
(ここから)
P40 そこで私は自分自身が正しくない英語でも、
なるべく会話をするように心がけました。
もしかすると間違った表現発音があったかもしれませんが、
それでも自分が見本になろうと考えたのです。
すると私の間違いを見るようになってから、
研究室の人たちも積極的に
英語を話すようになってくれました。
P41 何よりも文化を変えることが組織にとって重要。
氷山の一角が「ルール変更」英語の公用語化。
氷山の下が「文化変革」
英語を間違うことが恥ずかしくない空気。
水面下に沈んでいる「文化」から変えなければ意味がない。
P42 私がこの経験を通して体験できたのは
英語の公用語化ではなく
「組織や人に根付く
失敗を恐れる文化からの脱却」だったと言えるでしょう。
(ここまで)
そうなんです。
日本人の「失敗を恐れる文化からの脱却」は、
超重要な課題だ。
小林佳雄さんが、よくジョークで言っていたのは、
「間違ったと思ったら2回まではいいじゃないか。
離婚。でもうちは大丈夫だから(笑)」。
「間違っていたらやり直せばいい」、
こうありたいと思っても、
間違いを許さない気配が少しでもあると、
日本人はやらない。
現に臥龍が5年間在籍した
大手コンサルタント会社がそうだった。
創業者が残したものを踏襲はするが、
新規事業は一切生まれなかった。
トップは、「挑戦歓迎」「空振り称賛」の文化を、
懸命に努力して創らないといけない。
一球を空振りしても、次で修正すればいい。
物語コーポレーションの「明言のすすめ」に
次の一節がある。
(ここから)
「明言」するから相手も「そう!」「違う!」と
反応してくれるのです。
「明言」するから相手も自分の意見に気がつくのです。
「明言」するから議論が生まれるのです。
間違っていれば「ごめん、すまん」と
素直に詫びればいいだけです。
(ここまで)
間違っていれば「ごめん、すまん」と
素直に詫びればいいだけです。
2025年、こういう企業文化を是非、創りましょう!
日本人のマインドが、
「自分らしく、堂々と生きる」ことの
ハードルを高くしている。
それが、「間違ってはならない」という
マインドブロック。
味の素の企業変革を描いた
「会社を変えるということ」(福士博司:著)を読むと、
以下のことが書かれていた。
(ここから)
P40 そこで私は自分自身が正しくない英語でも、
なるべく会話をするように心がけました。
もしかすると間違った表現発音があったかもしれませんが、
それでも自分が見本になろうと考えたのです。
すると私の間違いを見るようになってから、
研究室の人たちも積極的に
英語を話すようになってくれました。
P41 何よりも文化を変えることが組織にとって重要。
氷山の一角が「ルール変更」英語の公用語化。
氷山の下が「文化変革」
英語を間違うことが恥ずかしくない空気。
水面下に沈んでいる「文化」から変えなければ意味がない。
P42 私がこの経験を通して体験できたのは
英語の公用語化ではなく
「組織や人に根付く
失敗を恐れる文化からの脱却」だったと言えるでしょう。
(ここまで)
そうなんです。
日本人の「失敗を恐れる文化からの脱却」は、
超重要な課題だ。
小林佳雄さんが、よくジョークで言っていたのは、
「間違ったと思ったら2回まではいいじゃないか。
離婚。でもうちは大丈夫だから(笑)」。
「間違っていたらやり直せばいい」、
こうありたいと思っても、
間違いを許さない気配が少しでもあると、
日本人はやらない。
現に臥龍が5年間在籍した
大手コンサルタント会社がそうだった。
創業者が残したものを踏襲はするが、
新規事業は一切生まれなかった。
トップは、「挑戦歓迎」「空振り称賛」の文化を、
懸命に努力して創らないといけない。
一球を空振りしても、次で修正すればいい。
物語コーポレーションの「明言のすすめ」に
次の一節がある。
(ここから)
「明言」するから相手も「そう!」「違う!」と
反応してくれるのです。
「明言」するから相手も自分の意見に気がつくのです。
「明言」するから議論が生まれるのです。
間違っていれば「ごめん、すまん」と
素直に詫びればいいだけです。
(ここまで)
間違っていれば「ごめん、すまん」と
素直に詫びればいいだけです。
2025年、こういう企業文化を是非、創りましょう!
