★第5202号の「一日一語」は、『上司が部下によく騙される場面』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

上司が部下によく騙される場面です。

あなたは大丈夫ですか？

「難しい、出来ません、分かりません」

臥龍も過去３０年間、
社長からこういう報告をよく聞きました。

「臥龍先生のご指示を伝えたのですが、現場から、
”難しい、出来ません、分かりません”
という声がありまして・・・」

Ｑ．あなたが軍師であれば、どう対応されますか？

「現場とは誰ですか？」

こう聞いてみると、
現場のリーダーひとりが言っていることで、
現場の声ではないことが多いですね。

人間は、正しいかどうかの前に
新しいことをやりたくないのです。

その言い訳として、
「難しい、出来ません、分かりません」と言います。

ここで先ず騙されたら危険です。

「臥龍がそのＡさんと面談します。
　社長は横で聞いていてください」

Ａさんと面談します。

「Ａさん、この方策は確かに難しいですが、
　これをやらなかったことによるデメリットは
　何だと思われますか？」

「Ａさん、この方策以外の代案はありますか？」

臥龍が提案しているものは、
困難であったとしても、

これをやらなかったら将来、
もっと困難な事態になることを
「自分の言葉で語らせる」のです。

また、「出来ません」の９９％は
「やらなかった」だけです。

やれば出来るのです。

「分かりません」の９９％は
「調べなかった」だけです。

調べれることで、
検索クセ、質問クセ、学習クセが付くのです。

従業員を子ども扱いする社長は、
会社を衰退させます。

子どもが浅瀬で
パシャパシャさせています。

「おお大丈夫か」と
抱き上げる溺愛タイプ。

「大丈夫だ。
自分の足ですっくと立ってみろ」
と言える厳愛タイプ。

真に愛あるリーダーはどちらでしょうか？

★第5203号の「一日一語」は、『上司が部下によく騙される場面part２』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

前号で、
上司が部下によく騙される場面として、

「難しい、出来ません、分かりません」
を取り上げました。

同じくらいのよく発生するのが、
以下のようなケースです。

「社長、皆、言っています！」

あなたが、
「ありがとうカードで、
感謝を表す習慣を身に付けよう！」と
発信したとします。

ある部署のリーダーが言ってきます。

「社長、ありがとうは口で伝えればいいので、
　カードでわざわざ伝える必要はないと、
　皆、言ってますよ」

あなたは、どう反応されますか？

正解はこうです。

「そうか。
　その皆、言ってますとは、誰のことですか？
　私が、もう一度、やる意義を伝えます」

こう言うと、
実際は２～３名ということはよくあります。

あるいは、営業部長がこう報告してきました。

「ライバルの安値攻勢が厳しかったのですが、
　安易な値引きはできませんので、涙を呑んで、
　お取引を終了させていただきました」

臥龍は、
「社長、お客様への定期訪問は大事ですよ」と、
日頃お伝えしていました。

社長が、取引が切れたお客様を訪問し、
「価格努力が足りなくてすみません」と申し上げました。

お客様からは、驚くべき返事が返ってきました。

「え？
　いやー、お宅はあんまり顔を出してくれなくて、
マメに来てくれたA社に代えさせてもらったのですが」

営業部長が、自分たちの落ち度を隠すための、
「涙を呑んで、お取引を終了させていただきました」
だったのです。

「皆が言っています」を、真に受けることは危険です。

「誰が？」という事実を具体的に挙げていただかないと、
対策があいまいになります。

「事実なきほうれん草（報連相）は食えない草」（臥龍）

日本人は、「誰が」という点を
曖昧にする傾向にあります。

「可哀そうだから・・・」

これは、愛ではありませんね。

★第5204号の「一日一語」は、『石の上に花を咲かせてみせましょう！』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

ある尊敬する経営者から
メールをいただきました。

（ここから）

おはようございます。

センターピンのお話し
ありがとうございました。

「目標は結果」を
脳幹に焼きつけるまで3年。

専務とシェアして我が社でも
数年かけて脳幹にすりこんでいきます！

（ここまで）

石の上にも三年という言葉がありますが、

臥龍は
「思考の枕言葉定着に三年」と
みています。

赤穂浪士の討ち入りで
敵味方を判別するための「山」「川」という符丁、
子ども心に強く印象付けられました。

貴社で
あなたが「計画」と言えば、
同僚からは、何という言葉が返ってきますか？

臥龍は、つばさホールディングスにおいては、
「計画」と言えば「結果」と
瞬時に返ってくるようにします。

三年間、臥龍が口の開けば、
「計画は結果」、これしか言いません！

そうすれば、石の上にも、
企業文化の花は咲くはずです。

★第5205号の「一日一語」は、『「基本価値」と「付加価値」』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

