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【社長のビタミン・一日一語】5542 長続きする会の創り方

★第5542号の「一日一語」は、『長続きする会の創り方』

『臥龍ファミリーの皆さま、
 そしてメルマガ読者の皆さま、
 おはようございます!臥龍です。

二極淘汰の厳しい時代。自営業も中小企業も
金銀銅のメダリスト企業にならないと報われない時代。

経営コンサルタント業界で幸運にもメダリストになれた臥龍が
メダリストを目指す皆さまにお役に立つ情報をお届けします。
臥龍の軌跡⇒ https://www.e-garyu.com/np004.html

最近、読者になっていただいた皆さま、
バックナンバーからも人生と経営のヒントが掴めますよ!
バックナンバー⇒ http://www.e-garyu.info/mag/vitamin.html#t01

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●「長続きする会の創り方」

昨夜、友人が仕掛け人になっている会に
ゲスト講師として参加しました。

ユニークな方々がたくさんいらっしゃる
個人的には面白い会だと思いました。

友人のMさんにアドバイスするような形で
感想を書いてみます。

テーマは「長続きする会の創り方」です。


■「老舗と家訓」

日本企業は継続力が強みです。

Q.創業200年以上の企業数は?

A.
インド     3社
中  国     9社
アメリカ   14社
オランダ  200社
ドイツ   800社
日 本   3100社(世界全体の約40%)

100年以上の企業数が一番多い都市は
京都で1023社です。

この老舗に継続できている理由を聞くと
「家訓」という返事です。

今でいう理念です。

ちなみに家訓の中で、
一番大事な漢字は「信」ということです。


■「同じ思想で同じ理想を追求する集団にする」

会や団体を「一過性」で活性化することは、
意外に易しいです。

2~3回は、
もの珍しさや商売になりそうな方との出会いや
自分の商品の販売先を見つけたいで来るものです。

しかし、「継続性」を創ることは、大変です。

臥龍が起こしたものは、継続性が高いです。

「志授業」、今年で15年目。

「感動物語コンテスト」、今年で15年目。

「日台交流会APRA(エープラ)」は、今年で25年目。

「人本主義思想の経営者集団・臥龍ファミリー」は、今年で30年目。

ポイントは、
「同じ思想で同じ理想を追求する集団にする」ことです。

その為には、敢えて乗り越えるハードルを創ることです。

「志授業」には、
「認定講師試験」いうハードルがあります。

「感動物語コンテスト」には、
「予選会」というハードルがあります。

「日台交流会APRA(エープラ)」には、
「会員からの招待」というハードルがあります。

「人本主義思想の経営者集団・臥龍ファミリー」には、
「企業進化道場」というハードルがあります。

このハードル越えのプロセスで、
「同じ思想」と「同じ理想」の共有を図っていきます。

例えば、「臥龍ファミリー」や「APRA」には、
「人本主義」という思想と、
「何かで日本一・世界一になり、
 高度幸福化社会の一隅を照らす!」という
理想の共有を図っています。

「同じ思想で同じ理想を追求する集団にする」
手間を省くと、「一過性」の会や団体になります。


■「テーマ別でのセグメント(分科会)」

しかし「ハードル」を設けると、
集客力(入会候補者集め)が落ちます。

「一過性」と「継続性」を両立させるにも、
コツがあります。

それは、入会後に設ける
「テーマ別でのセグメント(分科会)」です。

ここで
「同じ思想で同じ理想を追求する集団」を生み出し、
「継続性」を創ります。

例えば、「臥龍ファミリー」の中には、
「社長・会長会」と「NO.2・幹部候補生の会」があります。

あるいは、「住宅関係」「メーカー」「二輪・四輪」などの
業種別の会があります。

更には、「広報」「新卒採用」などの
研究テーマの会があります。

Mさん、「人を大切にしながら発展する分科会」、
「社長の器を大きくする帝王学の分科会」、
「第二創業にシフトする分科会」、
「歴史・偉人に学びブレない胆力・胆識を磨く分科会」
などであれば、臥龍は座長が可能です。


