●「かっこいい大人」の定義

昨日の秋田講演で、
「あなたは、かっこいい●●ですか？」
と問いかけた。

●●には、社長やリーダーや先輩が入る。

「秋田の子ども達を元気にするには
『かっこいい大人』が増えることが一番！」（臥龍）

臥龍の「かっこいい大人」の定義。

「自分に関係する
ステークホルダー( 関係者)に対して
『私に出会ったからには
   絶対に損はさせない！』
という気迫を秘め、それを
一貫して形にしている人」（臥龍）

あなたも、臥龍も、
「今日も
　私に出会ったからには
   絶対に損はさせない！」で
日々、出かけている。

社長にとっての、
ステークホルダー( 関係者)とは？

1. 学生
2. 従業員とその家族
3. お客様
4. 株主
5. 取引業者
6. 地域の方々
7. 未来の子ども達
8. 世界の子ども達

臥龍が今まで出会った
「一番かっこいい大人」は、
小林佳雄さんだ。

●超危険・実践が伴わない学びの繰り返し

６日の出版記念講演会IN秋田の冒頭、臥龍がお伝えしたこと。

成長しない、衰退消滅に向かう企業経営者の特徴。

１．勉強しない。
２．間違った勉強をしている。
３．正しい勉強をしても実践しない。
４．実践しても、やり切らない。

本来、経営者の学習と企業成長は比例しないとおかしい。

ですから、臥龍の講演は覚える、メモるは不要。

終わったときに、一つ実践することを「掴む」。

出来たら「やらざるを得ない仕組み」付きで掴む。

終了後、尊敬するH社長からメールが来ました。

（ここから）

臥龍先生
ありがとうございます。
いつも感動させていただいておりますが、
昨日、一昨日と本当に魂の言霊でした。

全ては受け取った私が、私たちが、
今日からの実践にいかに活かすかにかかっています。
やりきります。

昨日一昨日の二日間の中で改めて感じたことですが
会社を進化成長させていく上で重要な学びと実践、

経営者に足りないのは明らかに実践
幹部社員に足りないのは学びの機会

経営者は学ぶ機会が多くあるけれど、
その学びを実践しない
実践が伴わない学びの繰り返し、

幹部社員はそもそも学びの機会が少なく、
経営者と共有する学びや情報に差がある。

大きな情報格差と意識の格差があるので、
分かり合えない。

なので、上記のことを埋める
「船団の日」にしたいと思います。

（ここまで）

「実践が伴わない学びの繰り返し」が
習慣、風景になることが超危険。

恐ろしい無限ループ。

「実践が伴わない学びの繰り返し」を
していないか？要確認だ。

「企業進化道場」の受講企業様は、
多くの成果を生み出していることが、臥龍の誇り。

●口は建前、がま口は本音

口で言うことは建前、
がま口で言うことは本音。

「良いね。ありがとう」に騙されない。

臥龍は３０歳で独立開業した。

独立前、「あなたのいいね！売れるよ！」
と言ってくれていた人が買わない。

独立前、「そんなので売れるか！」
と言っていた人が買ってくれる。

この現実に触れ、
「口は建前、がま口は本音」と知った。

お金はまことに正直なもの。

良ければ買うし、良ければ買い続ける。

あなたのお役立ち度は、売り上げの伸び、
粗利益率の改善で証明される。

がま口さんの本音に応えよう。

●「水の五徳」をご存じですか？

先日の秋田での出版記念講演会に臥龍の企業内弟子が来ていた。

昨年のカンコンでのグランプリ受賞者奈々さんでした。
奈々さん物語⇒　https://youtu.be/IRoAAGhBLmQ

終了後、メールしました。

（ここから）

昨日はありがとう。

自分の成長では「鉄の強さ（鉄の意志）」が必要だが、

チームの成長では、リーダーには
「水の強さ（清濁合わせ受け入れる器量）」が必要。

同僚の成長を子どもの成長と同じように喜ぶ。

相手の形に合わせて柔軟に包容する。

奈々さんは、「水の五徳」を修得するときですね。

すると「鉄の強さ（鉄の意志）」と合わせて、
最強のリーダーになりますね！

臥龍

（ここまで）

「水の五徳」（臥龍軟訳版）

一、常に自らの進むべき道を求め続けるものが水である。

二、自分から活動して、他を動かすものが水である。

三、障害に逢えば、更にその勢力を倍加するものが水である。

四、自らは清くして他の汚濁を洗い流し、
　　その上で清濁併せて容れれるものが水である。

五、洋々として大海を満たし、天に昇れば雲となり、雨へと変り、
　　 凍っては玲龍のような氷雪に変わり、その上で、その本質は
　　 失わないものが水である。

※五徳山水澤寺の「水の五徳」を臥龍がアレンジしたものです。

●「放置企業」ではなく「伴走企業」の覚悟で派遣ください！

６月８日に開催した「第２期ヤンドラ完遂報告会」で痛感したこと。

「放置企業」ではなく「伴走企業」の覚悟で派遣ください！

一年前に開催した、新入社員や３０歳以下の従業員を対象とした
「ヤングドラゴン（ヤンドラ）研修会」では、
各自の「プロジェクト３０」＝「３０歳に成っておきたい理想像」と
そこに近づくために達成すべき１年後目標を立案した。

そして一年後、その目標のZoomでの完遂報告会を行った。

その二極状況に驚愕！

長坂養蜂場さん、ベストホームさん、アペックスさんの
受講生の素晴らしい成長、それに対して
残り二社の挫折離脱という状況、あまりにも違った。

たまたま報告会の後、挫折離脱組の一社の
社長と幹部が来宅されたのでミーティングして、
社外セミナーに派遣した企業における
成長格差の真因が明確になりました。

こうおっしゃいました。

「K君、ヤンドラ研修会から帰ってきたとき、
もの凄くモチベーションが高かったです。
でも私たちがまったく関わっていませんでした」

そうです放置。

対して、長坂養蜂場さん、ベストホームさん、
アペックスさんは、しっかり伴走されていた。

受講生のプロジェクト３０や一年後目標を理解し応援し、
社内の先輩との橋渡しを行い、毎月行われたＺｏｏｍでの
進捗報告会の前後におけるサポート、
社長によっては進捗報告会にも同席されていた。

完遂報告会のパワポプレゼンにおいても、
当然のようにリハーサル伴走をされていた。

「ヤンドラ研修会」はたった三日間ですが、されどの三日間。

臥龍が全身全霊で向き合うことで、
皆さん殻を破って、未見のひな鳥が孵化してくる。

それを放置して殺すのか？

伴走して羽ばたく力を持たせるのか？

社長や幹部の必ず伴走する決意なしで、
社外セミナーには派遣しないことだ。

孵化した分だけ、受講者本人が可哀そう。