★第5227号の「一日一語」は、『社長、あなたの後継者は決まっていますか？』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

「愚者は体験に学び、
　賢者は歴史に学ぶ」（ビスマルク）

歴史の中には、今を生き、
未来を切り開くヒントがあります。

臥龍の「歴史・偉人に学ぶDVD」シリーズ。
https://www.e-garyu.com/pg532.html

少し前の号で、曹操（そうそう）に見る
「負けっぷりに将の器が出る」を書きましたが、
もう一つ曹操に凄いと思ったことがあります。

「赤壁の戦い」において大敗を期した後、
自分の息子（曹丕　そうひ）に
優秀な家庭教師（司馬懿　しばい）を付けます。

「赤壁の戦い」で勝利していれば
自分の代で天下統一が出来るが、

敗退により、
息子の代にまで託さなくてはならないという
判断でした。

「社長就任の瞬間から、
事業継承（後継者育成）は
スタートしている」（臥龍）

しかし、非上場の会社では、
この意識が弱いですね。

昨年、物語コーポレーションを退任した
前社長の加治幸夫さんから伺いました。

「９年前にトップになった瞬間から、
後継者育成を考え、候補を挙げ、
順次試練を与え、
そのクリアー具合を見届けていきました」

結果、役員経験のない
３４歳の俊英をトップに抜擢しました。

非上場の社長は、一般的に
後継者育成や事業継承を先送りにしがちです。

そして口では、「会社や社員は大事」と
矛盾したことを言います。

いつでも代われる後継者がいない会社の社長は、
ある意味無責任と言わざるを得ません。

その結果、２０２５年に年齢が７０歳を超える
２４５万人の社長の内１２７万人の社長が、
今だ後継者不在という体たらくになっています。

後継者がいないは嘘です。
真剣に求めていません。

後継者が育たないは嘘です。
本気で育てていません。

臥龍は、昨年の１０月に
ある会社の社長に就任しましたが、
半年で社員から後継者を育成しました。

余程の条件でない限り、
臥龍はどの会社の社長に就任しても、
三年以内に後継社長は創れます。

このコツを公開する講座を年内に開設します。

★第5228号の「一日一語」は、『あなたは、騙されていませんか？』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

昨日、
オンラインでの「社長学」講座を行いましたが、

終了後の感想で、
「だまし癖に引っ掛かってはいけないに
ドキッとしました」という声がありました。

人は、仮面を何度も被っている内に、
仮面が貼り付いてしまうということがあります。

「忙しいので、出来ませんでした」

「頑張ったのですが、出来ませんでした」

「やったことがないので、無理です」

「人前で話すのは、苦手なんです」

「出来ない」の９９％は、
「やらなかった」だけです。

「苦手です」の９９％は、
「思い込み」です。

人とは、
自分自身に対する
「だまし癖」の固まりなんです。

社長やリーダーが、
部下の「だまし癖」に引っかかって
「そうか」と認めると、
可能性の開花機会は消えてしまいます。

臥龍は、
「出来ない」「苦手」という言葉に出会うと、
内心”まあ長年自分自身を騙してきたんだね。
でも臥龍は騙されないよ”と呟きます。

そして相手の
「本当は脱皮したい！」という
潜在意識の声に応えて働きかけていきます。

それが数々の変身をサポートしてきた、
「臥龍マジック」の種なんです。

★第5229号の「一日一語」は、『恥ずかしながら反省をするとき』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