●6月30日【第1回臥龍祭りIN東京】の開催ご案内
出演者は
カンコン2021グランプリ:ローズメイの成澤知恭さん
カンコン2021特別審査員賞:アペックスの郡司公生さん
臥龍イズムの伝道師:リハプライムの小池修さん
ディズニー博士:加賀屋克美さん
懇親会も行います。
★詳細は⇒ https://www.e-garyu.com/np013.html

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【社長のビタミン・一日一語】5543 意見箱や投票箱の効果は低い

★第5543号の「一日一語」は、『意見箱や投票箱の効果は低い』

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●「見える化」と「称賛」が大事

改善提案やありがとうカードなどを入れていただく、
意見箱や提案箱や投票箱を設ける会社を
ときどき拝見しますが、効果は低いですね。

そもそも箱に入っている枚数が低いと、
”みんな、出してないじゃん”ということで、
出さない輪が広がっていきます。

先日、小売業の接客力研修を行ったお店で、
高いリピーター率を実現する「5つの約束」を決めました。

その約束を実践した仲間を、
「陰褒め」するカードを出すことにしました。

社長がカード投稿する「箱」を設置するというので、
臥龍は「NO」と伝え、以下のアドバイスをしました。


1.投票箱ではなく見える化がいいです。

  100円ショップで売っているような、
  縦に長い10名くらいが入る透明のカード入れ。
  それを10名分、10列揃える。

2.一か月毎にカードを回収。
  回収前に全カードを読んでいただき、
  「共感したカード」を三つ選び投票していただく。

  一位の方を月間MVP表彰する。
  一年後、月間MVPから年間MVP表彰する。

3.一か月4枚以上というように最低数は決める。
  ちゃんと仲間を観察していれば、
  週に1回は「陰褒めポイント」は見つかる。

  逆にいえば、週1件という意識が、
 「関心力アンテナ」が立つのです。

  これを三か月も続けると、
  仲間に温かい目線を注ぐ風土が生まれ、
  その温かい雰囲気がお客様も癒し、
  これがリピーター率を高めるのです。

4.最多投稿者も毎月表彰する。

「箱」に入れない。

「見える化」と「称賛」が大事です。


●6月30日【第1回臥龍祭りIN東京】の開催ご案内
出演者は
カンコン2021グランプリ:ローズメイの成澤知恭さん
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【社長のビタミン・一日一語】5544 別冊:読書感想文「織田信長」

★第5544号の「一日一語」は、『別冊:読書感想文「織田信長」』

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二極淘汰の厳しい時代。自営業も中小企業も
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*別冊:読書感想文「織田信長」
 ご興味ある方は、是非、お読みください。

読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P100~115)から
・一言集約:肉親の情はある意味、一番やっかいな経営課題。

P111 『「そこへ行くと濃の父も蝮はやはり徹していました」
「・・・・」
「どんな時にも、自分と一緒に死ぬ者などは欲しがらず、
生かして使うことばかりに熱中して」』

武田信玄によって、四面楚歌におかれつつある夫を励ます、
濃姫流の愛情表現であった。

P114 『(浅井・朝倉だけならば、今までも撃つ機会は幾らもあったのに・・・)
それを思うと、信長の腹は煮えくり返りそうであった。

(長政は、きっと、わしの心のわかる奴・・・)そう考えたのはやはり、
妹お市に対する愛情であり、その愛情につながる甘い希望的観測であった。

そして、あのわずかな私情のために時を失い、
いま信長は身動きできないほどの困難に直面させられてしまっている。』

経営でもありますね。肉親の情はある意味、一番やっかいな課題です。


読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P116~134)から
・一言集約:もう戻れない道に踏み出す。踏み出す限りは、必勝の信念で!

