★第5537号の「一日一語」は、『３０歳での開業以来、初めてのピンチ』

『臥龍ファミリーの皆さま、
　そしてメルマガ読者の皆さま、
　おはようございます！臥龍です。

二極淘汰の厳しい時代。自営業も中小企業も
金銀銅のメダリスト企業にならないと報われない時代。

経営コンサルタント業界で幸運にもメダリストになれた臥龍が
メダリストを目指す皆さまにお役に立つ情報をお届けします。
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●３０歳での開業以来、初めてのピンチ

同じ一年３６５日、一日２４時間で、
個々の仕事量が何故これほど違うのでしょうか？

臥龍の信条は、
「人がどれくらいの仕事量をこなせるかは、
詰めてみないと分からない幕の内弁当のようなもの」です。

大体において、
人は自分のキャパのはるか手前で
「限界」を勝手に決めています。

ですから「仕事量の幕の内弁当箱」に入れてみないと、
入る入らないは分からないものです。

仮にあなたが臥龍と同業の経営コンサルタントであれば、
経営顧問先を２０社入れてみましょう。

企業の取締役を三社入れてみましょう。

社会起業のプロジェクトを５つ入れてみましょう。

そのように入れてみないと、
どこが「真の限界」かが分かりません。

一杯になってくる、
「真の限界」が分かってくる。

そこから、人は工夫を始めます。

１．意思決定を早くする。

２．平行処理のコツを掴む。

３．オセロの四隅を押さえ、他は人に任せる。

などなど。

工夫が生まれないのは、
一杯になっていないからです。

あなたの部下は、
仕事の工夫を絶えずされていますか？

あなたが部下を育てようと思うと、
表面器量の１割増しを任せてみることです。

すると器量が１割増えます。

で、今の臥龍。

開業以来の３６年間で、
初めて自分のキャパにきたことを感じています。

メールを読む時間もない。

秘書からはその理由を以下のように言われました。

１．コロナ禍で始めた
　　オンライン対応メニューが余り減っていない。

２．コロナ禍からリアルへの復活が始まり、
　　リアル仕事が増えている。

３．性分だから仕方ないのですが、
　　必ず事前期待を超えるように丁寧に仕事をする。

さあここから、どのような「工夫」を生み出すかです！

「仕事量に限界はない。工夫が足りないだけだ」（臥龍）』

★第5538号の「一日一語」は、『開業前にするべき一番大切なこと（前編）』

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●開業前にするべき一番大切なこと

昨日は、盛岡で近日オープン予定の
「生はちみつ食パン店：ローズメイ盛岡店」のスタッフ研修でした。

１０名、全て女性スタッフでした。

臥龍の半日研修、スタッフとオーナーの島川商店・島川祥さんの
両方からの受講満足度１００点でした。

テーマは「開業前にするべき一番大切なこと」です。

それは「ひとめぼれ力」を持つことです。

初来店されたお客様のハートを
わしづかみする力がないとリピーターが生まれません。


■体験を語る

「ひとめぼれ力」を知っていただくには、
各自の「心に残ったサービス体験」を語っていただくのが一番です。

「教えたことは忘れやすいが、語ったことは忘れ難い」（臥龍）

１０人それぞれが、素晴らしい体験を披露してくださいました。

これは重要なことです。

「違いを感知する感性がないスタッフでは、
　お客様に違いを提供できない。
感動を感知する感性がないスタッフでは、
　お客様に感動を提供できない。」（臥龍）

その中のお二人の「心に残ったサービス体験」が、
東京ディズニーランドでした。


東山さん曰く。２０年前、爪切りを買いました。

爪切りの金具（？）で少し指がささくれたので、
