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メルマガ「社長のビタミン・一日一語」第5648号~第5652号(2022.10.28~11.04発行)
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【社長のビタミン・一日一語】5648 さなぎは蝶の夢を見る
●さなぎは蝶の夢を見る
「ぜい変」という生物学用語は、
経営や教育の世界でもよく使われます。
事例で多く使われるのは、蝶です。
卵から幼虫、幼虫からさなぎ、
さなごから成虫(蝶)へと、
まったく違う様相を見せていきます。
臥龍は、子どもの頃に観た、
東宝怪獣映画のモスラの印象が強烈でした。
「さなぎは蝶の夢を見るから、
蝶になる。
蝶の夢を見ないさなぎが、
蝶にぜい変することはない」(臥龍)
臥龍の20代後半、
大手コンサルタント会社のサラリーマンでした。
200人くらいの同僚がいました。
在職中の前半は、
「食えるコンサルタント」を夢見ていました。
しかし後半は、
「アジアを代表する企業軍師・臥龍」を
夢見るようになりました。
松下幸之助翁が、
京都で中小企業経営者向けに講演をしました。
その中で、「ダム式経営」の必要性を説きました。
が、聴衆の中で、
「ダム式経営」を夢見たのは、稲盛和夫氏だけでした。
https://ig-mas.gr.jp/pages/10/detail=1/b_id=332/r_id=1244/
モスラの幼虫は、糸を吐きました。
同じように草を食べても、
糸を吐くのはお蚕さんだけです。
いくらいい言葉を聞いても、
聞く方の志や問題意識がないと、
絹糸のような未来価値は生まれません。
今年も10か月、
たくさんのいい言葉と出会っていると思います。
2023年に、絹糸として
付加価値を生み出す準備ができていますか?
そのためには、「これだけは活かそう」という
絞り込みと溜めが要ります。
臥龍の場合、今年、来年と
「船団経営」が絹の糸になります。
Q.あなたは、何を夢見ていますか?
【社長のビタミン・一日一語】5649 それを言わないと始まらないよ
●それを言わないと始まらないよ
千葉の九十九里で、
感動経営コンサルタント協会の
班長研修会を開催しました。
やはり「リアルな節目」を創ることで、
生まれるものがあること、
再確認しました。
オンラインでいいものと、
リアルでないと生まれないものの
メリハリが大事ですね。
映画「男はつらいよ」の
寅さんの迷セリフの一つが、
「おいちゃん、それを言っちゃおしまいだよ」。
https://www.youtube.com/watch?v=qCHIVJERLkE
「それを言っちゃおしまいだよ。
それを言わないと始まらないよ。
両方ある。
時には、本気の本音をぶつけよう。
オブラートに包むと『味』が伝わらない。
オンラインでは『味』は伝わらない。」(臥龍)
本気の本音でないと、
人の心を震わすことはできませんね。
合同リーダー自燃塾での
森鉄工所・酒井順次さんの卒塾本気プレゼンに
臥龍の心は震えました。
https://youtu.be/1Bk81teqKcA
【社長のビタミン・一日一語】5650 臥龍の失敗、短期は損気
●短気は損気
臥龍も「短気は損気」では、
三回くらい失敗しています。
カッとなってのストレートな表現で、
結構な売上高も失いました。
いずれも正論でしたが、
表現の仕方がまずかったということです。
ここ20年くらいは
そういう失敗はしていませんが、
油断してはいけませんね。
■国も「短気は損気」
中国、北朝鮮、ロシアという隣国は、独裁者です。
民主主義対独裁者での冷戦が始まっています。
特に中国は、習近平三期体制を見ると、
経済成長よりも外交圧力を重視した
ボードメンバーになっています。
典型は、上海ロックダウンを忠実に実施した
上海市党委員会書紀の李強が序列2位になり、
来年3月の全人代において
国務院総理に選出されることが
ほぼ確定したという点です。
国務院総理といえば、
経済政策を担うポストでもありますが、
不動産規制、コロナ規制で
失速中の中国経済を立て直していく腕、
国内全般を見た経済政策の腕は未知数です。
国内苦境が高まると、
外に目を向けさせるという傾向もあります。
一番、肝要なことは「短気は損気」です。
独裁国家は、意思決定の偏執により、
基本、内部崩壊に向かいます。
そこまで辛抱した中期戦で構え、
挑発に乗ることがあってはなりません。
辛抱して時を待ち、
信長亡き後に立った家康のような、
耐える胆力が要ります。
■「今、そこにある危機」には早期対処!
しかし、「今、そこにある危機」には、
早期に手を打たないと、
後で大きな悲劇を招きます。
韓国繁華街での転倒事故、
死者は155人になったようです。
ハロウィンの雑踏を予測して、
危機管理の声は上がったようですが、
主催者のいない行事なのでという理由で、
警備要員はたった32名だったとのことです。
台湾有事とはよく聞きますが、
尖閣有事の可能性だってあります。
「そこまではしないだろう」という
日本人の甘さが怖いですね。
危機管理で、「今、そこにある危機」を見たとき、
領有権をときには実行支配が上回ることを、
ウクライナ四州で目のあたりにしました。
海洋調査の名目でいいので、尖閣諸島に、
国は何らかの施設を創るべきでしょう。
遠慮して先送りしていると、
後で大きな悲劇を招く予感がしています。
■企業経営でも同様です。
「これは、今のうちに対処しないと、
後で大きな悲劇を招くのでは」という
アンテナを張ることですね。
【社長のビタミン・一日一語】5651 始めた日に未来が変わり始める
●始めた日に未来が変わり始める
Q1.あなたは、今年のお正月に立てた目標を、
今、正確に発表できますか?