P127 『「ホホ・・・蝮におなりなされませ。
もとの、尾張の大うつけになって、
もう一度逞しゅうお暴れなされませ」

どこまでも勝気な濃姫にはげまされて、
「小癪なことをぬかす女子だ。もはや信長は蝮ではない。
近畿をおさえた猛虎じゃわい」

(中略)

この時から安土築城の天正四年(1576)の春までの満六年間は、
ほとんど軍装を解く暇もなく、
さながら阿修羅のように荒れ狂わなければならない時期であった。

(中略)

むろんこの大手術なしに乱世の終息はあり得なかったことは
ひとしく史家も認めているが、殺さねば殺される、
文字どおり喰うか喰われるかの危機の連続は、
この八月初旬の摂津出兵によって幕を切っておとしたのだ。』

信長に天下布武させまいとする野望に囲まれた信長、
勝つしかない道に踏み出す。

P130 『「信盛!わしは引き返さねばならぬ」
「なぜでござりまする。小癪な挑戦を前にして」
「網にかかった!蜘蛛の巣に」』

迅速な引きの決断、
これは経営でも欠かせない勘・意思決定ですね。

P133 『「あ・・・・」と、光秀も声をのんだ。
「では勅命を乞うて浅井・朝倉と和をお講じなさりますか」
「そうじゃ。(中略)さなくば天下は大動乱、
京へ彼らに攻め入られては、都は再び焼野原じゃ」』

戦いの指示の前に、京を焼野原にしない為に、
天皇の勅命を乞うという視座の高さに感嘆する。


読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P135~157)から
・一言集約:悪名を一身に背負う信長の覚悟、まさに阿修羅か鬼神。

P148 『「ハッハッハッ・・・そちはまた、
どうしてそう学問の名を怖れるのだ。
どのような立派な学問もな、これを生かすは人間じゃ。

人間が腐り果てているゆえ、学問も生かせず、
かえって新時代の夜明けの邪魔をしくさるのじゃ。

(中略)

裁く者が無法か、裁かれる者が無法かは歴史が決めるわ!
その果ての悪名ならば、信長は甘んじて受けてやる。
よいか、叡山を滅ぼすものは叡山なり!」

(中略)

当分は阿修羅の心を捨ててよい信長ではなかった。
叡山焼打ちの知らせを受けて、
嚇怒(かくど)してゆく信玄の顔が、
まざまざと瞼にうかぶからだった。』

「叡山焼き打ち」、悪名を一身に背負う信長の覚悟、
まさに阿修羅か鬼神。
光秀に語る姿は、究極の「ひとりぼっち」。


読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P157~168)から
・一言集約:四面楚歌の中で
モチベーションを失わない信長のメンタルに感嘆。

P158 『こうなっては信長ならずとも
悪鬼羅刹の相好を呈さずにすむまい。

いや、信長なればこそ、
この四面楚歌の中でなおよく
一歩も停滞せずに雄叫び続き得たといってよい。』

通常の神経であれば発狂してもおかしくない
精神的な崖っぷち。最後はメンタルだ。

P167 『「信忠、信雄、信孝」
「はッ」
「三人に、しかと申しておくことがある。
元亀三年(1572)は、
この父のために生死を決する年となろう」
「はいッ」
「来年正月、再び父と対面できるものと思うなッ」』

息子が16歳、13歳の正月での元服=成人式。
そこで語る言葉が、命を懸けた正念場の年。


読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P168~224)から
・一言集約:「修羅場」が、
信長に続いて家康の「将の器の大覚醒」を実現する。
まるで戦場に居るかのごとくの山岡荘八先生の筆力に感動。

P176 『大成したのちは
忍耐と慎重の化身のように云われた家康も、
この頃にはまだ気鋒当るべからざる
気鋭の進歩主義者であり猛将であったのだ。』

人の成長も段階がある。

猛将を経ての賢将・徳将であるから
人物に厚みがあるのである。

P186 『あまりに平素と違った猛々しい言動を見せられて、
重臣たちも織田の三将も呆気にとられていた。

しかし、この場にもし濃姫が居合わせたら、
恐らく声をあげて泣いて感嘆したに違いない。
「わが殿の、田楽狭間にのぞむおりの姿のままじゃ・・・」と。

男の生涯には必ずそのような血潮の噴沸が一度はあるもの。

もしこの時信長に憑いていたものがあったとしたら、
それは鬼神でも魔性のものでもなく、
実に「信長―」そのものに憑かれていたのだ。

(中略)