Q.あなたは「運」がいいですか？

Q.あなたには「愛嬌」がありますか？

この両方に「YES」と即答できないと、
松下幸之助翁の覚えは悪かったでしょうね。

松下幸之助翁は、リーダーの条件として、
「運と愛嬌」をとても重視していました。

（２１０２２０上甲晃先生の「一日一語」より）

■運と愛嬌

松下政経塾一期生採用の時には
およそ五十倍近い競争率だった。

最終面接した松下幸之助は、
「何を基準に塾生を選びましたか」と質問され、
「運の強そうな人、愛嬌のある人」と答えた。

いずれも数字に表せない
人間としての魅力を指している。

（ここまで）

この二点は、臥龍も
歳を重ねるごとに痛感してきています。

「愛嬌」のないリーダーが率いる組織は、
「陰の気」を持ってきます。

そうなってくると、
運気・士気も下がってきて、
勝てる勝負にも勝てなくなります。

「才覚」はあってもいいのですが、
それが「傲慢」や
「冷たさ」になるとよくありません。

三国志の英雄、曹操には
２３人もの息子がいました。

後継者争いは、
長男・曹ひと三男・曹植に絞られます。

あくまで演義上の話ではありますが、
友人の軍師が、
「曹植は素晴らしい知恵者だ」と
褒めたたえますが、

稀代の軍師・司馬懿（しばい）は、
「本当の知恵者は、人前で
自分の智謀をひけらかさないものだ」と
言います。

要は、警戒される人物になるようでは
大事は成せぬということです。

「社長や上司は、
部下と才や手柄を争ってはならぬ」（臥龍）

人徳や器量で心服させればいいのです。

しかし、臥龍も時々反省します。

「いい歳をして、負けず嫌いの虫が頭をもたげ、
（俺はこんなに凄いんだぞと）
たまに部下と才を争ってしまう。

部下が才を誇るときに、
”凄いねえ”といつでもニコニコ笑っている
器量になりたいものだ」

★第5230号の「一日一語」は、『「信じています」は魔法の言葉』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

先般の社内ミーティングで、
仮称ですが、
「かけこみ寺」を創ることを決めました。

悩み、困ったことがあったら相談できる
「社内ホットライン」です。

意見交換の中で、
「ハードルは下げよう」と確認しました。

一見、愚痴のようなことでも、
一度は受け入れようということです。

心の中に溜めないことが大事です。

別の角度で思うことですが、
本当に頑張っている人には、
「頑張れ！」とは声を掛けないことですね。

”これ以上、どうしろと言うの？”と、
思ってしまうからです。

臥龍も、「頑張ってください」と
言われたくないタイプです。

「残能全開」ですから、
これ以上は出しようがありませんから
という感じです。

ではどう言って欲しいのか？

「信じています」

わがままかつ贅沢ですが、
こう言って欲しいですね。

「あなたなら出来る」

「信じています」

伴侶からのこの言葉に、
何度か救われた臥龍です。

★第5231号の「一日一語」は、『「諦めない理由」を持ったら強い！』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

「上場するかどうかは別として、
いつでも上場できるような
事業体質（優良企業体質）は持っておくべきだ」

これは過去、臥龍も何度か口にした言葉です。

でも今は、安易には言えません。

「上場するかどうかは別として、
いつでも上場できるような
事業体質（優良企業体質）は持っておくべきだ。
但し、本気で覚悟して目的を凝視」

「本気で覚悟して目的を凝視」が付きました。

業績を上げる苦労と同じくらい、
態勢を創る苦労が付いてきます。

以前、上場をした友人経営者から、
「上場を辛いと思う理由」として、

「完璧なコンプライアンスを求められる」
「内部統制制度導入の難しさとコスト」などを伺いましたが、
本当に難しくて面倒くさいことだらけです。

何のために上場するのか？

この「目的凝視」がないと、
「もうや～～めた」となってしまいます。

ではこの経営者は何故、上場の意思が貫けたか？

目的が、
「清く正しく大きくなりたい」だったからです。

この瞬間、小林佳雄さんへの尊敬の念が、
また一段と深まったことを鮮明に覚えています。

まあ元々、経営の苦労から見たら、
経営者が報酬で報われることは稀です。

「経営とは割に合わない商売」

だからこそ、「この為に」という
「諦めない理由」が必要です。

それを掴む場が、経営者向け講座
「企業進化道場」かもしれません。

「諦めない理由」が
肚落ちしたトップと幹部が一体となったとき、
奇跡の航海が始まります。

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