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「社長のビタミン・一日一語」第6078号~第6082号(2024.11.6~11.13発行)
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【社長のビタミン・一日一語】6078「企業文化の源泉は、トップの言動にある」
●「企業文化の源泉は、トップの言動にある」
前号で「正解・不正解を気にしないで、
堂々と発言する企業は素晴らしい!」と書いたが、
臥龍が物語コーポレーションで驚愕した事例が二つある。
一つが、キャリア採用の方。
面接場面で、生まれて初めて、
家族以外に「自分はレズビアンです」とカミングアウト。
面接場面って、受かりたいために「仮面」を被り勝ち。
それなのに、面接場面で、
”この会社は自分を個人として表現していいんだ”と
感じさせた、「企業文化の濃さ」に驚く。
それを知って生まれた社内の反応が、
「我が社からカミングアウトという言葉をなくしたい。
何故なら、個人・個性として普通のことだから」。
もう一つが、リーダー対象に、臥
龍が「家訓」の大切さを講話したとき。
講話後は実務研修だったので、臥龍は、
当時社長であった小林佳雄さんと食事の予定だった。
するとある店長がやってきて、
「小林さん、臥龍先生のお話を聞いて、
改めて家庭経営の大切さを痛感しました。
でも今、自分は家内とピンチなんです」と言う。
”一部上場企業の管理職が、
家内とピンチってトップに言うか!”と内心驚いたが、
小林さんの反応にもっと驚いた。
「お前、後の研修に出なくていい。一緒に来い」
食事の席で、膝突き合わせて、
「どういう状況なんだ?」「こうしたらどうか?」と
真剣に話す小林さんを見て、
率直に凄い、そしてかっこいいと思ったものだ。
「個」を尊重する。
その企業文化の源泉は、トップの言動にある。
前号で「正解・不正解を気にしないで、
堂々と発言する企業は素晴らしい!」と書いたが、
臥龍が物語コーポレーションで驚愕した事例が二つある。
一つが、キャリア採用の方。
面接場面で、生まれて初めて、
家族以外に「自分はレズビアンです」とカミングアウト。
面接場面って、受かりたいために「仮面」を被り勝ち。
それなのに、面接場面で、
”この会社は自分を個人として表現していいんだ”と
感じさせた、「企業文化の濃さ」に驚く。
それを知って生まれた社内の反応が、
「我が社からカミングアウトという言葉をなくしたい。
何故なら、個人・個性として普通のことだから」。
もう一つが、リーダー対象に、臥
龍が「家訓」の大切さを講話したとき。
講話後は実務研修だったので、臥龍は、
当時社長であった小林佳雄さんと食事の予定だった。
するとある店長がやってきて、
「小林さん、臥龍先生のお話を聞いて、
改めて家庭経営の大切さを痛感しました。
でも今、自分は家内とピンチなんです」と言う。
”一部上場企業の管理職が、
家内とピンチってトップに言うか!”と内心驚いたが、
小林さんの反応にもっと驚いた。
「お前、後の研修に出なくていい。一緒に来い」
食事の席で、膝突き合わせて、
「どういう状況なんだ?」「こうしたらどうか?」と
真剣に話す小林さんを見て、
率直に凄い、そしてかっこいいと思ったものだ。
「個」を尊重する。
その企業文化の源泉は、トップの言動にある。
【社長のビタミン・一日一語】6079「誕生日は個別対応のチャンス」
●「誕生日は個別対応のチャンス」
誕生日は個別対応のチャンス。
従業員の誕生祝いを
型通りやっている企業は多いが、
すぐにマンネリになる。
物語コーポレーションの場合は
「パラダイムシフト バースディメール」。
通常は、上司や同僚が、
本人に「バースディメール」を送るが、
物語の場合は、本人が全社員に向けて、
仕事や人生について、節目としての振り返りや
今後に向けての抱負などをメールするのだ。
それに対して、上司や同僚から、
この一年で頑張ったことや成長したことが
フィードバックされる。
あるいは、昔一緒に働いて、
今は他店で頑張っている仲間や
同期入社の仲間から激励のフィードバックが届く。
トップや役員から届くことも珍しくない。
この「パラダイムシフト バースディメール」を始めてから、
離職率が数ポイント下がった。
人は、自分のことを「個人」として尊重されたいのだ。
この絶好のチャンスが誕生日だ。
それとは別に、上司が誕生日の部下に
手書きのハガキを贈るのが「バースディはがき」、
店長がお店のパートナー(アルバイト・パート)に
誕生日プレゼントを贈るのが「バースディプレゼント」も
実践している。
そして小林佳雄さんが現役の頃は、
一人ひとりに万年筆で、
お祝いと激励のメッセージを書かれていた。
2011年まで実施されていたが、社員数は約450名。
トップが毎日、一人ひとりの「個」と向き合って筆を執る姿勢。
臥龍は、率直に感動した。
誕生日は個別対応のチャンス。
従業員の誕生祝いを
型通りやっている企業は多いが、
すぐにマンネリになる。
物語コーポレーションの場合は
「パラダイムシフト バースディメール」。
通常は、上司や同僚が、
本人に「バースディメール」を送るが、
物語の場合は、本人が全社員に向けて、
仕事や人生について、節目としての振り返りや
今後に向けての抱負などをメールするのだ。
それに対して、上司や同僚から、
この一年で頑張ったことや成長したことが
フィードバックされる。
あるいは、昔一緒に働いて、
今は他店で頑張っている仲間や
同期入社の仲間から激励のフィードバックが届く。
トップや役員から届くことも珍しくない。
この「パラダイムシフト バースディメール」を始めてから、
離職率が数ポイント下がった。
人は、自分のことを「個人」として尊重されたいのだ。
この絶好のチャンスが誕生日だ。
それとは別に、上司が誕生日の部下に
手書きのハガキを贈るのが「バースディはがき」、
店長がお店のパートナー(アルバイト・パート)に
誕生日プレゼントを贈るのが「バースディプレゼント」も
実践している。
そして小林佳雄さんが現役の頃は、
一人ひとりに万年筆で、
お祝いと激励のメッセージを書かれていた。
2011年まで実施されていたが、社員数は約450名。
トップが毎日、一人ひとりの「個」と向き合って筆を執る姿勢。
臥龍は、率直に感動した。
【社長のビタミン・一日一語】6080「日本一長い入社式」
●「日本一長い入社式」
物語コーポレーションの入社式は、
朝から夕方まで、日本一長いことで有名。
臥龍が参加したときも、数々のメディアが取材に来ていた。
何故、長いのか?