多くの人がお正月に「今年の目標」を立てます。
でも、その目標を覚えている人って、
実は100人中7人ほどなんですよと、
どこかで聞いた覚えがあります。
Q1.あなたは、
今年のお正月に立てた目標を紙に書きましたか?
Q2. あなたは、今年のお正月に立てた目標を紙に書き、
日々読み込んでいましたか?
Q3. あなたは、今年のお正月に立てた目標を紙に書き、
日々読み込み、かつ行動化していましたか?
Q4. あなたは、今年のお正月に立てた目標を紙に書き、
日々読み込み、かつ行動化し、
このままだとどういうゴールになるか予測していますか?
Q5. あなたは、今年のお正月に立てた目標を紙に書き、
日々読み込み、かつ行動化し、
このままだとどういうゴールになるか予測し、
その差額を埋める行動を追加していますか?
Q6.そもそも、今、年のお正月に立てた目標を
明確に発表できますか?
目標を紙に書くことの有効性については、
1979年から10年間かけて、
ハーバード大学で調査が行われました。
調査開始の1979年、同大のある教授が
学生たちに目標を持っているかどうか質問すると、
「目標を持っていてそれを紙に書いている」学生は
全体のたった3%だったそうです。
A.将来の明確な目的、目標を持っていない
84%
B.目的、目標を持っていたが、紙に書いていない
13%
C.将来の明確な目的、目標を持ち、
かつ紙に書き、毎日読んでいる
3%
そして10年後、元学生たちについて
再び調査したところ驚くべき結果が得られました。
目標を紙に書いていた3%の人たちの平均年収は、
残りの97%のなんと約10倍だったのです。
Aさん:もう11月、今年も二か月しかないか。
Bさん:11月、今年はまだ二か月もある。
今時点でもいいので、
「将来の明確な目的、目標を持ち、
かつ紙に書き、毎日読んでいる」を始めましょう。
Bさんは、そのまま2023年にも習慣を続けます。
そして10年後が激変します。格差が付きます。
【社長のビタミン・一日一語】5652 王さんにはなれるかもしれない
●王さんにはなれるかもしれない
長嶋さんにはなれないが、
王さんにはなれるかもしれない。
臥龍は、長年、
「華」とは何だろうかと考えてきました。
世界の有名バレエ団で、
プリンシパル(最高位)に抜擢されるダンサーには、
技術を超えた「華」、
お客様を呼べる「華」が必要です。
宝塚歌劇団の各組のトップスターにも、
お客様を呼べる「華」が必要です。
先日亡くなったアントニオ猪木にも、
リングの上での「華」がありました。
先日、感動経営コンサルタント協会の
班長研修会を行い、プロコンサルタントの
七層ピラミッドを確認しました。
第一層は、「経営者を感化する力・
厳しいことを言っても納得される力」です。
感化する力とは、経営者の皆さまが、
〇〇先生のようにやれば必ず会社は発展すると確信し、
考え方、やり方、
パフォーマンスを真似しようとすることです。
この第一層を持てるか持てないかで、
師匠になるか業者になるかが分かれます。
臥龍と他のコンサルタントが、
圧倒的に違う点でもあります。
これは、知識・資格・学歴・経験だけでは、
どうにもならない世界です。
この第一層を、一人でも多くの
感動経営コンサルタントに持たせてあげたいというのが、
ここ5年間、臥龍が腐心してきたことです。
その力も、一種の「華」なのかと考えてきました。
長嶋茂雄さんの「華」は、持って生まれたもので、
余人を持っては変え難いものがあります。
臥龍には、そういう「華」はありませんでした。
しかし、「華」はなかった(失礼!)
王貞治さんにも、強烈なオーラはありました。
王さんの名言に、
「努力は必ず報われる。
もし報われない努力があるのならば、
それはまだ努力と呼べない」があります。
これを一読したときに、臥龍がメモした内容です。
「これは大きな希望だ!
成果が出ないときは、
ただ努力をすればいいだけ。
悩む、迷い、止まるような暇はない!」(臥龍)
努力で成績は出せます。
「華は」なくても、
努力がいつの間にか「オーラ」を生み出します。
「オーラが出ない努力は、まだ努力と呼べない」
ここでいう努力は、
「志・使命感」「人生観・人間観・事業観」が、
我が胆識・胆力になるまで落とし込む鍛錬のことです。
そのことを知りました。
ただ長嶋さんが、
人一倍努力の人であったことも事実です。
「華」とは何か?
目に見えないけど、現に存在する不思議なもの。
これからも、探求していきますが、
次のことは言えます。
「経営者を感化する力・
厳しいことを言っても納得される力」を
本気で持ちたいと念願するコンサルタント以外は、
絶対に持ちえないということです。
5年掛かって、本気で持ちたいという念願は、
各人が自前で持つしかないことを知った臥龍です。
どの分野においても、
「本気で成りたい!」と想うことが、
はじめの一歩ですね。
Q.あなたが「本気で成りたいもの」は何ですか?
事務所移転のお知らせ
この度、一般社団法人「志授業」推進協議会は、下記へ移転いたしました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
[新所在地]
〒135-0062
東京都江東区東雲
1-9-31ー4304
TEL 03-5547-4801
FAX 03-5547-4806
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