【社長のビタミン・一日一語】6101「年末年始の読書としてお勧めしたい本:ベスト6~4位」
●「年末年始の読書としてお勧めしたい本:ベスト6~4位」
■6位:「うまくいっている人の考え方」
(ジェリー・ミンチントン:著、ディスカバー・ツエンテ:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P5 自尊心を取り戻すのはそんなにむずかしいことではない。
要は、自分に対する考え方を修正すればいいだけである。(中略)
いちばん大きな見返りは、新しいセルフ・イメージ
(自分自身について抱いているイメージ)である。
P164 いい人間関係は、次の条件のほとんどを満たしている。
・同じ目標に向かって努力している。
・等しく貢献し、等しく恩恵を受けている。
・同じルールに従っている。
・お互いを信頼し尊敬し合っている。
・倫理や信条に反することを強要されない。
・自由にその人間関係から離れることができる。
P200 私たちは、自分の怒りの原因が
周囲の人や出来事にあると考えるが、実際はそうではない。
周囲の人や出来事が自分の思いどおりになるべきだと思い込んで、
自分を怒らせているだけなのだ。
★一言集約
自尊心=自己肯定感。
全ての因は我に在り、自分が完全にコントロールできるのは
自分自身ということを再確認する本だった。
真理を易しく伝えるからロングセラーになる。
★自分への置き換え
自分の主観で、低レベルの批判をするような人に対して
向き合う自分を整えていく。
■5位「自由への手紙」(オードリー・タン:著、講談社:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P-41 公共サービスとは、最も大変な状況にある人たちの声に耳を傾け、
彼らの考えを反映させなければならないという極めてシンプルな一例です。
P-46 大人が子どもに対して、大人のように振る舞うことを期待していると、
子どもは期待に沿うべく育ちます。反対に、大人が子どもを赤ちゃん扱いすると、
相手もその期待を満たす行動をとるようになります。(中略)
「生物学上の年齢で人を区別してはいけない」
「その人の生き方や社会的期待に働きかけるべきだ」
P-170 とにかく話すスピードが圧倒的に速いのだ。(中略)
スピードについていえば、そもそも彼女に取材依頼したときから、
異例ずくめだった。(中略)わずか8分後(!)には、
スタッフの一人から返信が届き、メディアの取材対応窓口となる担当者と、
そのメールアドレスを教えてくれた。
★一言集約
先日お会いした、岡山県総社市の片岡聡一市長と通じる点が多々あった。
市長の政治理念「政治とは、一人では生きづらい人々を守るためにある」と
「政治に最も欠け、最も必要なものはスピード」とまったく同じ趣旨。
日本の政治の遅れを痛感する。
なお、日本の企業経営においても「スピード」が最も欠けている点だ。
★自分への置き換え
「志授業」を更に自信を持って推進する「背中を押す力」をいただいた。
また、「ハッシュタグ」の重要性を認識した。
■4位「世界は経営でできている」(岩尾俊兵:著、講談社:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P183 国家は国民が共同で創り上げた虚構であり、
国家自体は究極の目的にはなりえない。
究極の目的になりうるのは「国民一人ひとりの幸せ」のはずである。
国家も政治体制も、政治理念も、人間が作ったもの=人工物である。
人間を幸せにしない人工物は捨てられるだけである。
P186 特定の王国や文明が稚拙な国家経営によって弱体化したとき、
まるで狙ったかのように危機
(異民族の侵略、大災害と飢餓、内乱と革命などなど)がやってくる。
P193 世界から経営が失われている。(中略)
プラトンの時代からドラッカーの登場まで、
人類史における本来の経営は
「価値創造という究極の目的に向かい、
中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、
究極の目的の実現を妨げるさまざまな対立を解消して、
豊かな共同体を作り上げること」だったはずだ。
★一言集約
松下幸之助翁の宇宙観「宇宙は常に生成発展している。
生き詰まりはない」を見事に解説してくれた本
★自分への置き換え
日頃から「人生経営の社長」を表明しているので