ぐいぐい押し出してゆく徳川勢の凄まじい気魄が、
もはや彼に勝敗を超えさせている。
(中略)
(死のう!わしだけでも、主君信長の名誉のために!)』

人を憑きものにするのがカリスマ性であろう。
本田宗一郎も松下幸之助も土光敏夫も皆、
そういう人を憑きもの付きにする力があった。
だから狂気の大事が成せたのだと思う。

P206 『「殿!殿とはそのような葉武者であったのかッ!」
「うぬッ、またしても、半蔵がような事を吐(ぬか)す」

「おお云わいでか。そのような葉武者に、
生命をささげて奉公して来たと思うと全身の血が逆流するわ。
少しの敗戦に思慮を失い、感情におし流されて全軍の指揮を忘れる・・・
ああ、討死した者どもが浮かばれまい」』

大敗の中、意地にかられて死地に戻ろうとする家康を
部下たちが手を変え、言葉を変え諭し、
そして盾になって死んでいく場面。せつない。

P215 『次々に生き残った将兵が
泥にまみれて城にたどり着いて来る。

そしてそのいずれもが、真昼のような篝火と、
八文字に開かれている城門に眼をみはった。

(中略)

いずれもそれが家康の命だとわかり、その家康は、
いま三椀の湯づけを食べ
大いびきで寝込んでいると聞かされると、
わかったようなわからぬような顔つきながら
ホッとするからふしぎであった。
「それにしても呆れた明るさではないか」』

大敗を経て、肚の座った家康、
それが敗戦の軍に血を通わせていく。

P217 『「ここで弱みを見せたはならぬ。
ここまでは誰もやることじゃ。

しかし、生命カラガラ城に逃げ込んだわれらが、
一刻経たぬ間に夜襲を企てようとは
いくら信玄でも気がつくまい」』

大将が陽の気を陣に通したことで、
重臣たちの密議も、あり得ない攻めをみせはじめる。

P218 『「では、ひとつ、寄手の荒胆を取りひしぐか」
それはもう、敗戦に血走って城へ入る時の家康とは
全く別人の感じであった。
(中略)
ついにこの天下無類な「意地攻めー」にあって、
さしもの武田勢も崩れ立った。』

26人の意地の攻めが、城を囲む武田勢を崩していく。
まさに戦略を超越した「気略」。
ベンチャー企業の意地に通じる。


読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P224~278)から
・一言集約:軍神・武田信玄、寿命にだけは勝てず。
人間、事を決するタイミングを違(たが)わぬことだ。

P245 『「勝頼!」
「はいッ」
「そのような口、総大将たる者は利かぬものじゃ」
「はッ」
「武将はつねにものの哀れを知らねばならぬ。
それゆえ、野田城を受け取った上は、
華々しく一戦して家康に死花を咲かせてやろうぞ」』

武田信玄と子勝頼との会話。言葉で、将の器が知れる。

P278 『「あの信玄入道が、
ひろげた網を見捨てて
国に帰るとは・・・まあよい。」』

信玄の急死、それで壮大かつ入念な備えが崩れていく。
偉大なトップは後継者育成が本当に難しいものだ。
これは企業においても同様。


読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P279~314)から
・一言集約:朝倉家滅亡の章にあって、
一服の清涼のようなエピソード.