電話で「買い換えたいのですが、
今も爪切り売っていますか？
気に入ったデザインなので」と問い合わせしました。

電話に出たオペレーター、
「お怪我はありませんか？
もし病院に行かれたら領収書は取っておいてくださいね」と
真摯に対応してくださいました。

驚いたのは、翌日、
ディズニーランドのスタッフが、
たくさんのお土産を持って、
盛岡の自宅を訪ねてきたことです。

「誠に申し訳ございません」

この感動は、生涯忘れません。


土生さん曰く。

６年前にディズニーランドに行ったときです。

娘が買ったばかりのキャラクターグッズを
落としてしまいました。

近くにいたキャストに
その旨をお伝えしたところ、
「探してみますね」のお返事。

５分後、キャストは「ありましたよ」と
グッズを持ってきて娘に渡してくれました。

娘は大喜びでしたが、
私にはそれが新品であることが分かりました。

この感動は、生涯忘れません。

（続く）』

★第5539号の「一日一語」は、『開業前にするべき一番大切なこと（後編）』

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●開業前にするべき一番大切なこと

１８日は、盛岡で近日オープン予定の
「生はちみつ食パン店：ローズメイ盛岡店」のスタッフ研修でした。

「ひとめぼれ力」を知っていただくには、
各自の「心に残ったサービス体験」を
語っていただくのが一番です。

「教えたことは忘れやすいが、
　語ったことは忘れ難い」（臥龍）


■答えを提供しない、フォーマットを提供する

「もらった答えは忘れやすい、
　導き出した答えは忘れ難い」（臥龍）

オープンに当たって、一番用意すべきものは、
お客様を「ひとめぼれさせる力」です。

臥龍のように３０年間、感動経営を指導してきたものには、
１００点の答えは分かっています。

しかしそれを示したからといって、
やってくれるかどうかは分かりません。

臥龍は以下のように事例を語っていきました。

■ご存知ですか？

繁盛する商売は
二行目が違うだけなのです！

■感動レストラン：私たちの誇り

私たちは
安心・安全かつ美味しい料理と
心が温まる言葉と気配りをご提供します。

■感動工務店：私たちの誇り

私たちは
安心・安全・快適なお住まいと
心が温まる言葉と気配りをご提供します。

■感動の引越しセンター：私たちの誇り

私たちは
正確で安全な荷物配送と
心が温まる言葉と気配りをご提供します。

ここまで事例を学んできていただいてから、

■感動の食パン専門店：私たちの誇り

私たちは
からだ思いのパンとジャムと
心が温まる言葉と気配りをご提供します。

「ひとめぼれ」をさせる
「心が温まる言葉と気配り」は何にしますか？

これを３班に分かれて討議していただくと、
臥龍が事前に考えた１００点答案を超える
１５０点答案が出てきました。

完璧です。

これをやれば高いリピーター率を実現できます。

当然、１５０点答案は、
とても難易度が高いおもてなしです。

これをコンサルタントや社長から示されても、
拒否反応が出て終わります。

しかし、自分たちが導き出した答案だと、
１５０点のやり方でも、
やってみるモチベーションが付いてきます。

「もらった答えは忘れやすい、
　導き出した答えは忘れ難い」（臥龍）

でももう一つ要るものがあります。

それは「決めたことに妥協しない店長」です。


●６月３０日【第１回臥龍祭りIN東京】の開催ご案内
出演者は
カンコン２０２１グランプリ：ローズメイの成澤知恭さん
カンコン２０２１特別審査員賞：アペックスの郡司公生さん
臥龍イズムの伝道師：リハプライムの小池修さん
ディズニー博士：加賀屋克美さん
懇親会も行います。
★詳細は⇒　https://www.e-garyu.com/np013.html』

