●あなたは賃貸料払ってる？

先日、素敵な言葉をお聞きしました。

「仕事とは、
自分がこの地球上で占めている
スペースの賃貸料である」（エリザベス女王）

流石と言ったら失礼ですが、
「英国王室という
大きな面積（？）を得ているから
それ相当の仕事をするわ」という
粋な言葉ですね。

「自分とは、
宇宙の一角を固有に
切り取らせていただいている存在。

だから宇宙の進化と共鳴する
我が魂の進化が重要。

人は何も持ってこないで生まれ、
何も持っていかないで死んでいく。

しかし魂は持ってきて、
魂は持っていくと考えてみると、

この世でやっていいことは
魂の次元が上がること、
やっていけないことは
魂の次元が下がること。

そして死ぬとは、
我が姿を解いて、
元々の宇宙に帰ること」（臥龍）

経営管理の様々な場面での意思決定において、
それは
「魂が磨かれること、魂に陰がさすこと？」と
考えてみることは大事です。

対仲間、対顧客、対仕入先、対外注先、
対地域の接点を見つめてみましょう。

臥龍ファミリーは、
社長と従業員が
仕事を通じて魂が磨かれるステージを創っている、
素敵な仲間です。

あなたも企業進化道場で、
素敵なステージを設計してみませんか？

●沖縄、悲喜こもごも

■友人の橋本明元さんのFacebookを読んで

（ここから）

嬉しい悲鳴

全国旅行支援の開始とインバウンドの個人ビザの解禁で、
昨日は予約が殺到し、予約システムがパンクしてしまいました。

沖縄では1日で予約が1,000件を越えました。
ご迷惑をおかけしている方々に改めてお詫び申し上げます。
(日本中でサーバーがパンクしたようです。)

2年10ヵ月と気が遠くなるほど長く感じた試練でしたが、
ようやく出口が見えてきました。

新たに人手不足、オペレーションの見直し等の
課題はまだまだつきませんが、
これからも新しいことに挑戦していきます。
いつも、たくさん方々に応援していただき、
心から感謝しています。

（ここまで）

■心の中で合掌させていただきました

臥龍が毎日飲んでいるサプリの一つが
沖縄教育出版の「ウコン」です。

沖縄教育出版を創業された川畑保夫会長が、
９月２７日に亡くなられ、
１０月１１日にお別れ会が開かれました。

臥龍は既に仕事が入っていましたので、
１１日は宇都宮の空の下で、
合掌させていただきました。

川畑会長には、日本一長い朝礼の見学、
会長のご講話と会食などで
何度もお世話になりました。

会長からは、
「臥龍さん、社員に話してよ」とリクエストもいただき、
お話もさせていただきました。

会長のお言葉の中で、
一番臥龍の心に刻まれたものが、
「人に優しく、事に厳しく、場は楽しく」でした。

優しさの中に、
厳しさの芯がピシッと一本通っている方でした。

一番最初の訪問は２００５年１月２４日でしたが、
その場で会長から、
「臥龍さん、うちの通信に寄稿してよ」と
ご依頼をいただきました。

（再録します）

「ちゃーげんきだより」寄稿
「感動ステーション訪問記」

去る１月２４日に、
念願の「感動ステーション・沖縄自然薬草センター」を
訪問させていただきました。

朝８時から私自身が
若手社員の方々へミニ講話をさせていただいた後に、
朝礼と川畑社長さまのお話と続きましたが、
本当にあっという間の４時間でした。

「幸せな時間は早く過ぎる」と言いますが、
沖縄自然薬草での時間は、
まさに「感動ランクでの幸せ時間」でした。

私は常々、明治の政治家、後藤新平先生のお言葉、
「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり」を
座右の銘にしていますが、

沖縄自然薬草さんに掲げられているものには、
更に一つ追加がありました。
「感動を遺すは最上なり」の一行です。

よくレストランでは、
“シェアする”ということが行われます。
皆で料理を取り分けて、
“楽しみを倍加しよう”ということです。

５人で５品を取り分ければ、
一人が一品を抱え込んで黙々と食べるのに較べて、
楽しみが１０倍になります。

何故なら食べる楽しみが５倍、
シェアする中から生まれる語り合いの楽しみが
更に５倍あるからです。

沖縄自然薬草の朝礼はまさしく
「感動をシェアする時間」でした。

臥龍もこの
「シェアする幸せ」をもっと大事にしていきたい。
そう思わせていただけた、幸せな半日でした。

沖縄自然薬草の「感動天使の皆さま」の、
益々のご活躍をお祈り申し上げております。

「感謝！感動！感恩！」臥 龍　拝

（ここまで）

会長にいただいたご恩は、
「感動を遺すは最上なり」として、
「感動物語コンテスト」として継承していきます。

会長、ありがとうございました。合掌

以下の投票、ご友人にもお勧めいただければ幸いです。

【いよいよ１６日までです！】
あなたの投票で出場企業が決まります！

感動物語コンテスト（通称：カンコン）の
スローガンは「『人を大切にする会社』
が日本を元気にする！」

御社の経営のヒントになる物語もきっとあります。

気になった動画（できれば全部）見て頂き、
「素敵だな！」「感動した！」そういった作品があれば
「高評価（ログインしないとできません）」のイイネボタン
をクリックお願いします。

高評価（いいね）ボタンで、1ｐｔの投票になります。
別途審査員の得票とあわせ、得票上位の企業が
グランプリ（全国）大会に出場します

●「二流国家化」が止まらない！

臥龍が２０代に読んだ名言に「徳治国家」があります。

出典は忘れましたが、日本は法治国家、
世界には人治国家がまだまだ多い中では
優秀という話の中で、松下幸之助翁は、
その上の「徳治国家」を目指すべきであると示します。