P299 『「したが、その方、少々あわて者じゃな」
「はいッ。みなみな、そう申しまする」
「ワッハッハッ・・・みなもそう云うたか。
よしッ、これを取らす。これを履いてゆけ」

信長は、自分の履いていた足半(足の半ばまでの草履)を
ぬいで長可に渡した。

「あの、御大将の履きものを?!金松にくだされますので」

「たわけめ、足半は大将の履くものではない。
足軽小者の履くものじゃ。
(中略)
そちは裸足ではないか。
裸足では長駆けはできぬ。
見よ、そちの足は赤く腫れておる。
それゆえ、あわて者と見たのじゃ。
わかったらそれを履いて駆けてゆけ」
(中略)
そう云うともうその場に座りこんで
感涙にむせんでいる金松又四郎など忘れたように、
自慢の肥馬を奔らす信長だった。』

戦場を駆けている若武者が裸足ということに眼を留める信長。


●6月30日【第1回臥龍祭りIN東京】の開催ご案内
出演者は
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【社長のビタミン・一日一語】5545 初期消火の大切さ

★第5545号の「一日一語」は、『初期消火の大切さ』

『臥龍ファミリーの皆さま、
 そしてメルマガ読者の皆さま、
 おはようございます!臥龍です。

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●初期消火の大切さ

火種の段階だと簡単に消火器で消せますが、
炎上しますと消防車の動員が要ります。

先日、ある会社の読書会にお付き合いして、
「AI分析でわかったトップ5%の社員の習慣」を
再読しました。

前回読んだときにはスルーした
以下の小見出しが、心に留まりました。

P187の「まず単独行動する」、
その後にクレーム処理のやり方が続きます。

最初、クレーム処理を
個人判断でしたらマズイだろうと思ったのですが、
こういう意味だと「自己解釈」しました。

1.クレームやトラブルをキャッチする。

2.上司や関係先には報告・連絡する。

3.直ぐに単独行動を起こし、「火種」を消す。


前提には、現場のリーダーが
「個」としての「意思決定力」を持っていることが
重要です。

忖度して、ウロウロしている間に、
相手様が激怒・炎上に到ります。

クレームやトラブルの炎上の多くは、
「初期消火のミス」です。

現場リーダーに
クレームやトラブル処理の
「目的」は伝わっていますか?

目的=
クレームやトラブルの発生前よりもファンにする。

後は手段ですが、
一番大事なことは「スピード」です。

ウロウロしている時間に、
火種が炎上に向かいます。

これが「まず単独行動する」の
「臥龍解釈」です。


●6月30日【第1回臥龍祭りIN東京】の開催ご案内
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★詳細は⇒ https://www.e-garyu.com/np013.html

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【社長のビタミン・一日一語】5546 別冊:織田信長

★第5546号の「一日一語」は、『別冊:織田信長』

『臥龍ファミリーの皆さま、
 そしてメルマガ読者の皆さま、
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二極淘汰の厳しい時代。自営業も中小企業も
金銀銅のメダリスト企業にならないと報われない時代。

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*別冊:読書感想文「織田信長」
 ご興味ある方は、是非、お読みください。

読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P314~369)から
・一言集約:世のつねの憐憫や人情がかえって
悲劇を拡大すると悟ったときの噴怒相!

P366 『恐らくこの心境は信長以外に持ってはならず、
また持てもしない超常識の悟りであろう。
世のつねの憐憫や人情が
かえって悲劇を拡大すると悟ったときの噴怒相!』

浅井父子を打ち滅ばした後で、
信長は更なる悟りの境地に至る。

読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P369~383)から
・一言集約:「戦略の誤りは戦術では補い難し」を字で行く場面。

P372 信長が鉄砲鍛冶の棟梁に向かって、
『「それに、これは筑前からよく申し聞かせてあるであろうが、
当分他国の大名の注文は受けてはならぬぞ。幾
百挺、幾千挺できようと、みなこの信長が買い取らす」

(中略)

「この試作させた大筒が千挺ほども欲しいところじゃ。
これが千挺あったらのう、一人も殺さず天下が取れる」

(中略)

「よい鍛冶が多く出ずれば平和が早い。遅
れては庶民の難儀が長びくと思え。
七人ではまだ一年以上も、この信長・・・」

(中略)

