★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「一番優れた教育投資とは？」』
 
 
『社員研修（講演）に行くと、たまに小言を言わざるを得ないような場面に遭遇します。

以前も、ある新年会での記念講話で、気持ちのよい話だけに終始したかったのですが、
そうもいかなくなりました。

それは、臥龍の講話に入る前に、以下のような風景を見たからです。

・壇上で社長が挨拶しているのに、（会場の丸テーブルのイスの向きをそのままにして）
ちゃんと社長と正対していない社員が相当数いた。
ひどいのは、背中を向けている者もいたこと。

・何人かの社員が壇上で「明けましておめでとうございます」という
場面がありましたが、
ほとんどの社員が「明けましておめでとう」と返さない。

・従業員表彰の場面で、賞状を渡される仲間に対して、
全力で拍手をしているものがほとんどいない。

・以上のような場面を見ても、その場で注意するものがいない。

 

仕方がないので、臥龍は自分の講演場面になってから、
「イスの向きを壇上に正対させ、話す人を見てください」と注意したり、
「ハイ！」と挙手する場面では、全員が上げるように「やり直し」をさせました。

やりながら、こう思いました。

“あなた方は、自分の子供にどう躾しているの？話を聞くときは、
話している人を見なさい。
問われたらハイと元気に返事しなさいと言っているのじゃないの？”

“子供には言って、何故、自分はしないの？それとも躾はしていないの？”

 

■一番優れた教育投資とは？

「挨拶、返事、挙手」など、誰でも出来ることで、
特に費用も掛からないことが出来ない社風で、
お客様やライバルという外部環境に左右されるステージで、
きちんと出来ることはあり得ません。

「躾力」、これは費用が掛からない上に、相当に大きな愛情表現なのです。

お習い事なら費用は掛かりますが、親が子にする躾に費用は掛かりません。

そして身に付いた「躾」は、一生の財産となります。

これは職場においても同じです。

「一番、費用が掛からなくて、一番、効果が大きな“躾”を十分に行わないで、
高価なセミナーや講座に従業員を派遣するのは本末転倒である」（臥龍）』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・
『「儲かる会社のリーダーが必ず備えている能力とは？」』
 
 
『リーダーの「真因対策能力」は、中小企業においてはとっても重要です。

大企業に比べて、資本も人員も限られています。

「何を一点突破させるか？」

Q.貴社のリーダーは、「真因対策能力」を十二分に備えていらっしゃいますか？

売上が上がらない。

その「真因」を掴み、そこに戦力を集中させるのです。

小が「一点突破」をしないと、大には先ず勝てません。

やっているのに成果が上がらない要因は二つだけです。

１．「真因」設定が間違っている。

２．「本気」で取り組んでいない。

「真因」設定の誤りの９９％は、トップが自分が「真因」と自覚していないケースです。

「社長、あなたが変われば、会社は変わるよ！、全ての「因」はあなたにある！」』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『子に与えてあげるべき「三大プレゼント」』
 
 
『世の中には、「知識」と「知恵」があります。

「知識」を使う「知恵」があってこそ、「知識」が活きます。

人に「知恵」がないのに「知識」だけ詰め込むのは、処理ソフトが入っていないパソコンにデータを詰め込むようなものです。

臥龍が、親が、子に与えてあげるべき「三大プレゼント」は、
以下の３つだと思っています。

１．身に付いた「躾（作法）」
２．「志」の立て方
３．いくつかの「知恵」

誕生日、クリスマス、お年玉よりも、こちらの方がはるかに重要です。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「一杯のシャンパン」に涙した思い出』
 
 
『一杯のシャンパンでも、人を涙させる力があるものですね。

臥龍が「第二の我が家」の一つ、麻布の「ヒルトップ・カシータ」に行ったときのことです。

「第二の我が家」→　http://www.e-garyu.info/profile/home.html#t01
「ヒルトップ・カシータ」→　http://www.casita.jp/hilltop/

 

不覚にも最初のシャンパンで涙してしまいました。

それは次の一言からでした。

「臥龍さん、今日は、こちらの都合でご予約を変更していただいたので、
是非、最初のシャンパンはこちらでご用意させてください」

実は最初、赤坂のカシータに予約を入れたのです。

しかし、貸しきりということで使えませんでした。

そこで、ヒルトップ・カシータでのディナーとなりました。

 

こういうケース、あるいは似たようなケースは、たまにはあるものです。

しかしその場合、ほとんどのホテル、レストランで、
「お客様、今日は、こちらの都合でご予約を変更していただいたので、
是非、最初のシャンパンはこちらでご用意させてください」というような言葉を
聞くことはありません。

久しぶりに「カシータ・スピリッツ」に触れ、思わず涙した臥龍でした。

 

高橋オーナーが来られたので、「高橋さん、このサービスには涙しましたよ」と
言いました。

高橋さんが、「シャンパン一杯でそんなに喜んでいただけるのなら」と
おっしゃいましたが、
臥龍は、「高橋さんのきつねうどん」と同じですよと言葉を添えました。

高橋オーナーのザ・リッツ・カールトン大阪での「きつねうどん」事件（？）は、
有名ですものね。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「時間を味方にできる人」は？』
 

『ぶれない軸を持つと、時間を味方に付けることができます。

軸がぶれる人は、永久に時間を味方に付けることはできません。

北に向かおうという人の北極星がぶれるようでは、永久にさまようだけです。

人生経営の「志」、企業経営の「理念」、国家経営の「国是」、
これがぶれると時間が味方になりません。

本気塾や企業進化講座は、ぶれない軸創りの場です。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「唯一無二の社長の条件」』
 
 
『「唯一無二の社長の条件」があります。

この条件をクリアーしていない社長が経営している会社は、
絶対にエクセレント・カンパニーには成れません。

それは「全ての因は我にあり」と思えるかどうかです。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「早くしろ！」の見える化、ゲーム化』
 
 
『臥龍の顧問先である飲食店チェーンでのお話です。

テーブルに１５分の砂時計を置いて、
お客様からオーダーを受けたらひっくり返すようにしました。

１５分より遅れたら、同じ料理の無料クーポンを出すのです。

無料クーポンを出すと、店舗の報奨金プールから引かれるので、
皆が一生懸命「ゲームのように」取り組みました。

その結果、約１００店全店舗、
オーダーから１５分位内に料理が出るようになりました。』