「基本価値」と「付加価値」

「基本価値は、
　あって当然、なくては困るもの」です。

「付加価値は基本価値に付加するもの、
　基本価値が崩れていての
　付加価値では意味がない」（臥龍）

あるとんかつチェーン店に入りました。

そのお店は、キャベツやみそ汁の
おかわり自由がありませんでした。

量は十分でしたので、
おかわりをしたいとは思いませんでしたが、
微妙な心のざわつきがありました。

その発生源は、
「とんかつ屋さんでは、
キャベツやみそ汁のおかわり自由」が
基本価値として脳裏に刻まれているからでした。

どの業界でも、
こういう「暗黙の基本価値」ってありますね。

これを無視すると、
商売繁盛にはならないようです。

例えば、名古屋の喫茶店でのモーニングサービス、
量が少ないと、微妙な心のざわつきがあります。

本来、食の基本価値は、安心安全。

その点から見れば、
食品添加物という食品以外のものが、
果たして安心安全かという部分が問題です。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000195.000033602.html

消費者に
食品添加物の教育をしているスーパーがあれば、
素敵ですね。

★第5206号の「一日一語」は、『人選基準はハンカチ効果の人』

つばさファミリー＆物語ファミリー及び
臥龍ファミリーの皆さま、おはようございます！

臥龍です。

本日は、オンライン講座
「第４期社長学」の最終回でした。

最終課題は、「マイ・バイブル」の策定でした。

自分の手元に置き、それを見返すだけで、
自分の針路がブレない、判断がブレない、

確信に満ちた人生が送れる、
それが「マイ・バイブル」です。

A４サイズの紙で、１～２枚ですが、
このコツに気づいた価値は
軽く億を超えるものです。

（長坂恭輔さんからのメール）

臥龍 先生、皆 さま

社長学、長期にわたり
貴重な学びをありがとうございました!!

マイバイブルを策定しましたので
ご確認ください。

これまでの学びのお陰で
迷うことなく策定ができました。

自分自身に与えられた
二つの役割を実現するためにも
一層精進して参ります!!

今後ともご指導の程、
よろしくお願いいたします。

社長学四期 同志の皆さま

皆様と一緒に受講が出来て
本当に良かったと思います。

たくさんの励ましと
学びをありがとうございました!!

今後もお互いにがんばっていきましょう～!!

株式会社長坂養蜂場
長坂恭輔

（ここまで）

（臥龍は返信しました）

長坂恭輔さま

シンプルかつ深いマイバイブルですね！

恭輔の存在が
第４期のハンカチ効果でした。

ありがとう！

臥龍

（ここまで）

「ハンカチ効果」とは、
ハンカチの真ん中をつまんで持ち上げると、
全体がそれに吊られて上がっていくものです。

ホンダやソニーは、
敗戦後の企業家にとって
「ハンカチ効果」となりました。

野茂英雄投手の渡米は、
日本のプロ野球選手の
「ハンカチ効果」となりました。

恭輔さんが、第４期に存在したことで、
明らかに第４期の皆さまが上がるステージが
ひとつ上のものとなりました。

社内で種々のプロジェクトを発足させる場合、
必ず一人は
「ハンカチ効果」となる人財を配することは、
絶対原則です。

プロジェクトリーダーが、
「ハンカチ効果人財」であることがベターですが、

伸び盛りの若手人財をそれに当てることで、
化けることも多々ありました。

「ハンカチ効果人財」を配しないプロジェクトは、
みじめな結果になりますが、
それは任命した社長の意思決定ミスといえます。

「たかが一人、されど一人、
　ハンカチ効果人財のストックが
　会社の成長エンジンとなる」（臥龍）

●８月２９日開講「第８期社長学」募集開始！
速攻、満席になりますので、お早めに！
★募集⇒　https://www.e-garyu.com/pg539.html