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「社長のビタミン・一日一語」第5738号~第5742号(2023.3.28~4.4発行)
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【社長のビタミン・一日一語】5738 その言葉「かっこいいか?」
●その言葉「かっこいいか?」
先日、ある社長から
「合同リーダー自燃塾、派遣すると
覚醒する組と辞めてしまう組が出てしまうんですよね」
という、耳を疑う発言を聞いた。
周りに人がいなかったら、
「辞める要因の99%はあなたでしょ!」と
語気強く言う場面でした。
「合同リーダー自燃塾」は、
内に秘めていた「役柄・未見の我」を孵化させる場です。
ですから「ひな鳥」です。
この「ひな鳥」は帰社すると、
「理想」を語り、「理想」に踏み出すが故に、
有形無形を問わず「プレッシャー・重圧」を受けます。
既存社員にとっては、
「挨拶・6SS・ありがとうカード・PDCA・厳愛と慈愛」など、
それが「いいか、悪いか」ではなく、
「新しいことを始めた仲間がうっとうしい」というケースは、
企業のあるある、当たり前に発生することです。
この「プレッシャー・重圧」をものともしない猛者もいますが、
その攻撃に心が折れる「ひな鳥」もいます。
後者の場合、トップは塾生のバディとして
二つのことをする必要があります。
一つ目は、塾生と向き合う「個人面談」です。
長坂養蜂場さんでは、これをしょっちゅうやっています。
聞いてあげるだけで、ほぼ問題は解決します。
何故なら、
”少なくとも社長から信頼されている!”という
実感を持つからです。
「伝わらない信頼は存在しない」のです。
もう一つは、
塾生を取り巻く仲間の理解を促進したり、
協力態勢を生み出すサポートです。
以下は、太陽産業の佐藤優作さんが行った
サポート事例です。
https://youtu.be/ICPbS-tcMPk
この二つのことをしっかりやっている企業では、
「ひな鳥」の死亡率(離職)は稀ですが、
トップが行っていない企業では、
残念な結果が生まれます。
だから99%が、社長次第なのです。
合同リーダー自燃塾では、
あくまで孵化しか出来ません。
孵化した「ひな鳥」を育てるのは、
トップのお志事です。
合同リーダー自燃塾では、
あくまで孵化しか出来ませんと書きましたが、
この孵化支援のために、
塾長とコーチは命を削って塾生と向き合っています。
前述の社長発言は、
このコーチの耳に入るものだったので、
余計にカッと来てしまいました。
”聞くコーチの身になってみろ!”
しかし、その0.5秒後、
「我、未だ木鶏に至らず」という
反省が湧いてきました。
臥龍の身から木鶏のオーラが出ていたら、
前述の社長の発言はなかったということです。
やはり、「全ての因は我に在り」です。
しかし、前述の社長、研修旅行の中で、
「もう二度と、暗転言葉、言えませんね」
という決意を口にされたので、ひと安心です。
いづれにしてもトップは、自分の言動を、
もし自社スタッフが隠しカメラで見ていたとして、
それは「カッコいいか?カッコ悪くないか?」
という第三者視点、必要ですね。
【社長のビタミン・一日一語】
5739 「社会が求めている“あったらいいな”」のプレゼン大会
●「社会が求めている“あったらいいな”」のプレゼン大会
昨日は、第25回APRA国際交流会・5日目。
朝から、日台メンバー50名による
「自社の未見の理想・第二創業の種・
社会が求めている“あったらいいな”」の発表でした。
日台メンバーで一緒に見学した
サイボクハムさんは年間集客数が年間400万人、
石坂産業さんは工場見学者数が年間6万人。
https://www.saiboku.co.jp/
https://ishizaka-group.co.jp/
それぞれ「まだ見たことがない」が、
出来上がれば「これがあったらいいな」の具現化の賜物です。
だから社会から絶大な支持を受けたのです。
そういう「未見の理想像」をイメージし、
経営者チーム、後継者チーム、マネージャーチーム、
コンサルタントチームに分かれて討議し、
各社の案に相互アドバイスをしていきました。
そして発表です。
臥龍とコーチの王さんの審査で、
台湾の後継者チームを最優秀発想賞で表彰しました。
社長さま、貴社での
「未見の理想・第二創業の種・
社会が求めている“あったらいいな”」の
社内プレゼン大会はお勧めですよ!
「そんな馬鹿なことはできないと誰もが思うなら、
競争相手はほとんどいない。
(Since no one else is crazy enough to do it,
you have little competition.)」
(ラリー・ペイジ/Google共同創業者の言葉)
■24時間以内に「言っちゃう!」
この発表は当然実践しないと意味がまったくありません。
その折に厳しいのは「一人自営業」です。
企業から参加の方は、
帰社してからの社内報告会が待っています。
その中から実行策を決めていきます。
しかし「一人自営業」は、
すべては自分の「意志力」で処理しないといけません。
「意志力」が問われます。
が、臥龍も「意志力」には自信がありません。
だからその日のうちに「~を始めます」とか
「~までに~をやります」と「発信」します。
「不言実行」で出来る人は凄いです。
臥龍を含め、多くの人は
「有言実行・発信力」を活用する方が間違いないですね。
コンサルタントチーム4名の方々は、
昨日のうちにメルマガなどで
「有言実行宣言」をされたでしょうか?
