★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「多数決で決めるな！」』

『新しい「物語」を生み出すものは「意思決定」です。

多数決というのは一見ごもっともなように見えて、
実は、「皆で決めました」という言い訳の材料でしかないのです。

Ａさん「自分は○○の意味があって○○したいと思うが、いかがか？」

Ｂさん「いや、自分は○○の意味があって○○したいと思う」

このような議論を抜きにして、真剣な未来創造などあり得ないのです。

「意思決定」とは、最も人間らしい行為の一つです。

人間尊重の経営だからこそ、安易な多数決やアンケートなど
くそくらえなのです（失礼）。

議論を尽くした上で、Ａ案、Ｂ案が生まれての投票ならまだましですが・・・。

それでも最終的に、トップが乗れないものならやるべきではありません。

トップが先頭に立って熱く語れない「物語」が、普及するはずはありませんから。

とにかく「意思決定」の場面から逃げるな！、です。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・
『「大方針（戦略）の誤りは、中方針（戦術）では補えない」』

『大方針（戦略）の誤りは、中方針（戦術）では補えません。

例をあげると、幸せな家庭生活を実現するには、伴侶の選択が重要です。

では、これは戦略でしょうか？

ある人にとっては戦略ですが、ある人にとっては戦術です。

後者の方はこう考えます。

「自分がどのような考え方で生きるかの方が、先決、かつ大方針だ」

企業を問わず、家庭を問わず、人生を問わず、

経営者にとっての根本的大方針（戦略）は一緒です。

「全ての因は我にあり、９９％自分次第、自分が変われば未来は変わる」

この根本的大方針（戦略）が確立していなければ、まだ修行中と言えます。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「温かいホームコタツ」』

『温度は、伝達の都度に半減の危機に瀕します。

トップが１００度熱で伝えたのであれば、
リーダー５０度、社員２５度、
お客様には１２．５度で、「寒いホームコタツ」です。

居たくありません。

しかし、トップが４００度熱で伝えれば、
リーダー２００度、社員１００度、
お客様５０度、口コミでも２５度と、
皆がもぐり込みたくなる「温かいホームコタツ」となります。

お客様が居心地がよくて寝てしまう
「ホームコタツおもてなし」をしましょう。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「人に優しく、事に厳しく、場は楽しく」』

『「仲良しチーム」から「同志の集まり」への進化が、課題です。

これは、「大家族主義経営」を実践する企業の多くが当たる壁です。

一言で言うなら「人に優しく、仕事には厳しく、職場は楽しく」という

メリハリある企業文化へのチャレンジです。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「ホームパーティ」のボトムネックは？』

『臥龍は、「臥龍エンジョイ倶楽部」の会員を招いて、
年に何回か、拙宅でホームパーティを開きます。

子供心に、テレビや映画で、アメリカの家庭での「ホームパーティ」を見て、
“凄いなあ、カッコイイなあ”と思ったものです。

いつか自分もやろーと思っていました。

実際に開催してみて、一番のボトルネックが見えてきました。

それは家の造りのハード面ではなく、夫婦の価値観というハート面です。

もっとストレートに言えば、我が家の場合は、「奥様の理解があること」です。

いくら主人（臥龍）がやりたいと言っても、
奥さまが「そんなの面倒」と言えば、出来ません。

■「価値観のすり合わせ作業」

今、全ての企業が「サービス産業化」しています。

いくら物が良くても、サービス最悪だと、存続は難しいものです。

そしていくら社長がやりたいと言っても、
リーダーと価値観が合わないと、難しいものです。

「そんなの面倒」で終わってしまいます。

顧客満足や顧客感動を創造しようと思うと、
価値観のすり合わせ作業が欠かせません。

「第二創業」のプロセスの中で、
「価値観のすり合わせ作業」のウェイトは、意外に大きなものです。

枝葉末節のことで食い違うたびにすり合わせをしていたのでは、
時間のロスは甚だしいものです。

根本的な価値観のすり合わせを、一度徹底的にやっておけば、
毎回のすり合わせは不要になります。

このファーストステップは、実は、採用面接のときなのです。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「クリキンディ維新団」の見える化』

『日本国ならずとも、
　企業も「大森林火災」に見舞われることがあります。

皆が、逃げ出したのでは、消せる日も消せません。

「我が微力を出し切ろう」という
クリキンディ維新団を組織しないと、手遅れになります。

危機に逃げ出すのか、危機に踏みとどまるのか、
普段の共育成果が問われます。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「鐘は大きく叩けば大きく鳴る」』

『「鐘は大きく叩けば大きく鳴る。小さく叩けば小さく鳴る。
　　これはものの道理である。鳴らない要因の９９％は突き手。
　　生徒の本気を引き出すのは、講師の本気である」（臥龍語録）

この気づきが、今の小中学生に対する「志授業」でも生きています。

小学生の「志心」も、大きく叩けば大きく鳴り、
小さく叩けば小さく鳴るのです。

突き手の「使命感」が問われます。』