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メルマガ「社長のビタミン・一日一語」バックナンバー 第4751号~第4757号
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【社長のビタミン・一日一語】
4751 この三つが揃う人は「人生経営の社長」に成れるのです
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・
『この三つが揃う人は「人生経営の社長」に成れるのです』
『●親が世界一受けさせたい「志の授業」の再現
~小学校5年、6年対象~(2)
■人生経営の社長
「皆さん、社長ってどんな人ですか?
社長という言葉からどんなイメージが浮かびますか?」
学校から帰るときに見かけるお店や会社には、
そのどれにも社長さんがいます。
物を売っているスーパーマーケット、物を造っている工場、
お客様を泊めるホテル、形は違いますが、
どの会社も人の集まりである「チーム」で運営されています。
そしてそのチームには、
チームの進むべき方向を決める社長さんがいます。
生徒会には生徒会長、学校には校長先生、
野球のリトルリーグやサッカーチームの監督さん達と一緒です。
「皆さんの中で、将来、社長になりたい人はいますか?」
はい、ありがとう。何人かいますね。
でも皆さんは、先ず、全員が「人生経営の社長」になるのです。
そうです。自分の進むべき方向を決める社長になるのです。
「人生経営の社長」になるためには、三つの条件が必要です。
“自分には備わっているだろうか?”と、
真剣に見つめてみてくださいね。
1.変えられない過去を見るのではなく、変えられる未来を見る人。
2.今よりも、もっといい未来をイメージできる人。
3.その素敵なイメージを、
自分の努力や仲間の協力で、実際に形にしていく人。
この三つが揃う人は「人生経営の社長」に成れるのです。
「皆さんは、成れますか?」
私たちは、過去にもどって、
その時に起きた出来事を変えることはできません。
でもこの先の未来は、
あなたが「こうしたい」と思うことで変っていきます。
有名な陶芸家に河井寛次郎先生という方がいます。
「過去が咲いている今、未来の蕾で一杯な今」
という言葉を残されています。
皆さんの今年、今学期の成績は、過去の努力が咲いたものです。
そして皆さんの今の努力が、来期や来年の成績を決めます。
「これは分かりますね?」
皆さんは、日本の未来社会の蕾です。
将来、皆さんがこういう花を咲かせたいと思った瞬間、
未来のお花畑が決まります。
だから未来は今、皆さんの中で既に起こっているのです。
「皆さんの役割が、
とっても重要ことが分かっていただけましたか?」
それでは「人生経営の社長」には、
だいたい何歳から成れるのでしょうか?
それは、「二分の一成人式」に当たる年齢だと言われています。
二十歳の成人式の半分の年齢ですから10歳です。
何故かというと、10歳を過ぎれば、
将来をイメージできる能力が十分にあるからです。
臥龍の友人の家での話ですが、
その家の子供である航平君が10歳の誕生日を迎えたときに、
「人生経営の社長への就任、おめでとう!」とお祝いし、
航平君は、自分の将来をこうしたいと立派に宣言をしたそうです。
小学校から中学校に進めば、中学一年生と呼ばれますが、
この呼び方は本当に正しいのでしょうか?
臥龍は違うと思っています。
何故なら、10歳で人生経営の社長に就任したのですから、
実際は「人生経営の社長・3年目」です。
だから入学式ではなく、
社長就任3年目の合同進級式というのが本当です。
このことをしっかりと覚えておいてくださいね。
(続く)』
【社長のビタミン・一日一語】4752 お客様を不快にしてしまうサービスとは?
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『お客様を不快にしてしまうサービスとは?』
『感動経営コンサルタントの小笠原拓哉です。
http://emosal.com/
先日、妻と一緒に家族で食事できるような
飲食チェーン店に食事に行きました。
店の前に到着し、
並んでいるようだったので妻が先に車から降りて
店内に入っていきました。
すると、慌てた様子で妻が店内から出てきて
車を停めていた私に向かって一言
「今日、店の中に変な人がいる!!」
私は「何のことだ?」と思いながらも
店の中に入ってみると、、、
ギターを弾き語りするお笑い芸人が
店内でギターを弾きながら歌っているではありませんか。
どうやらチェーン店の創立◯周年のイベントのようです。
が、様子がおかしい。
誰もその芸人さんを見ていません。
芸人さんは一生懸命に歌っていますが
手拍子もありません。
それもそのはず、
お客様は「おいしい食事や家族との会話」を
楽しみに来ているのです。
お客様にとってその芸人さんは
「うるさいだけ」だったのです。
きっとこの飲食チェーン店は
「お客様 “ を ” 満足させる」
ためにこのイベントを企画したのでしょう。
しかし、大切なことは、
「お客様 “ が ” 満足する」
ことです。
「満足の押し売り」は、
お客様にとっては不快です。
「お客様 “ を ” 満足させる」と
「お客様 “ が ” 満足する」には
天と地ほどの違いがあるということですね。
あなたの会社の商品・サービスも今一度、
この一文字の違いを意識してみてはいかがでしょうか?』
【社長のビタミン・一日一語】4753 義務教育の次は何だろう?