200名を超える新卒入社式だが、代表がないから。
一人ひとりに、個別の激励賞が読み上げ、贈られる。
本当に、よく一人ひとりの「個性」を掴んでいる。
「個」に光を当ててもらうと、嬉しいものだ。
そして一人ひとりが、決意表明を力強く述べる。
更に一人ひとりへ、
家族からのお祝い激励メッセージが流される。
30人以上の外国人新卒へもまったく同じ対応。
更に外国人新卒は、自国の民族衣装で参加。
会場に鮮やかな花が咲き誇ったようだ。
大人数になるとついつい代表者発表になるが、
新卒入社式という「人生に一度だけの機会」で、
「個」に光が当たらないのは、
ヒューマンスタンダード・人本主義から見たらおかしい。
仮に新卒入社が400名になれば、丸二日間やればいいだけ。
でないと、「個」の尊厳を「組織」の尊厳の上位におく、
という看板が泣く!
物語コーポレーションの入社式は、
朝から夕方まで、日本一長いことで有名。
臥龍が参加したときも、数々のメディアが取材に来ていた。
何故、長いのか?
200名を超える新卒入社式だが、代表がないから。
一人ひとりに、個別の激励賞が読み上げ、贈られる。
本当に、よく一人ひとりの「個性」を掴んでいる。
「個」に光を当ててもらうと、嬉しいものだ。
そして一人ひとりが、決意表明を力強く述べる。
更に一人ひとりへ、
家族からのお祝い激励メッセージが流される。
30人以上の外国人新卒へもまったく同じ対応。
更に外国人新卒は、自国の民族衣装で参加。
会場に鮮やかな花が咲き誇ったようだ。
大人数になるとついつい代表者発表になるが、
新卒入社式という「人生に一度だけの機会」で、
「個」に光が当たらないのは、
ヒューマンスタンダード・人本主義から見たらおかしい。
仮に新卒入社が400名になれば、丸二日間やればいいだけ。
でないと、「個」の尊厳を「組織」の尊厳の上位におく、
という看板が泣く!
【社長のビタミン・一日一語】6081「日本人は10歳で日本人になる」
●「日本人は10歳で日本人になる」
「日本人は10歳で日本人になる」、
これは小林佳雄さんの持論だが、臥龍も同感だ。
日本人は10歳頃、自分の意思決定を放棄し、
「強い者に巻かれる」「空気を読んで判断する」
「嫌われないことが大事になる」方に、
シフトするということ。
臥龍は幸い(?)にも、小中学生の時期、
対人コミュニケーション不在だったので、
結果的に自分自身の意思決定を保持した。
20代の臥龍に対する周りの評価は一貫して、
「空気の読めない奴」
「何を考えているか分からない奴」だった。
堂々と自分の考えや判断を表現できる人が
カッコいい奴という企業文化を、
小林さんは必死に創られてきた。
先ずその見本を自ら見せてきた。
堂々と
自分の考えや判断を表現できる人が集まらないと
「議論」が生まれない。
「議論」とは「最適解」の答えが出るまで、
喧々諤々(けんけんがくがく)、
意見交換を続けることだ。
「最適解」を出し続けるからお客様から評価され、
結果、市場で勝利する。
物語コーポレーションでは、
「会議での根回し禁止」だ。
この根回しの中で、
「常務はこういうご意向です」
というようなことがあれば、
「じゃそれに合わそう」という空気が生まれてしまう。
Q.貴社では、
堂々と自分の考えや判断を表現できる人が
カッコいい奴という企業文化が出来ていますか?
