★第5116号の「一日一語」は、『変えられるものは、今と未来』

臥龍です。

昨日は、群馬の顧問先に伺いました。

Zoomでもいい時代ですが、

顧問先の代表が、倒産した工場の

建物・約300坪、土地・1080坪を

「買っちゃった」ということで、

現地・現物を見に行きました。


この時期に「買っちゃいました」という代表の

SK（スーパー勘違い）は相当のものですが、

変えられる未来をみて、現社長と共に、

１０８０坪に描くビジョンを検討していきます。


「変えられないものに囚われ、

クヨクヨしていても、何ら未来は変わらない。

変えられるものは、今と未来。

未来を見て、今出来ることに全力投球。

全身全霊を傾け無我夢中になれば、

そもそも悩む暇がなくなる」（臥龍）

★第5117号の「一日一語」は、『気迫の源泉はあるか？』

臥龍です。

苦難のときは、苦難を乗り越えた
偉人からのメッセージに耳を傾けたいですね！

（ここから）

松下幸之助の不況克服の心得１０か条

第四条　不撤退の覚悟で取り組む

なんとしてもこの困難を突破するのだという
強い執念と勇気が、
思いがけない大きな力を生み出す。

不況を発展に変える原動力は烈々たる気迫である。

（ここまで）

先日、外食大手のあるトップにインタビューしました。

あつてBSE（狂牛病）風評で、
倒産の危機に瀕しました。

「あれに比べたら、
今回のコロナウィルス騒動も何とかなりますよ」
というくらいですから、その苦境は想像が付きます。

振り返って分析すると、
苦境脱出には三つの要素がありました。

その第一は、トップの気迫です。

大嵐のとき、
クルーも関係者も船長を仰ぎ見ます。

船長が、肩を落とし、目が泳いでしたら、
本当に座礁、沈没です。

しかし、船長が堂々した態度でいたら、
”まだ行けるぞ！”という空気になります。

問題は、この嵐のときまでに、
船長は、「我が気力の源泉」を
掘り当てていないといけません。

でないと、気迫は湧いてきません。

先のトップの場合、
その源泉があったのです。

それは、
「人生はひとりぼっち」というものでした。

「ひとりぼっち」が分かると、
強くなり、幸せになれるそうです。

臥龍の場合は、
「人生二度なし、一日一生」ですね。

Q.社長さま、あなたの気迫の源泉は何ですか？

ここからは臥龍の想像ですが、
松下幸之助翁の気迫の源泉は、
「経済敗戦はすまじ」だったと思います。

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★第5118号の「一日一語」は、『卵を一つの籠に盛ってはならない』

臥龍です。

苦難のときは、苦難を乗り越えた
偉人からのメッセージに耳を傾けたいですね！

（ここから）

松下幸之助の不況克服の心得１０か条

第五条　旧来の慣習、慣行、常識を打ち破る

非常時ともいえる不況期は、
過去の経験則だけでものを考え行動しても
うまくはいかない。

これまでの当然のこととしてきた
慣習や商売の仕方を、徹底的に見直したい。

（ここまで）

現在のコロナショックの中で、
着実に進みつつあるのが「オンライン革命」ですね。

世界の中で、
どちらかといえば遅れ気味だった日本ですが、
テレワークが一気に進みそうです。

コロナウィルス収束後も、
オンラインでいいものと
リアルでないといけないものの二極化は進みます。

セミナー、講演、コンサルティングにおいても、
オンライン化が進んでいます。

臥龍は、オンライン化も進めますが、
リアルも大事だと思っています。

「振り子の原理」があります。

コロナウィルス収束後は、その反動で
リアルな需要がプチバブルとして起こります。

要は、リアルでもオンラインでも
対応できるようにしておく必要があります。

臥龍の顧問先でも、通販や宅配は堅調です。

「今、通販を始めても、急には実らないよ」という意見、
確かにそうです。

でも中期的なリスク分散からみて、
取り掛かっておく価値は十二分にあります。

「卵を一つの籠に盛ってはならない」

落としたら、全部割れてしまいます。

この機会に、籠を複数持ちましょう！

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★第5119号の「一日一語」は、『今だからこそ「やってはいけないこと」がある』

臥龍です。

苦難のときは、苦難を乗り越えた
偉人からのメッセージに耳を傾けたいですね！

（ここから）

松下幸之助の不況克服の心得１０か条

第六条　時には一服して待つ

あせってはならない。
無理や無茶をすれば、深みにはまるばかりである。

無理をせず、力を養おうと考えて、ちょっと一服しよう。
そう腹を据えれば、痛手も少なくなる。

終わらない不況はないのである。

（ここまで）

現在のコロナショックの中で、
資金繰りの苦労に追われていると、
「一服」の気分になれないのは確かです。

ここで幸之助翁がおっしゃっているのは、
頭真っ白で「無理・無茶」をすると
泥沼にはまってしまうから、
気を付けなさいという意味です。

コロナショックの短期な収束は難しいにしても、
必ず出口は来ます。

それに対して、信用やブランディングは、
その構築に本当に時間が掛かります。

例えば、臥龍も
「臥龍ブランド」を３０年掛けて構築しています。

コロナショックがあったとはいえ、
「臥龍らしくないこと」をすると、
あっという間にブランド価値は崩れてしまいます。

こういう異常事態だからこそ、
「出来ること」と「やってはいけないこと」の
区別をしっかりしないといけません。

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★第5120号の「一日一語」は、『人財育成の絶好機！』

臥龍です。

苦難のときは、苦難を乗り越えた
偉人からのメッセージに耳を傾けたいですね！

（ここから）

松下幸之助の不況克服の心得１０か条

第七条　人材育成に力を注ぐ

「苦労は買ってでもせよ」というが、
不況とはその貴重な苦労が
買わずとも目の前にあるときである。

好況のときには出来ない人材育成の
絶好の機会としたい。

（ここまで）

「不況とはその貴重な苦労が
　買わずとも目の前にあるときである。」

いやー臥龍、この名言には痺れました！

景気には好不況の波がありますが、

好景気に入社した従業員と
不景気に入社した従業員を比べると、

後者の方の成長が著しいことは、
企業の現場が証明しています。

何故かといえば、

他責にしない、自責で考え、
自ら変わらないとどうしようもないということが、

骨の髄まで沁み込んでいるからです。

そして何よりもリーダー人財です！

企業格差はリーダー格差の産物です。

社長を塾長にした
「社内版松下村塾」で、
ガンガンと幹部候補生を育成しておくべきです。

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