タイトルに惹かれましたが、中身はとんでもなく深かった。
章では結構ユーモアもありますが、全ては193ページからの
「おわりに=まとめ」を納得させるための伏線だった。
「人本主義経営」に携わる経営者、
経営コンサルタントにとって「必読の書」、
臥龍にとっては「マイバイブル」に加える一冊になった。
なお【究極の目的になりうるのは
「国民一人ひとりの幸せ」のはずである】から、
岡山県総社市の片岡聡一市長の政治理念の正しさを改めて痛感した。
■6位:「うまくいっている人の考え方」
(ジェリー・ミンチントン:著、ディスカバー・ツエンテ:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P5 自尊心を取り戻すのはそんなにむずかしいことではない。
要は、自分に対する考え方を修正すればいいだけである。(中略)
いちばん大きな見返りは、新しいセルフ・イメージ
(自分自身について抱いているイメージ)である。
P164 いい人間関係は、次の条件のほとんどを満たしている。
・同じ目標に向かって努力している。
・等しく貢献し、等しく恩恵を受けている。
・同じルールに従っている。
・お互いを信頼し尊敬し合っている。
・倫理や信条に反することを強要されない。
・自由にその人間関係から離れることができる。
P200 私たちは、自分の怒りの原因が
周囲の人や出来事にあると考えるが、実際はそうではない。
周囲の人や出来事が自分の思いどおりになるべきだと思い込んで、
自分を怒らせているだけなのだ。
★一言集約
自尊心=自己肯定感。
全ての因は我に在り、自分が完全にコントロールできるのは
自分自身ということを再確認する本だった。
真理を易しく伝えるからロングセラーになる。
★自分への置き換え
自分の主観で、低レベルの批判をするような人に対して
向き合う自分を整えていく。
■5位「自由への手紙」(オードリー・タン:著、講談社:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P-41 公共サービスとは、最も大変な状況にある人たちの声に耳を傾け、
彼らの考えを反映させなければならないという極めてシンプルな一例です。
P-46 大人が子どもに対して、大人のように振る舞うことを期待していると、
子どもは期待に沿うべく育ちます。反対に、大人が子どもを赤ちゃん扱いすると、
相手もその期待を満たす行動をとるようになります。(中略)
「生物学上の年齢で人を区別してはいけない」
「その人の生き方や社会的期待に働きかけるべきだ」
P-170 とにかく話すスピードが圧倒的に速いのだ。(中略)
スピードについていえば、そもそも彼女に取材依頼したときから、
異例ずくめだった。(中略)わずか8分後(!)には、
スタッフの一人から返信が届き、メディアの取材対応窓口となる担当者と、
そのメールアドレスを教えてくれた。
★一言集約
先日お会いした、岡山県総社市の片岡聡一市長と通じる点が多々あった。
市長の政治理念「政治とは、一人では生きづらい人々を守るためにある」と
「政治に最も欠け、最も必要なものはスピード」とまったく同じ趣旨。
日本の政治の遅れを痛感する。
なお、日本の企業経営においても「スピード」が最も欠けている点だ。
★自分への置き換え
「志授業」を更に自信を持って推進する「背中を押す力」をいただいた。
また、「ハッシュタグ」の重要性を認識した。
■4位「世界は経営でできている」(岩尾俊兵:著、講談社:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P183 国家は国民が共同で創り上げた虚構であり、
国家自体は究極の目的にはなりえない。
究極の目的になりうるのは「国民一人ひとりの幸せ」のはずである。
国家も政治体制も、政治理念も、人間が作ったもの=人工物である。
人間を幸せにしない人工物は捨てられるだけである。
P186 特定の王国や文明が稚拙な国家経営によって弱体化したとき、
まるで狙ったかのように危機
(異民族の侵略、大災害と飢餓、内乱と革命などなど)がやってくる。
P193 世界から経営が失われている。(中略)
プラトンの時代からドラッカーの登場まで、
人類史における本来の経営は
「価値創造という究極の目的に向かい、
中間目標と手段の本質・意義・有効性を問い直し、
