★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「貴社の信者を創る布教最前線が営業」』  

 

『 少なくとも、貴社の営業マンは、貴社の経営理念で３０分は語れないといけません。

何故なら、営業マンとは、貴社の信者を創る布教最前線の伝道師だからです。

その片手には、常に、貴社のバイブル（ゴールドスタンダード：経営理念）が
携えられていないといけません。

そして機会ある毎に、貴社の信者を増やすための布教トークを展開して
いただかないといけません。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『不満を消す「リカバリー策」』  

 

『最近、近所の「マツモトキヨシ」でこのような体験をしました。

薬剤師がいないと販売してはいけない薬を求めに行きました。

ところが不在です。

帰ろうとした臥龍を、マツキヨのスタッフが呼び止めます。

「来週の月曜日には間違いなく薬剤師がおります。
本日は、ご足労をお掛けしてすみませんでした。
次回、ご利用時にお使いいただけますか？」と、１０％の割引券をくれました。

貴社での「リカバリー策」の進化向上を、ご祈念申し上げます。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『まず「日本語」がちゃんとできるのか？』  

 

『 一時ベストセラーになった「国家の品格」（藤原正彦著）に、
「日本語がちゃんと出来ないものが、
英語が出来ても、真に使い物にはならない」という意味の一節がございました。

それは本当です。

日本語がちゃんと出来、自国の文化・歴史がしっかりと語れて、
初めて尊敬される国際人への第一歩が始まります。

１７時以降の付き合いで、自国の文化・歴史も語れない底の浅いビジネスマンを見て、
エコノミックアニマルという言葉が生まれました。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「あなたは日本語ができますか?」』  

 

『前号の本メルマガ、「まず『日本語』がちゃんとできるのか？」を読んで、
中島清治さまから、メールをいただきました。

（ここから）

臥龍先生、

いつもお世話になります。

このメルマガを見て思いだしたことがあります。

私は一時英語をとことん研究したことがあります。
（異文化コミュニケーション学会に入ったのもその延長線上です）。
その勉強中に以下のような記述を見つけたことを思い出しました。

英語の映画やDVDに、よく「吹き替え」があります。

その翻訳は、しゃべった時に、原語と同じ長さでかつ正確にその意味を表現できる
必要がありますので、普通の翻訳とは異なり、かなりのスキルを要します。

かなりむつかしいため、その専門家は日本に数えるほどしかいないそうです。

そのうちの一人（名前を失念しました）の方からのお話ですが、
多くの若い日本人が、「そういう仕事がしたい」ということで、
この方の門をたたき、「自分はどこどこに何年住み英語はペラペラです」といった
売り込みをするそうです。

するとこの方がまず言うことは、「あなたは日本語ができますか?」だそうです。
それだけでかなりの方がふるい落とされるそうです。

みんな、英語ができればそういう仕事ができると勘違いしているのですね。

英語ができる前に、キチンとした日本語ができることの重要性を示していると思い、
今でもはっきりと覚えています。

昔を思い出し、述べさせていただきました。ご参考になりますでしょうか。

ありがとうございます。

中島清治　Kiyo Nakajima

（ここまで）

中島さん、ありがとうございます。

その通りだと思います。

子供の日本語が中途半端な内に、留学に出させるのは、
かなり大きな危険性をはらむと考えています。

中途半端な国際人ができるだけです。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「素朴な疑問」』  

 

『今年は、「残暑」がなく、「猛暑」からいきなり「初秋」になるのだろうかと、
いささか心配しています。

暑さに浮かれた訳でもないのですが、子供じみた疑問が浮かんでしまいました。

あなたが、もし子供から、次のような質問を受けたらどう答えますか？

Ｑ．ねえ、全世界がキリスト教、もしくはイスラム教、あるいは仏教になれば、
平和になるの？

 

臥龍は、一つの価値観で統一しようとすればするほど、
平和から遠くなるように感じています。

平和とは、異質共存の中で求めていくものと思うからです。

その原点が夫婦かと思います。

男と女という前に、それぞれが一個の立派な人格です。

立派とは、違いがあって当たり前です。

「違いを認め、歩み寄り、その中で、共に追える目標を見出すこと、
これは夫婦間しかり、異民族、異文化間しかり、共生に至る道である」（臥龍語録）』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「勇気ある疑問符」』  

 

『裁判員制度が施行されて、約３年が経ちました。

臥龍には、「人が人を裁けるのか？」という疑問があります。

これは裁判制度をやめろという話ではありません。

臨む態度の話しです。

 

臥龍は、チャップリンの映画「殺人狂時代」のラストのセリフが強烈に残っています。

「一人殺せば犯罪者だが、100万人殺せば英雄か」
参考→　http://cinema.intercritique.com/comment.cgi?u=2277&mid=808

チャップリンのこの「勇気ある疑問符」には、本当に頭が下がります。

この疑問符によって、チャップリンは３０年間のアメリカ追放に遭ってしまいます。

臥龍は、戦争の時代に生まれていなくて本当に良かったと思っています。

同時に、同じ人間で生まれるにしても、戦争の時代に生まれ合わせた方々には、
深く同情するしかありません。

そして、戦争の時代にもし自分が生まれていたら、
戦場で人を殺していた可能性があることを、率直に認めざるを得ません。

 

言いたいのは、「人は環境の動物である」ということです。

裁判員が、裁判所で向き合った犯罪人は、生まれながらにしての犯罪人なのでしょうか？

それとも、その人の環境が生み出したものなのでしょうか？

これは、どちらかの二者択一に決めれるようなものではありません。

が、前者の「性悪説」だけではなく、後者の「環境説」の割合があることも、
けっして否定はできないと思われます。

刑務所の服役を終えた方が、また犯罪を犯した場合、
やっぱりあいつは根っからの悪だったと「性悪説」に行きがちです。

しかし、刑務所という環境が、「二度と犯罪を犯さないぞ」という
人間性が生まれる「環境」なんだろうか？、
という視点があってもいいかと思います。

素朴な疑問、勇気ある疑問符が語れる自由＝異文化を認める寛容がある
社会であることに感謝すると共に、顧問先各社の社内環境が、
素晴らしい人間性が育まれる環境であるように願い、
支援する想いを新たにした臥龍でした。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「若きサムライ」はどこに？』  

 

『幕末、江戸幕府自体は老体化していましたが、西国雄藩を中心に、
まだまだ「若きサムライたち」、「日本男子」、「サムライ魂」が
生き残っていました。

今、トキよりも希少な存在が、「若きサムライたち」、「日本男子」、
「サムライ魂」かと思います。

このままでは、絶滅してしまうのではないでしょうか？

「頼りになる若きサムライ」が少なくなると、
「こんな男性に、将来を託すなんて不安でしょうがないわ」とばかりに、
結婚しない女性が増えて参ります。

ますます少子化になります。

未来への「恩送りテーマ」として、国内を改革したり、海外に雄飛する
「平成の龍馬」をいかに輩出できるか？

これが、私達世代の課題です。

「平成の龍馬」を育成するために、「立志教育」の輪を拡げたく存じます。

ご支援ください。

「立志教育ネットワーク」⇒　http://www.e-garyu.info/edu/　

国の老体化を見るのではなく、未来を創る若い細胞を見つめよう！、です。』