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『義務教育の次は何だろう?』
『●親が世界一受けさせたい「志の授業」の再現~小学校5年、6年対象~(3)
■義務教育の次は何だろう?
「小学校、中学校までを義務教育と呼ぶことは知っていますか?」
「では、義務とは何でしようか?」
皆さん、難しそうな顔をしていますね。では、ヒントを出します。
あなたが、電車やバスに乗るときの「義務」とは何ですか?
そうです、正解です。切符を買うこと、乗車運賃を払うことですね。
「では、義務の次のステージは何でしょうか?」
後、4~5年したら「義務教育」は卒業するのですから、
知っておかないとその準備ができませんね?
「では、イメージしてください。
あなたは電車に乗って、座席に座っています。
お年寄りが乗ってきたら、どうしますか?」
席を譲るのですか?エライ!
「では、お腹の大きな妊婦さんが乗ってきたら、どうしますか?」
席を譲るのですか?エライ!
「では、駅に着いて降りようとしたとき、
足元に空き缶が転がってきました。どうしますか?」
危ないので拾って降りる?本当か?(会場:笑い)
「実は全部、共通項があります。何か分かりますか?」
全て、自分で「意思決定」をしています。
つまり「義務」の次には「意思決定」のステージが来るのです。
小学校、中学校は、自分で意志決定をするための準備期間なのです。
意思決定が出来ない人の人生は、将来、
行き詰ってしまう危険性があります。例をあげてみましょう。
大学を出て就職をしても、三年以内に辞めてしまう人が30%、
3人に一人もいます。
あなたと両となりの人を見てください。あなたを入れて3人です。
その内の一人が、三年以内に辞めてしまうのです。
野球やサッカーをやっている人は分かると思いますが、
三年で一流のプロにはなれません。
辞める人は仕事のプロになっていないので、
辞めた後は収入が減って、たいへん苦労しています。
それなのに、何故、辞めてしまうのでしょうか?
「分かりますか?」
辞めた人たちにインタビューをしてみて、理由が分かりました。
実は「就職」をしていないのです。
では、何をしていたのでしょうか?
実は皆さん「就社」をしていたのです。
「就職」と「就社」の違いは分かりますか?
「就職」とは、こういうお仕事に就いて、
自分の力を試したい、社会のお役に立ちたい、
多くの人を喜ばせたいということです。
しかし「就社」の人は違います。
「何故、あの会社に入ったのですか?」と聞くと、
友達に「どこに決まったの?」と聞かれ、
○○社と答えたときに、
「ああ、あの会社ね」と言われたかったことが分かりました。
あるいは、近所の人や親せきの人から、
自分の親が「あなたの子はどこに就職したの?」と聞かれたときに、
親が○○社と答え、
「ああ、あの会社ね」と言われたかったことが分かりました。
ようするに、友達や近所の人や親や親せきの人たちが知っている、
名前が有名な会社に入りたかっただけなのです。
そこで何がしたいのか、
どういう仕事をして世の中のお役に立ちたいのかという
「意思決定」がなかったのです。
自分の「意思決定」ではなく、
周りが自分のことをどう見るかだけを、気にしていたのです。
そしてこのタイプの人にとって、一番うれしい場面は、
有名な名前の会社に採用された瞬間なのです。
しかしそこから入社までの約半年間、
どんどん気分が暗くなっていったそうです。
そして入社してから、
更に気持ちが落ち込んで、辞めていったそうです。
大人が「ちゃんと勉強したらいい大学に行けて、
いい大学に行けば、いい会社に行けるから」というときは
注意をしてね。
いい会社と言っていますが、それは有名な会社であって、
あなたと合っているかどうかは別なのです。
皆さんは、自分で「意思決定」ができる
「人生経営の社長」になってくださいね。(続く)』
【社長のビタミン・一日一語】4754 損得勘定から尊徳感情へ
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『損得勘定から尊徳感情へ』
『「ありがとう欠乏症」損得勘定から尊徳感情へ~
感動経営コンサルタント わたゆかこと渡邊由縁です。
数年前、師匠・臥龍の講話に
「ありがとう欠乏症」という言葉がありました。
この病気が発症するウイルスは『当たり前』。
当たり前という感情が生まれると失われるもの、
それは感謝。
感謝するとは全てを受け入れ、
肯定しそして信頼しているということ。
感謝しないという事はどこか受け入れず、
否定し、信じていないという事。
受け入れなくて進める道はない、
ゆえに感謝なくして発展も成長もない。
誰かのために損得を超えて動くこと、
我を忘れるほど最善を尽くすことを
「徳を積む」という言い方をしますが、
これからはますます同じ波動に
人が集まる時代になるはずです。
損得で動く人や会社からは人が離れ、
相手が喜ぶことを考え働く人や会社には
人はどんどん集まってきます。
それを、すでに証明されているのが、
ぬくもりの企業、長坂養蜂場さん。
別名、ぶんぶんファミリー。
https://www.1183.co.jp/
先日、進物用に商品の配送を電話でお願いしました。
応対してくださったのは、
まだお会いしたことのない初めてお話しするぶんぶんファミリー。
親身に丁寧に寄り添ってくれた、
それだけでも十分感動レベルでしたが、
数日後自宅に振込用紙が届いてビックリ!