究極の目的の実現を妨げるさまざまな対立を解消して、
豊かな共同体を作り上げること」だったはずだ。
★一言集約
松下幸之助翁の宇宙観「宇宙は常に生成発展している。
生き詰まりはない」を見事に解説してくれた本
★自分への置き換え
日頃から「人生経営の社長」を表明しているので
タイトルに惹かれましたが、中身はとんでもなく深かった。
章では結構ユーモアもありますが、全ては193ページからの
「おわりに=まとめ」を納得させるための伏線だった。
「人本主義経営」に携わる経営者、
経営コンサルタントにとって「必読の書」、
臥龍にとっては「マイバイブル」に加える一冊になった。
なお【究極の目的になりうるのは
「国民一人ひとりの幸せ」のはずである】から、
岡山県総社市の片岡聡一市長の政治理念の正しさを改めて痛感した。
【社長のビタミン・一日一語】6102「年末年始の読書としてお勧めしたい本:ベスト3~1位」
●「年末年始の読書としてお勧めしたい本:ベスト3~1位」
■3位:「会社を変えるということ」
(福士博司:著、ダイヤモンド社:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P52 日本企業にとってこの30年は失われた30年なのではなく、
「夢を失った30年」なのではないかと考えています。
日本企業は自ら夢見ることを諦めた結果として、
高い生産性や高パフォーマンスを失い
世界の最先端から大きく後退してしまった。
P175 個人プレゼンテーションは、
直属の上司や所属グループの間での
コミュニケーションにとどまりがちな組織風土、
カルチャーを一変する能力があります。
やり方は極めてシンプルで、半期に一度、
部・課などを構成する20~40名ほどが一堂に集まり、
一人ひとりが全員に対して、
過去半年間の目標の振り返りと次の目標について
10分程度でプレゼンを行います。
そのプレゼンに対して
全員が助言や意見などを
フィードバックするというものです。
P189 日本において、値上げは敬遠されがちですが、
商品の価値を上げるというコンセプトさえ
しっかりあれば受け入れられます。
★一言集約
自分の「第二創業支援コンサルティング」は
間違っていなかったとの確信を深める本だった。
自分は、36年前から「パーパス経営」を掲げていた。
★自分への置き換え
顧問先及び顧問先候補の方々と
価値観を合わせるテキスト本として活用する。
顧問先の中に「DX」部門又は委員会を設ける。
「夢を失った30年」は衝撃だったが、
臥龍は「大志を失った30年」がより本質だと思っている。
臥龍は生まれてから大人になるまでの間、
「大志を語る大人」に一人も出会わなかった。
だからこそ、子ども達には、
堂々と「大志を語る生の大人像」を
見せていこうと決意している。
■2位:「ザ・ラストマン」(川村隆:著、角川新書:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P21 ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが、
会社内に“お仲間”をつくっていても意味がありません。
たくさんの人と“話し合い”だけを続けても変化は起こせません。
外部環境に責任を押しつけても仕方ないでしょう。
結局、自分がやるしかないな―そんな感覚で、
しかし楽観的に、淡々と実行を続けることこそが重要です。
まず自分から変わるために。
P199 残念ながら、今の日本人は海外と比べると
「開拓者精神」に乏しい感じがします。
これは日立の海外の取締役にも、指摘されることです。
取締役会に参加している執行役の説明を聞いた
海外の取締役たちは、「アグレッシブじゃない」
「開拓者精神を忘れているんじゃないか?」と
厳しい言葉を投げかけるのです。
国内の執行役は、開拓者精神を持ってやっているつもりでも、
海外の一流企業のトップを務めてきた取締役たちから見ると、
まだまだおとなしすぎるようです。
「ちょっと頑張ればできそうな無難な提案が多い」
「攻めて攻めてという部分がどうもまだ足りない」というのが、
彼らの意見です。
これは日立の問題でもあり、日本の問題でもあると思います。
P230 リーダー教育とはすなわちエリート教育です。
海外の経営者と渡り合っていくには、
企業や国を負って立つという
ラストマンとしての心構え覚悟がなければ、
