●「派遣していい研修、参加していい研修の選び方」

昨日の内容を更に補足した内容なので、
多少ダブっていて、すみません。

臥龍の信条に「研修とは、研修中に
過去最高の自分と出会う場面を提供すること」がある。

研修に送り出すトップは、
“研修中に学んだことを活かして、研修後は、
過去最高のお役立ちをして欲しい”と願うが、
実際にやる人は少ない。

何故なら、自分に許可を出す
「自己肯定感」が上がっていないからだ。

臥龍の研修に送り出した方々が、
トップの期待を超える成果を出す確率が高いのは、
研修中に「過去最高の自分に出会っている」からだ。

「研修後に過去最高の自分になるため
　の知識・やり方を学べる研修」
であることは勿論のことだが、

「研修中に過去最高の自分と出会う場面が
想定されるあり方研修」であることも重要だ。

実は、成果を生み出すためには、
後者の方がはるかに重要なのだが、
それがわかり難いので、
過去の派遣先企業の声を注視してみることだ。

４～６月に開催した、
経営者・経営幹部が第二創業ビジョンを描く研修。

二人の二代目社長には、
「声が小さい」「自分の考えに自信がない」
「先代がカリスマ」という共通項があったが、
最終日、他の受講者が驚くような「ぜい変」を見せていた。

研修中に過去最高の自分と出会ったことで、
自己肯定感が上がったからだ。

「自己肯定感」が高くないと、
学んだことを実行する許可を自分に出せない。

だから成果が出ない。

参考：二人の発表動画。
https://youtu.be/Ln6TNWnJmX0
https://youtu.be/Xwqm4IM08C8

知識を学ぶ、資格を取るような講座ではなく、
「リーダーシップが伴うことで成果が上がる研修」の場合は、
上記のことが、メニュー選択の参考になれば幸いだ。

●「それは、日本一の味、姿、盛り付けか」

今年６本目の本物一流体験は、料理の鉄人、
道場六三郎さんが創られた「銀座ろくさん亭」。
https://rokusantei.jp/

カウンター席だったので、
厨房からフロアスタッフへの
料理の受け渡し場所が見えた。

そこには、こう書かれていた。

「それは、日本一の味、姿、盛り付けか」

９３歳の今も現役とはいえ、
流石に現場に立つことは稀。

しかし、道場さんのプライドが
厨房を支配している感じがした。

一品いっぴんが「日本一の味、姿」であって、
更に「盛り付けも日本一」にこだわる。

これは全ての事業に通じる。

経営コンサルタントも、日本一の資料や説明、
そしてコメント力を駆使し、
「日本一の作品企業を共創する」という
盛り付けに挑む。

もっと平たく言えば、
「臥龍のブランドに恥じないアウトプットか？」
の積み重ね。

●「it's showtime!!」

今年６本目の本物一流体験は、料理の鉄人、
道場六三郎さんが創られた「銀座ろくさん亭」。
https://rokusantei.jp/

カウンター席だったので、
厨房からフロアスタッフへの
料理の受け渡し場所が見えた。

そこには、こう書かれていた。

「それは、日本一の味、姿、盛り付けか」

それを一読して、ディズニーランドの
バックステージからオンステージに出る通路に
掲げられている言葉を思い出した。

「it's showtime!!　イッツアショータイム！！」

ゲストと共演する「本番」が始まるよ！

あなたは個人を捨てて、
ディズニーキャストに成り切っていますか？

臥龍も、顧問先様に伺うときは、
撮影所に入るイメージ。

さあ、今日も感動企業という作品を撮るぞ！

臥龍降臨！さあ役柄に成り切ろう！

Q.あなたの会社の
　従業員の皆さまの「スイッチ」は何ですか？

●企業は成長していないといけない

ある会社で、自分の未来像を描こうという研修を実施した。

多くの臥龍ファミリーでは、未来の役柄を結構大きく描く。
事例⇒　https://youtu.be/C80i_J2Z9Sg

今回も期待したが、皆が一同に「考えられない」と悩みだした。

その瞬間、ソウルメイトの小林佳雄さんの
学生に語る言葉が浮かんだ。

「企業の魅力は、成長性・創造性・革新性」

そうか、成長している企業に属していないと、
未来の新たな自分役柄を描くことは出来ないのだ。

学生も、成長している企業でないと、
自分が入社して成長しているイメージは描けない。


●「子どもに誇れるものか？」

都知事選のポスター掲示が、物議を醸している。

「まさかこのような掲示はするはずがない」
というモラルを前提とし、
規制の法律がないことの隙間を突いた訳だ。

ヒューマンスタンダード、
「人として正しいか？」「人として美しいか？」
「子どもに誇れるものか？」から見ると、完全にOUT。

子どもから見て、「かっこいい大人」かどうか？

結構、大事な基準だと思う。

「かっこいい大人」を望む子どもの声
https://www.youtube.com/watch?v=lW9Dx4myPV8

●「ピグマリオン効果」

今年６本目のライブは「六月大歌舞伎」。
https://www.youtube.com/watch?v=kw0FK4J-5rc

中村梅枝の８歳での初舞台、見ごたえがあった！
https://news.yahoo.co.jp/articles/da90a65bd2e46db8d536d49756283877f66dadd5

８歳であの長い出番を完璧にやり切る秘訣は、
周囲の環境から受ける「ピグマリオン効果」だと思った。

「ピグマリオン効果」

人は扱われた通りに反応する。

一人前扱いされた子どもは、
一人前の言動を見せる。

子ども扱いされた子どもは、
期待に応えようと子ども的な言動を見せる。

更にいえば、子ども扱いされた子どもは、
親になって、子どもを子ども扱いする。

一人前の人格扱いされた子どもは、
親になって、子どもを一人前の人格扱いする。


●「お客様に絶対に損はさせない」

今年６本目のライブは「六月大歌舞伎」。
https://www.youtube.com/watch?v=kw0FK4J-5rc

中村獅童の「魚屋宗五郎」の熱演も、
見ごたえがあった！
https://shidou.jp/archives/post_shido_nakamura/670

花道横の席だったので、
中村獅童の全身から流れ落ちる汗がよく見えた。

「お客様に絶対に損はさせない」
というプロ意識そのものだった。

それをまた傍で見ている二人の子どももまた
「メダカの子はメダカ、役者の子は役者」に
なっていくのだろう。

「お客様に絶対に損はさせない」、
この心意気は、どの商売でも一緒だ！