【社長のビタミン・一日一語】5740 お店は誰のためにあるのか?
●お店は誰のためにあるのか?
第25回日台APRA国際交流会・2日目。
郡山の夢成さんを伺い、
震災&放射能被災のダブルパンチに加えてコロナ禍、
外食産業が主体の中でどう健闘したかの歩みを伺いました。
夢成⇒ https://www.youmenaru.com/
鈴木厚志社長の演題が、
「震災があったからこそ会社の成長がある」でしたが、
実際、震災前の従業員数が社員7名、
パート・アルバイト30名・計37名が、
今現在、従業員数が社員58名、
パート・アルバイト68名・計126名。
震災前の3店舗・3業態が、
今現在、10店舗・7業態と、
従業員数で3.4倍と成長されていました。
どういう環境かということも重要ですが、
その環境をどう捉えるかが
もっと重要だということです。
ヨットは、風が前から来ても後ろから来ても、
帆の張り方次第で前進出来るということです。
その帆の張り方で一番感動したのが、
放射能の風評被害で苦しむ農家を助けるために
創ったイタリアンレストラン「Arigato」、
コンセプトが、「生産者のためのレストラン」。
https://www.youmenaru.com/storeintruduction/
これがお客様の絶大な支持を集めたということです。
以前から「店は客のためにある」が
店づくりの基本精神でしたが、
こういうコンセプトもありだなと思いました。
企業経営においても、
「会社は従業員とその家族のためにある」と
言い切ってもいい時代が来たように思っています。
【社長のビタミン・一日一語】5741 社内に「かっこいい大人」はいるか?
●社内に「かっこいい大人」はいるか?
先週のつばさホールディングスさんでの
「入社前研修」に続き、今日は、
ドリームガーデンズさんで
「入社式直前研修」です。
夕方からの入社式の前に、
しっかりと「役柄設定」の時間を取ります。
新しい会社に入るとは、
新しい劇団に入ることです。
「この舞台でどのような役柄を獲りに行くのか?」
それを決めてから入社式に臨むと、
まったく本人の姿勢が違います。
一言で言えば、「アウトサイドインの受け身」ではなく、
「インサイドアウトの主体性」への切り替えです。
臥龍は、社会人に成ったとき、残念ながら職場には、
目指したいかっこいい大人がいませんでした。
幸いにも、23歳で「竜馬がゆく」を読んで、
「かっこいい大人」を知ることが出来ました。
新社会人に、
「かっこいい大人像」を
見せれる会社でありたいものですね!
ちなみに、臥龍の
「かっこいい大人」定義は、以下の通りです。
「よく学び、よく働き、よく稼ぎ、
しかも美学を持って!
プラスよく社会貢献し、
残った時間で濃密に遊ぶ!」
【社長のビタミン・一日一語】
5742 正しいアドバイスをくれるコンサルタントは要らない!
●「ChatGPT(チャットGPT)」が開くAI時代の扉
昨日は、全国的に入社式でした。
彼ら彼女は、
生涯が激動の時代を生きていかなければなりません。
メンタルタフネスが問われます。
そしてAIが本格台頭する時代でもあります。
その序章を
「ChatGPT(チャットGPT)」が開きそうです。
実業家の〝ホリエモン〟こと堀江貴文氏が
自身のユーチューブで、
「AIのChatGPT(チャットGPT)の登場によって
ホワイトカラーの9割以上の仕事は
無くなると思った」と警鐘を鳴らしていた。
「パワポの資料もメールの下書きも、
エクセルの資料づくりなど自動的にできるようになる。
当然そういった仕事はなくなっていく。
コンサルも半分以上は
もっともらしいことを言うための資料づくり。
経営者は残酷なので、
海外GAFAMなどのリストラに便乗して
〝こいつらクビ切っちゃえ〟と動いていると推察します。
僕もプログラマーだったのでわかるが、
AIはコーディングもデバックもできる。
レベルの低いエンジニアの仕事もなくなるなと思いました」
とも、述べている。
臥龍は、昨日の新入社員研修において、これからの時代、
年収を上げるには三つの道があると示しました。
1.超プロフェッショナル
2.リーダーシップで成果を上げる人
3.会社からも出資をいただき事業開発(自営業)
■正しいアドバイスをくれるコンサルタントは要らない!
正しい答えを出す分野は、どんどんAIに奪われていきます。
「正しいアドバイスをするだけの
コンサルタントは不要になる時代」が来ます。
しかし企業は誕生後、20年も経てば半分が潰れ、
残存企業でも黒字は3割。
AIでは当面できないことは、以下の通りです。
1.経営者が正しい答えを求めるモチベーションを与える。
2.正しい答えを実行するモチベーションを与える。
3.経営者の意思に沿った企業集団の進化シナリオを描く。
4.そのシナリオに沿った集団活動をプロデュースする。
これが臥龍が35年間行ってきた
「経営者専門メンター&第二創業支援コンサルティング」です。
この分野は、10年、20年では
AIに取って変わられることはありません。
Q.あなたは、AIではできない分野の能力を磨いていますか?
事務所移転のお知らせ
この度、一般社団法人「志授業」推進協議会は、下記へ移転いたしました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
[新所在地]
〒135-0062
東京都江東区東雲
1-9-31ー4304
TEL 03-5547-4801
FAX 03-5547-4806
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