中には既知のぶんぶんファミリー数名からの
お礼の手紙やメッセージカードが同封されていて、
読んでいるだけで心が軽く、あったかくなり、
何とも幸せな気持ちになりました。
情報連携のきめ細やかさはもちろんですが、
そこまでするか!と驚嘆レベル。
心価均衡の法則から言えば、ここまでしてもらい、
もらいっぱなしでは申し訳ない、何かお返しをしたい、
何とか私がお役に立てることはないかと少々焦るほどでした。
好き嫌いで動いてきた好みの時代から
信じられるかどうかで動く信用の時代
次の時代のキーワード、
損得勘定から尊徳感情の時代にシフト。
今は時代が大きく変化する狭間
人本主義思想をベースに
理念型大家族主義の感動経営の実践は天命を果たし、
人生の成幸者になるために必須なセオリーとなるに違いないと
更に確信した出来事でした。』
【社長のビタミン・一日一語】4755 自分の可能性を愛する
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『自分の可能性を愛する』
『●親が世界一受けさせたい「志の授業」の再現~小学校5年、6年対象~(4)
■自分の可能性を愛する
私たちは、一本のあみだくじのスタートの点を打って、
この世界に誕生します。
あみだくじのスタート地点は、
臥龍も皆さんも一緒。お母さんのお腹の中です。
そして10歳で「人生経営の社長」になってからは、
まっすぐ行くか、右に行くか、左に行くか、
自分で「意思決定」をしながら、
一本のライン引きを行っていきます。
このあみだくじはバック、
つまり後戻りは出来ません。
そして自分の未来を変えたいと思えば、
右か左に横棒を引いて、進路を変えていくしかありません。
臥龍の子供の頃を考えると、右や左へと
あみだくじの横棒は引けないものだと思い込んでいました。
道路でいう中央分離帯を越えて、
向こう側の道路に行くようなことは
絶対に出来ないと思っていました。
では、今の道路に満足していたか、
その道を歩む自分に満足していたかというとそうではありません。
その道も嫌い、そこを歩くしかない自分も大嫌いでした。
だけど、変えれないと思い込んでいました。
当時の自分自身を観察してみると、私には三つの特徴がありました。
一つは身体が弱かったこと。3回危篤状態になったことがあります。
二つ目には心が弱かったこと。
人と全くコミュニケーションがとれませんでした。
遠足や修学旅行に行っても、みんなと一緒に写真も撮れなかったのです。
三つ目はとても貧乏だったこと。お風呂のある家など夢のまた夢。
中学生になって、給食がなくなったことが辛かったこと、
今でも忘れられません。
この三つの特徴を持った私は、
「不幸道路」から中央分離帯を越えて、
向こう側の「幸せ道路」には絶対行けないと思っていたのです。
しかし時は流れて、今の私は、
子供の頃とは随分と違ったタイプになっています。
健康でいえば、もう何十年も病気で休むということはありません。
苦手だった人との交流では、日本だけではなく、
中国や台湾の方との交流団体を創り、その代表も務めています。
また11冊の本も出版していて、全国に沢山の友人もできました。
子供の頃、クラスのお友達と挨拶も出来なかった私が
変わっていったきっかけを、
皆さんにお伝えしたいと思います。
私が「人生経営の社長」になったのは、15歳の時でした。
「二分の一成人式」の10歳から5年遅れましたが、
自分で初めて「意志決定」をしたのです。
それは、中学校の卒業前に見た映画に感動し、
高校に入れば、
3年間で1000本の映画をみようと思ったことでした。
単純計算で3年間、
一日に1本見たら1000本になると思ったのですが、
問題は「お金」でした。
正規の料金はとても払えません。
そこで考えたのが、映画館の社長や支配人が、
自分に映画を無料で見せてくれるようになる方法でした。
私は、市内の高校を周り、映画部や映画同好会を調べ、