「法律が増え続ける国家は二流、
　法律が減る国家が一流」（臥龍）

「規則が増え続ける企業は二流、
　規則が減る企業が一流」（臥龍）

貴社は、皆が理念を観て働くことで、
人格を高めることで、ここ数年、
規則は減っていますか？

送迎バスで置き去りにされ、
死亡の児童が出たので、
バスに安全装置の義務付けの動きがあります。
https://www.asahi.com/articles/ASQBD574XQBDUTFL012.html

Q.これ、あなたはどう思われますか？

臥龍は反対です。

一番安易な対策です。

１～２名のスタッフのミスで、
全国一律の義務付け、
どれくらいの費用負担が増えるのでしょうか？

きちんとやっている園では、大迷惑です。

これは企業でもよく見られます。

ミスが起こったとき、
それは人的要因か、設備要因か、
仕組み要因かを見極め、
対策を打たないといけません。

ある個人の要因であれば、
本人への教育訓練で済みます。

それを全社に渡る設備投資では勿体ない、
全員のマニュアルを改定すれば
ちゃんとやっている人には大迷惑です。

安全装置を採用するかは全国の園の判断に任せ、
本当にやるべきは
６S（整理・整頓・清掃・清潔・作法・しっかり）の
徹底です。

６Sは「気付きの高い人財育成」の基盤です。

子どもの置き去り、車内の再確認しないという
集中力の欠如、気付き力の欠如は、
また違う分野でのミスや事故を招きます。

何が本当の対策か？

ここが分かる政治家でないと、
法律や規則が増え続ける
「二流国家化」が止まりませんね。

ここが分かる経営者でないと、
規則やマニュアルが増え続ける
「二流企業化」が止まりませんね。

●筆休めの軽い話題：海外よもやま話

よく「終の棲家」という言葉を聞きます。

臥龍も１０回の引越をしてきましたが、
まだ「終の棲家」は決めかねています。

イチローは、各球団を渡り歩いても、
最後は「マリナーズ」が終の棲家になりました。

松井秀喜は、各球団を渡り歩いても、
最後は「ヤンキース」が終の棲家になりました。

では大谷翔平はどうなるでしょうか？

エンジェルス？

微妙。

エンジェルス以降の球団になるでしょうか？


■自分の目の黒いうちに行けるだろうか？

自問自答。

Ｑ．自分の目の黒いうちに、
　　再び大陸中国に行けるだろうか？

臥龍の中国の文化歴史好きは有名です。

特に好きな街は「長安（現西安）」です。

もう一度行きたい街の筆頭です。

５年に１度の中国共産党大会が開幕し、
習近平は２期１０年という
任期の慣例を破っての３期目、
異例の長期体制を築くことが確実になりました。

ということは、２０２７年までの間に、
台湾問題については「武力行使の放棄は決して約束しない」
という演説を現実にする恐れが増したということです。

香港の一国二制度が、
中国の強権によって形骸化したのを
目の当たりにした台湾が、
すんなりと統一に合意するとは思えません。

台湾統一の前に、
香港の形骸化を見せたことは、
奢る何とかの失政です。

世界各国には、反省すべき歴史はあります。

しかし過去は反省しても、
事実は変えれません。

しかし、ウィグル問題に代表される
人権迫害・民族迫害は、今、進行しています。

この問題がある限り、臥龍は観光気分で、
大陸中国には行けないと思っています。

ロシアのエルミタージュ美術館、
とても素敵な場所でした。

Ｑ．自分の目の黒いうちに、
　　ロシアに再び行けるだろうか？

●一流になるのは難しい！

三流、二流から１．５流企業には上がれても、
一流になるのは難しいものです。

【一流（TOP１％）の条件】

松下幸之助は
「まあいいじゃないか」と妥協することがなかった。

世に一流と認められる人は”妥協がない”。

一流の陶工は窯から出した作品が
満足できなければすべて叩き壊す。

二流、三流の陶工は
「せっかく焼いたのだから
値引きしてでも売ろう」と考える。

「まあこの程度でいいか」と
妥協しているうちは一流になれない。

１９１２０７上甲晃先生の一日一語より


■「健闘したので満足」はアマチュアの言葉

一流に上がろうと思うと、
リーダーが違和感に気が付き、
妥協しないで違和感を是正しないといけません。

昨日、お伺いした顧問先では、
結構、違和感で胃が痛くなりました。

小さな違和感が幾つかありました。

例えば、売上は達成していても、
粗利（利益）意識が少し弱い点。

あるいは、全社移動年計が、
今年初めて、横ばいだった点。

これは黄色信号。

その中身で、下がり続けている事業部への
「厳愛」が不足している点。

代表が、「そういう報告の仕方では、
危機感は伝わらないよ」と言ったのは救い。

大きな違和感を感じたのは、
あるプロジェクトチームが、
カンコンの敗者復活戦、

「勝ち上れなかったですが、
多くの方々に見ていただいたので満足です」と
コメントした点。

本来、理念に照らせば、
「結果が出せなかったのは、本当に悔しいです！
真因分析をして、同じケースの場合、
次回は、絶対に結果を出すようにします。
今回は本当に申し訳ない！」とコメントするケースです。

「それ、おかしいだろう！」というコメントを躊躇した臥龍、
自分自身に腹が立っていますが、この想いを
トップ、幹部が持ってくれていることを念願しています。

１．５流までは来れる。

一流になるには、もう一度、幹部陣で、
意識のネジを巻かないとまずいと思わされた一日でした。