いつまでたってもNOと言えない日本人のままでしょう。
それはエリート教育で養われるものです。
平等主義がまかり通っている日本では「エリート教育」と言うと、
いい顔をされませんが、今や世界でも
エリート教育をしっかりしていないのは日本ぐらいです。
日本ではミドル層の教育レベルは高く、
それは素晴らしいことなのですが、加えて将来、
国の中枢を担うリーダー層の教育こそ
力を入れるべきなのではないでしょうか。
★一言集約
5年ぶりに我が経営のバイブルに、
新たな一冊が加わりました。
★自分への置き換え
各企業内の「ザ・ラストマン」=
「自分が変れば会社は変わる当事者意識の人」の
比率を高め続けること。
■1位:「志高く 孫正義正伝 決定版」
(井上篤夫:著、実業の日本社:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P24 父の三憲はほめちぎった。
「おまえを見ていると、
おれは途方もないことを考えるようになった」。
「ひょっとするとおまえは天才じゃないか」。
「日本で一番だ」。「おまえは大物になる」
P69 真っ先に孫が会いにいったのは、
バークレーの付属研究所のなかでも
とくに有名な宇宙科学研究所の
フォレスト・モーザー博士。
P320 「ガソリンかぶるんですよ」
演技などではない。真剣だ。
★一言集約
「志」を持って生きることの大切さを改めて痛感し、
「志授業」普及への覚悟を一段と高めることが出来た。
★自分への置き換え
1.偉人メンターの大切さを説いてきた。
自分も「坂本龍馬」「松下幸之助」「土光敏夫」「出光佐三」
「後藤新平」の各先人を深掘りしてきた自覚はあるが、
井上篤夫氏の取材執念に、
「そこまでやらないと神髄には迫れない」という
想いを新たにした。
2.本人の素質もあったと思うが、その開花は、
お父様の「大人扱い・一個の人格扱い」あってのこと。
「志授業」で、子ども達に
「未来からの使者」として向き合うのは
間違いのないことだった。
3.「いますぐ三年生にしていただけませんか?」
「ぼくが直接アピールしてくる・・・」を読み、
「いますぐ社長にしていただけませんか?」と
言える若者を育てたいと思った。
4.「人生50か年計画」のお役立ち山、
登るべき登山口は「一日ひとつ発明をするんだ」。
そして「このうち、一本にしぼろう」、
そしてトップキーマン(フォレスト・モーザー博士)に
アタック。この「成功の方程式」を、今後も実践。
5.「ガソリンかぶるんですよ」演技などではない。
真剣だ。金も名誉もいらん。
大志のために命がけの人間には、必ず道が拓ける。
■3位:「会社を変えるということ」
(福士博司:著、ダイヤモンド社:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P52 日本企業にとってこの30年は失われた30年なのではなく、
「夢を失った30年」なのではないかと考えています。
日本企業は自ら夢見ることを諦めた結果として、
高い生産性や高パフォーマンスを失い
世界の最先端から大きく後退してしまった。
P175 個人プレゼンテーションは、
直属の上司や所属グループの間での
コミュニケーションにとどまりがちな組織風土、
カルチャーを一変する能力があります。
やり方は極めてシンプルで、半期に一度、
部・課などを構成する20~40名ほどが一堂に集まり、
一人ひとりが全員に対して、
過去半年間の目標の振り返りと次の目標について
10分程度でプレゼンを行います。
そのプレゼンに対して
全員が助言や意見などを
フィードバックするというものです。
P189 日本において、値上げは敬遠されがちですが、
商品の価値を上げるというコンセプトさえ
しっかりあれば受け入れられます。
★一言集約
自分の「第二創業支援コンサルティング」は
間違っていなかったとの確信を深める本だった。
自分は、36年前から「パーパス経営」を掲げていた。
★自分への置き換え
顧問先及び顧問先候補の方々と
価値観を合わせるテキスト本として活用する。
顧問先の中に「DX」部門又は委員会を設ける。
「夢を失った30年」は衝撃だったが、
臥龍は「大志を失った30年」がより本質だと思っている。
臥龍は生まれてから大人になるまでの間、
「大志を語る大人」に一人も出会わなかった。
だからこそ、子ども達には、
堂々と「大志を語る生の大人像」を
見せていこうと決意している。