その連合会を作り、その会長になったのです。
私が会長だと知ると、どこの映画館も、
無料で映画を見せてくれるようになったのです。
その結果、映画を1000本観ることができたのですが、
それ以上に大切なことを学びました。
「人は、自分を変えることができる。
何故なら、自分の中にはまだ見たことがない自分、
素晴らしい可能性という自分がいる。
そして、自分が変われば周りが変わり、
周りが変われば未来も変わる」と
いう真実に、気が付くことができたのです。
「自分の可能性を愛することが出来る人は、
幸せの門をくぐることができる」(臥龍)
人間は自分の欠点と向き合うのはイヤなものです。
人に指摘されても、直ぐに直すことは難しいものです。
臥龍の場合は、人と挨拶しろ、
人と交われと指摘されても、簡単ではありませんでした。
一般道路をゆっくり走ると、
しょっちゅう「赤信号」に引っかかるのに似ています。
しかし、一つのことに無我夢中になっている間に、
人と交流するのが苦手という欠点は後ろに飛んでいきました。
高速道路を100キロで走ると、
景色が後ろに飛んでいくのに似ています。
「人生経営の社長」として大事なことは、
まずは自分の可能性を信じること、それを愛することだと思います。
そして無我夢中になる目標を見つけることです。
自分の中にはまだ未知なる可能性を秘めた自分が居る、
無我夢中で何かを追いかけている間に
それが浮上してくるのだということを、
私はこの経験を通して知ることができました。
(続く)
「志授業」のページ
⇒ http://www.e-garyu.info/edu/#t01 』
【社長のビタミン・一日一語】4756 人は食べ物と言葉で出来ている
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『人は食べ物と言葉で出来ている』
『(株)CH.Labo 感動経営コンサルタントの佐々木千博です。
http://chlabo.com/
人は食べ物と言葉で出来ています。
悪い言葉を聞けば、
マイナスイメージに沈み、行動が鈍ります。
いい言葉を聞けば、エネルギーが出て、
アイデアが湧き、行動力も上がります。
そして、一番よく聞いている言葉は、
それは誰の言葉でもなく、
自分の発している言葉です。
気持ちのままに、言葉を吐くのではなく、
自分も相手も豊かに
成長できる言葉を使いたいものです。
「介護」ではなく「敬護」という業態を生み出し、
”高齢化日本をハッピーリタイアメント社会に変える”
ことを目指し邁進する
リハプライム株式会社の行動指針には、
「プラス受信・プラス発想・プラス言葉」
というものがあります。
一見マイナスに見えることも、
プラスの形で受け取り、
プラスの言葉に
変換していきましょうということです。
たとえば、
・やってられない → やりがいあるなぁ
・ひどいなぁ → おもしろくなってきた
・馬鹿じゃないの → 個性的だな
などと変換して使うそうです。
私の師匠である臥龍先生は、
よく、「それは簡単ですよ」と言われます。
その言霊を発することで、
見える世界、アイデアが全く変わってきます。
積小為大で積み重なると、
性格も、最後には運命まで変わっていきます。
プラス言葉を、言っちゃう、書いちゃう、成っちゃうで、
豊かな人生、豊かな会社を創造しちゃいましょう。』
【社長のビタミン・一日一語】4757 人生は人生経営の社長の思った通りになる
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『人生は人生経営の社長の思った通りになる』
『●親が世界一受けさせたい「志の授業」の再現~小学校5年、6年対象~(5)
■人生は人生経営の社長の思った通りになる
その次に、大きな意思決定に
向き合うことになった経験をお話します。
もし皆さんが学校帰りの横断歩道で、
信号無視の車にはねられた、
大きなケガをしてしまったらどうしますか?