★第5540号の「一日一語」は、『結婚以来、初のプレゼントのない誕生日』

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＊今日はプライベートネタです。恐縮です。

●「想い出創り相談所」を持とう！

「物」を売るのが難しい時代です。

結婚当初は、
海外旅行の楽しみの一つが「買い物」でした。

いわゆるデューティフリー（名税店）。

結婚の年数を重ねる毎に、
行く回数が減り、買う回数が減っていきました。

とうとう今年の奥さまの誕生日、
「物は要らない」と言われてしまいました。

（そういえば、自分も
「何、要る？」と聞かれて困ってはいたな・・・）

となると、「物」ではなく「想い出」です。

幸いにも臥龍には、
「想い出創り相談所」がたくさんあります。

第二の我が家MAP
https://e-garyu.info/profile/home.html#t01

その中で、今回はLOQUAT西伊豆に相談しました。
https://loquat-nishiizu.jp/

その結果、以下のような「想い出」をプレゼントできました。
https://www.facebook.com/noriyuki.sumida.1

上記の投稿５～６個目にある、
陶器創りや一日一組限定の
第二の我が家にシェフとバーテンダーに来ていただいての
リラックス出来るディナータイムや白枇杷狩りなどです。

一人ひとりが
我が「想い出創り相談所」を持つと便利な時代ですね！


●６月３０日【第１回臥龍祭りIN東京】の開催ご案内
出演者は
カンコン２０２１グランプリ：ローズメイの成澤知恭さん
カンコン２０２１特別審査員賞：アペックスの郡司公生さん
臥龍イズムの伝道師：リハプライムの小池修さん
ディズニー博士：加賀屋克美さん
懇親会も行います。
★詳細は⇒　https://www.e-garyu.com/np013.html』

★第5541号の「一日一語」は、『「勝ち組風土」を仕掛けて創る！』

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●「勝ち組風土」を仕掛けて創る！

Q.貴社では、
請求書に感謝の言葉を添えていますか？

臥龍は毎月の請求書に
手書きの感謝カードを入れています。

そのカードの裏面には、
臥龍語録を月替りで入れています。

今月は、以下の言葉です。

（ここから）

「全ての因は我に在り」が
適用される世界を創ろう！

トップが「全ての因は我に在り」と
思うことは当然としても、
それだけでは不十分です。

当事者一人ひとりがその意識に立つことで、
それが適用される世界が生まれます。

「私が変われば会社が変わる。
　会社が変われば私の未来も変わる。
　全ての変化は私の一歩から！」

２０２２年５月２４日
感謝を込めて　臥龍こと角田識之

（ここまで）

添えているイラストは、
「ファーストペンギン」と
「渡り鳥のV字編隊飛行」です。

トップが「全ての因は我に在り」と
思考することは正しいことですが、
従業員の前で公言する必要はありません。

間違った捉え方をされると、
「社長が何とかしてください」という
甘えの構造を生みます。

大事なことは、当事者全員がそう思うことです。

「挨拶運動なら自分が」、「６S運動なら自分が」、
「営業の先行管理であれば自分が」というように、
全員が、
テーマ毎に「ファーストペンギン」になるべきです。

「ファーストペンギン」とは、
集団で行動するペンギンの群れの中から、
天敵がいるかもしれない海へ、
魚を求めて最初に飛びこむ1羽のペンギンのことです。

転じて、その「勇敢なペンギン」のように、
リスクを恐れず初めてのことに挑戦する
ベンチャー精神の持ち主を、

米国では敬意を込めて
「ファーストペンギン」と呼びます。

そして勇気を持って飛び立ったペンギンを
孤独にしてはいけません。

すると「やった者負け」の最悪風土が生まれます。

直ぐにサポートメンバーが集まり、
「V字編隊飛行」を形成することです。

２５羽で飛ぶことで、
１羽で飛ぶ１７０％増の距離を飛ぶことができます。

こういう「勝ち組風土」を仕掛けていくのが、
COO（NO.2や番頭）の仕事です。


●６月３０日【第１回臥龍祭りIN東京】の開催ご案内
出演者は
カンコン２０２１グランプリ：ローズメイの成澤知恭さん
カンコン２０２１特別審査員賞：アペックスの郡司公生さん
臥龍イズムの伝道師：リハプライムの小池修さん
ディズニー博士：加賀屋克美さん
懇親会も行います。
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