臥龍は、多くの同志と共に、
「10歳でシン日本人になるための”志授業”」を
普及している。
子ども達は、堂々と自分の考えや判断を表現する。
事例⇒ https://youtu.be/5vXjBLq-luo
まさにカッコいい社会人への「二分の一成人式」だ。
「日本人は10歳で日本人になる」、
これは小林佳雄さんの持論だが、臥龍も同感だ。
日本人は10歳頃、自分の意思決定を放棄し、
「強い者に巻かれる」「空気を読んで判断する」
「嫌われないことが大事になる」方に、
シフトするということ。
臥龍は幸い(?)にも、小中学生の時期、
対人コミュニケーション不在だったので、
結果的に自分自身の意思決定を保持した。
20代の臥龍に対する周りの評価は一貫して、
「空気の読めない奴」
「何を考えているか分からない奴」だった。
堂々と自分の考えや判断を表現できる人が
カッコいい奴という企業文化を、
小林さんは必死に創られてきた。
先ずその見本を自ら見せてきた。
堂々と
自分の考えや判断を表現できる人が集まらないと
「議論」が生まれない。
「議論」とは「最適解」の答えが出るまで、
喧々諤々(けんけんがくがく)、
意見交換を続けることだ。
「最適解」を出し続けるからお客様から評価され、
結果、市場で勝利する。
物語コーポレーションでは、
「会議での根回し禁止」だ。
この根回しの中で、
「常務はこういうご意向です」
というようなことがあれば、
「じゃそれに合わそう」という空気が生まれてしまう。
Q.貴社では、
堂々と自分の考えや判断を表現できる人が
カッコいい奴という企業文化が出来ていますか?
臥龍は、多くの同志と共に、
「10歳でシン日本人になるための”志授業”」を
普及している。
子ども達は、堂々と自分の考えや判断を表現する。
事例⇒ https://youtu.be/5vXjBLq-luo
まさにカッコいい社会人への「二分の一成人式」だ。
【社長のビタミン・一日一語】6082「人間関係のストレスから解放される方法」
●「人間関係のストレスから解放される方法」
臥龍は、光栄にも小林佳雄さんから
メンターと呼んでいただいたが、
その一つのポイントが、
「人は皆、人生経営の社長」だった。
元ネタは、後藤新平先生の
「国を治めるというが、その元は
国民一人ひとりが自分を治めることにある」だった。
そこから「人生経営の社長」というコンセプトが生まれた。
つまり「ひとりぽっち」「自分の人生は自分次第」が原点。
小林さんも、物語コーポレーションの社長の前に、
「株式会社小林の社長は小林」だと気が付かれた。
これは皆さんも同様だ。
何々会社の社長、部長、新入社員の前に、
「株式会社だれだれの社長は自分」ということだ。
人生経営の社長の心得、
「人は信頼するが、期待するのは自分一人」だ。
人はコントロールできないものを
コントロールしようとするとストレスが生じる。
完全にコントロールできるものは自分。
小林さんの社長時代、倒産の危機が二度あった。
一度目は、幸福度はどん底。
二度目は、「ひとりぽっち」に気が付いた後だったので、
幸福度は下がらなかった。
従業員全員が、
「人は信頼するが、期待するのは自分一人」という
「人生経営の社長が集まった集団」になれば、
何と素敵だろう!
臥龍も、
「人は信頼するが、期待するのは自分一人」
ということが腹落ちしてからは、
人間関係の悩みはほぼゼロとなった。
でも年に一回くらいはムカッとくる自分がいて、
まだまだ修行中である!
臥龍は、光栄にも小林佳雄さんから
メンターと呼んでいただいたが、
その一つのポイントが、
「人は皆、人生経営の社長」だった。
元ネタは、後藤新平先生の
「国を治めるというが、その元は
国民一人ひとりが自分を治めることにある」だった。
そこから「人生経営の社長」というコンセプトが生まれた。
つまり「ひとりぽっち」「自分の人生は自分次第」が原点。
小林さんも、物語コーポレーションの社長の前に、
「株式会社小林の社長は小林」だと気が付かれた。
これは皆さんも同様だ。
何々会社の社長、部長、新入社員の前に、
「株式会社だれだれの社長は自分」ということだ。
人生経営の社長の心得、
「人は信頼するが、期待するのは自分一人」だ。
人はコントロールできないものを
コントロールしようとするとストレスが生じる。
完全にコントロールできるものは自分。
小林さんの社長時代、倒産の危機が二度あった。
一度目は、幸福度はどん底。
二度目は、「ひとりぽっち」に気が付いた後だったので、
幸福度は下がらなかった。
従業員全員が、
「人は信頼するが、期待するのは自分一人」という
「人生経営の社長が集まった集団」になれば、
何と素敵だろう!
臥龍も、
「人は信頼するが、期待するのは自分一人」
ということが腹落ちしてからは、
人間関係の悩みはほぼゼロとなった。
でも年に一回くらいはムカッとくる自分がいて、
まだまだ修行中である!
事務所移転のお知らせ
この度、一般社団法人「志授業」推進協議会は、下記へ移転いたしました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
[新所在地]
〒135-0062
東京都江東区東雲
1-9-31ー4304
TEL 03-5547-4801
FAX 03-5547-4806
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