(そのためには、何よりも新手の戦術を・・・)そう思って、
しきりに鉄砲の改良に心を砕いている信長だった。

すでに鉄砲は日本中に生きわたった。
どの大名も五十挺や百挺の鉄砲を持たぬものはない。

そして、いずれもその威力は充分に認めていながら、
いまだにそれによって勝敗の決するような
戦術までは編みだし得ないのである。
(ここらに、人の気づかぬ工夫があるはずなのだが・・・)』

太平洋戦争、
制海権ではなく制空権の時代、軍艦よりも航空機、
この時勢を見余った日本は負けた。

信長、鉄砲が成否を分けることに気が付いた。

またインターネットの便利さは皆が知っている。
が、プラットフォーム、
ビジネスモデルを開発できる極少数が、
その事業メリットを享受する。時代は変わっても、

先見性と知恵が勝負を決めることは同じ。

P379 将軍義昭に信長謀反を勧める密書を
わざと出させようとする信長に、思わず秀吉は、

『「御大将!ちょっとお待ちを・・・」

さすがの秀吉も、
顔いろを変えて信長の言葉をさえぎった。

「それで、まことに謙信が起ったら何となされまする。
(中略)
勝つお見込みはござりまするか!?」

「それが無い。あの信玄すら何ともできなかった鋭鋒を、
何でわしがかわせるものか。戦えば負け、戦えば負けじゃ」
(中略)
「わかりました!腑に落ちました!
いやはや恐れ入ったご計略!』

脳で汗かくまで考えるのがリーダーの仕事とすれば、
信長ほども考え抜けば、現代でも負けはないと思わされる。

それにしても、試合に勝って、勝負に負けるタイプという
「上杉謙信の戦癖」を読み切った時点で、
大局は決まったといえる。

読書:「織田信長」山岡荘八・著(講談社文庫)より
【4】天下布武の巻(P384~402)から
・一言集約:悪鬼信長、その本心は当人でしか分からない。
それでもこれは、信念と言っていいものであろうか?

P395 長島本願寺攻めの信長、
『仏教嫌いでもない信長と、戦が目的でもない信徒とが、
どこでトチ狂ったのか、双方ともまたとない敵として
牙を剥いて向いあってしまっている。

感情と感情!憎悪と憎悪!
およそ「戦争―」と名のつくものに、
必ずこうした理性喪失の不合理はつきものだったが、
それにしても、何という悲しい人間どもの愚かさであり、
欠陥であろうか。』

古今東西、平和を念じてもいいはずの宗教絡みで、
なぜ戦争が止まないのか?
子どもの頃からの変わらぬ疑問。

P401 長島本願寺殲滅に当たって、
『ここでいささかでも手心を加えたら、
本拠の石山ではどれだけ多くの犠牲が
要求されるかわからないと、

そのことを本能的に計算できるのが
信長だったと云ってもよい。』

それでも、戦いが仕事の時代に
生まれなくてよかったと思う臥龍です。

しかしこの先、
日本人総員で必死に知恵を使わないと、
日本が戦争に巻き込まれないという
保証はない時代に来ている。


●6月30日【第1回臥龍祭りIN東京】の開催ご案内
出演者は
カンコン2021グランプリ:ローズメイの成澤知恭さん
カンコン2021特別審査員賞:アペックスの郡司公生さん
臥龍イズムの伝道師:リハプライムの小池修さん
ディズニー博士:加賀屋克美さん
懇親会も行います。
★詳細は⇒ https://www.e-garyu.com/np013.html

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事務所移転のお知らせ

 

この度、一般社団法人「志授業」推進協議会は、下記へ移転いたしました。

 

今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

[新所在地]
〒135-0062
東京都江東区東雲
1-9-31ー4304

 

TEL 03-5547-4801

FAX 03-5547-4806

好評発売中!DVD「年商100億の壁は
人財力で破れ!」

 

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人財力で破れ!」

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会社概要

一般社団法人「志授業」推進協議会

東京オフィス

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