■2位:「ザ・ラストマン」(川村隆:著、角川新書:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P21 ちょっと厳しく聞こえるかもしれませんが、
会社内に“お仲間”をつくっていても意味がありません。
たくさんの人と“話し合い”だけを続けても変化は起こせません。
外部環境に責任を押しつけても仕方ないでしょう。
結局、自分がやるしかないな―そんな感覚で、
しかし楽観的に、淡々と実行を続けることこそが重要です。
まず自分から変わるために。
P199 残念ながら、今の日本人は海外と比べると
「開拓者精神」に乏しい感じがします。
これは日立の海外の取締役にも、指摘されることです。
取締役会に参加している執行役の説明を聞いた
海外の取締役たちは、「アグレッシブじゃない」
「開拓者精神を忘れているんじゃないか?」と
厳しい言葉を投げかけるのです。
国内の執行役は、開拓者精神を持ってやっているつもりでも、
海外の一流企業のトップを務めてきた取締役たちから見ると、
まだまだおとなしすぎるようです。
「ちょっと頑張ればできそうな無難な提案が多い」
「攻めて攻めてという部分がどうもまだ足りない」というのが、
彼らの意見です。
これは日立の問題でもあり、日本の問題でもあると思います。
P230 リーダー教育とはすなわちエリート教育です。
海外の経営者と渡り合っていくには、
企業や国を負って立つという
ラストマンとしての心構え覚悟がなければ、
いつまでたってもNOと言えない日本人のままでしょう。
それはエリート教育で養われるものです。
平等主義がまかり通っている日本では「エリート教育」と言うと、
いい顔をされませんが、今や世界でも
エリート教育をしっかりしていないのは日本ぐらいです。
日本ではミドル層の教育レベルは高く、
それは素晴らしいことなのですが、加えて将来、
国の中枢を担うリーダー層の教育こそ
力を入れるべきなのではないでしょうか。
★一言集約
5年ぶりに我が経営のバイブルに、
新たな一冊が加わりました。
★自分への置き換え
各企業内の「ザ・ラストマン」=
「自分が変れば会社は変わる当事者意識の人」の
比率を高め続けること。
■1位:「志高く 孫正義正伝 決定版」
(井上篤夫:著、実業の日本社:刊)
★臥龍に特に響いた箇所
P24 父の三憲はほめちぎった。
「おまえを見ていると、
おれは途方もないことを考えるようになった」。
「ひょっとするとおまえは天才じゃないか」。
「日本で一番だ」。「おまえは大物になる」
P69 真っ先に孫が会いにいったのは、
バークレーの付属研究所のなかでも
とくに有名な宇宙科学研究所の
フォレスト・モーザー博士。
P320 「ガソリンかぶるんですよ」
演技などではない。真剣だ。
★一言集約
「志」を持って生きることの大切さを改めて痛感し、
「志授業」普及への覚悟を一段と高めることが出来た。
★自分への置き換え
1.偉人メンターの大切さを説いてきた。
自分も「坂本龍馬」「松下幸之助」「土光敏夫」「出光佐三」
「後藤新平」の各先人を深掘りしてきた自覚はあるが、
井上篤夫氏の取材執念に、
「そこまでやらないと神髄には迫れない」という
想いを新たにした。
2.本人の素質もあったと思うが、その開花は、
お父様の「大人扱い・一個の人格扱い」あってのこと。
「志授業」で、子ども達に
「未来からの使者」として向き合うのは
間違いのないことだった。
3.「いますぐ三年生にしていただけませんか?」
「ぼくが直接アピールしてくる・・・」を読み、
「いますぐ社長にしていただけませんか?」と
言える若者を育てたいと思った。
4.「人生50か年計画」のお役立ち山、
登るべき登山口は「一日ひとつ発明をするんだ」。
そして「このうち、一本にしぼろう」、
そしてトップキーマン(フォレスト・モーザー博士)に
アタック。この「成功の方程式」を、今後も実践。
5.「ガソリンかぶるんですよ」演技などではない。
真剣だ。金も名誉もいらん。
大志のために命がけの人間には、必ず道が拓ける。
事務所移転のお知らせ
この度、一般社団法人「志授業」推進協議会は、下記へ移転いたしました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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