これも三択で選んでいただきます。
1.ありったけ文句を言う。
2.できるだけ多くのお金をもらう。
3.はねてくれてありがとうと言う。
はい。手を挙げてくれてありがとう。
2番のお金をもらうが一番多かったですね。
それが普通だと思います。
今から、私の体験をお話しします。
27歳の時でした。
仕事で帰りが遅くなって
タクシーを拾うために横断歩道を渡ろうとしました。
丁度そのとき、信号の数で
3つ向こうの交差点で事故が起こります。
お酒を飲んでいた20歳の男性がタクシーに追突します。
恐くなった彼は、逃げます。
大きな道路から小さな道路に逃げ込もうと、
信号無視かつわき見運転で突っ込んできました。
臥龍はフェンダーミラーで右の耳を削ぎ取られながら、
大きく跳ね飛ばされます。
そのとき不思議な体験をしました。
時間の流れがとてもゆっくりとなりました。
そして、右から左に何枚もの写真が映ってきたのです。
“あっ、これは小さな頃から今日までの思い出だ。
これが走馬灯か。自分は死ぬんだ”と思いました。
しかし三日後に意識が戻り、生還することになります。
3ヶ月間の入院生活では、
ベットの上で、考える時間がたくさんありました。
1.人は、普段は、過去のことは忘れているように思いますが、
心の奥底のフィルム貯蔵庫には、過去の記憶が全部入っている。
2.「走馬灯」とは、自分を主人公にした
ドキュメンタリー映画の短縮版上映会だ。
3.人生とは、世界に一人だけの貴重な主人公が演じる、
撮り直しのきかない一回きりの撮影会だ。
4.しかし、27歳までの撮影会では、自分は全然主人公らしくなかった。
それは主人公なのにセリフを抑える。演技を抑えていた。
それは「このようなことを言ったら生意気だと思われないか?
このようなことをしても誰も付いてきてくれないのでは?」と、
周りの空気を読んで自分にブレーキを掛けていた場面だ。
5.よし退院したら、もう二度とブレーキは踏まない。
言いたいことがあれば言う、
やりたいことがあればやるという人生にする。
6.できるできないではなく、自分がなりたい主人公を考えたとき、
私は自分に役柄名を付けました。それが「臥龍」だったのです。
臥龍というのは、中国の「三国志」に出てくる有名な軍師、
諸葛亮孔明の若い時のあだ名です。
諸葛亮孔明は素晴らしいアドバイザーです。
アジアにおけるコンサルタントのルーツのような人物です。
事故前の自分でしたら、「臥龍になる」というのは
恥ずかしくて口に出来なかったでしょうね。
しばらくすると病室に若い女性が訪ねて来られました。
聞くと加害者のお姉さんでした。
「弟は、酒気帯び当て逃げ逃走、信号無視のわき見運転ですから、
交通刑務所入りだと弁護士さんから言われました。
しかし、被害者の方から嘆願書が出れば、
多少は情状酌量の余地もあると聞いて、
恥をしのんで来ました」と言われるのです。
この言葉を聞いた途端、自分の心が不思議でした。
恨みがゼロ、感謝しか湧いてこないのです。
“彼がはねてくれなかったら、これからの人生、
ずっとブレーキを踏んでいた。彼がはねてくれたお蔭で
ブレーキが外れた”。
「自分は全然恨んでいません。
彼はまだ若いので情状酌量になったらいいですね」と
嘆願書を書きました。
ここから次のことを学びました。
1.人間は、未来何が起こるかは分からない。
2.しかし、起こった出来事の意味は自分で「意思決定」できる。
3.交通事故は、臥龍にとっては、二度ない人生を
後悔なく生きるための「神様からのギフト」だった。
しかしこれを恨み節に変えると「悪魔からのギフト」になってしまう。
と同時に、過去が変わり始めました。
日本の国土に山谷があるように、人生にも山谷があるのです。
しかし、自分は谷しか見ていなかった。
身体が弱いという谷をえぐった土は、
その横に「母の愛山」を作っていた。
身体が弱いことで、元気な人よりも母の愛を知るチャンスがあった。
貧乏という谷をえぐった土は、横に「自立山」となっていた。
20代で、親の援助が一切なくても、結婚、家を建て、
会社がつくれたのは、自立の意識が強かったからです。
谷が深いということは、
山が高くなるチャンスなのです。
そしてこう決意します。
「未来に何が起こるかは分からないが、
起こった出来事の意味は自分で決めれる。
過去の出来事は変わらないが、
その出来事の意味は自分で決めれる。
つまり未来も過去も、
自分の思う通りになるのだ」。
これが、臥龍が真に
「人生経営の社長」になった瞬間でした。(続く)
「志授業」のHP⇒ http://www.e-garyu.info/edu/#t01 』
事務所移転のお知らせ
この度、一般社団法人「志授業」推進協議会は、下記へ移転いたしました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
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