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【社長のビタミン・一日一語】111230 「世の中の社長とリーダーに告げたいこと」

★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・
『「世の中の社長とリーダーに告げたいこと」』

『「リーダーの一番の仕事は、お客様が我が社を選び続ける理由を創り続けること。
 社長の一番の仕事は、社会に善なる『経営指針』に対して、絶対にぶれないこと」
(臥龍)

「お仕事とは、皆、試されごと。社長に対しては、従業員からの
“本気かどうかの試しこと”が、容赦なく入ってくる。
 本気かどうかの証明は、“殺されてもぶれない態度”でしか、証明はできない」
(臥龍) 』

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【社長のビタミン・一日一語】111231『臥龍式「初詣」の仕方を公開』

★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『臥龍式「初詣」の仕方を公開』

『明日、明後日と全国的に「初詣」ですね。

参考までに臥龍式の「初詣」を公開します。

が、内心は臥龍式ではなく、これが本来正しい「初詣」の仕方、神
社へのお参りの仕方だと、26歳のときに「意思決定」しました。

共感し、実践していただける方が増えれば、嬉しいですね。

1.願いことはしない。

神社は願いことをするところではありません。
臥龍は、30年間、神社で願いことはしていません。


2.自分を映すところ。

神社のご神体は「鏡」です。
あなたが拝んでいる先にあるものは、あなたを映す「鏡」です。
臥龍は、「鏡の法則」の元祖は日本の神道だと思っています。

身の回りに起こること、未来に実現することは、自分を映す「鏡」です。
会社に起こることは、社長を映す「鏡」です。

2012年に起こることは、今、あなたが「本気念願」していることのみです。
自分の中に準備ができている「2012年の本気念願」を、
ご神体の「鏡」に映し、確認するのです。
「我が念願は、天下国家のお役に立つもの、神様の鏡に照らしてみても、
何ら恥ずることなし」

だから「初詣」に行く準備、「年越しの準備」は、揺るがない「2012年の本気念
願の明文化」なのです。
それが、以下のようにメルマガに書いた意味です。

(ここから)

11/12/21【社長のビタミン・一日一語】 NO.3127
 
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「年越しの準備」は完了しましたか?』

『「年越しの準備」とは、2012年の12月末に、自分が一年間を振り返り
感謝しているイメージを決めることです。

既に想いが叶った状態で、年越しをすることです。

臥龍は、お蔭さまで例年よりも早く、12月18日に「2012年を意思決定」
することができました。


18日は、大阪で「臥龍本気塾世話人」に対する謝恩のセミナーをさせて
いただきました。

その謝恩のセミナーの仕上げは、「約束手形」の発行です。

来年の12月16日に、再び、大阪で「臥龍本気塾世話人勉強会」を
開催することを約束しました。

そのときに、全員の2012年目標が完遂された状態で集まることが、
臥龍の切なる願いです。

 
各世話人に「約束手形」を書いていただくのに、先立ち、臥龍も自分の分を考え、
公開しました。
5分で出来ましたが、結構、ハードルは高いです。


■臥龍の「約束手形2012」:決済期限:2012年12月16日

★世界一宣言:世界一の企業軍師
 世界一指標:世界一企業50社の共創
 挑戦期限:2021年10月6日

★2012年度の完遂目標:達成期限:11月16日
1.出版3冊(累計3万部以上)
2.臥龍本気塾&企業進化講座の新バージョンの成功(CSアンケート90点以上)
3.SK5000プロジェクトが5都道府県で立ち上がる
4.「カンコン2012」が500名の感動・感涙で開催
5.大家族主義経営の日台中シンポジウムの開催
6.3都道府県で「志授業」(副読本発行)がスタート


■「目標必達の条件」

なお、こういう目標書きを言われたら「即書ける人」は、常に考えている人です。

営業マンが10人いたら、「あなたの目標、実績、差額、差額の重点対策の上位5つ」と質問して、
「即答」できる営業マンは、目標が達成できる人です。

「人は、イメージできていないものは達成できない」(臥龍)


合わせて、「○、×」の判定が明確に付く目標設定でない人は、目標
の達成度は低くなります。

「ゴールテープの位置が不明瞭なマラソンでは、走りだした段階で負けている」(臥龍)


後は、この「約束手形」を手帳に貼り付け、毎日、見るのです。

「目標の達成度は、目標を意識した回数に比例する」(臥龍)


そして、ゴールを「前倒し」に設定するのです。

臥龍の場合は、一か月前の11月16日までに「完全達成」を狙っていきます。

12月16日までの一か月は、万が一の保険月です。

★上記の内容は→ http://kando-kanko.sblo.jp/archives/20111230-1.html


■「社長としての年越し準備」は出来ていますか?

全国の社長の皆さま、「これからの3年、そして来年を明確にイメージする」という
「社長としての年越し準備」は出来ていますか?

まだの方は、企業の未来イメージを創造する「第57期企業進化講座」IN大阪を
ご活用ください。

★詳細は→ http://www.e-garyu.com/cn12/pg148.html 』   

 (ここまで)

3.お賽銭は「鏡」使用料。

臥龍は、先ず、『昨年も「本気念願」を「鏡」に映させていただき、
天地神明に誓わせていただいたので、
お蔭様で達成できました。これから「2012年度の本気念願を映させていただきます』と言って、お賽銭をあげます。

お賽銭は「鏡」使用料だと思っています。


4.「初詣(神社)」は「自力本願」の原点に還る場所。

人生経営の良し悪しは、人生経営の社長の「本気念願」の良し悪しで
99.9%決まります。
家庭経営の良し悪しは、家庭経営の社長の「本気念願」の良し悪しで
99.9%決まります。
企業経営の良し悪しは、企業経営の社長の「本気念願」の良し悪しで
99.9%決まります。

神社とは、「自力本願」という「経営原点」に還る場所です。
その場所で、神様にお願いするということ(他力本願)は、
まったく意味がないのです。


以上が、臥龍式の参拝です。

これはあくまで臥龍が26歳で「意思決定」し、
昭和57年(1982年)2月5日、富士山のふもと、
本宮浅間大社本殿への参拝から始め、以来、30年間、行ってきたことです。

なお、本宮浅間大社に奉納した「本気念願」通りに、30年間が推移し、
実現し、形になってきています。

これは恐ろしい(?)ことですが、100%事実です。

講演でも時々、26歳で奉納した「本気念願」を写真でお見せしているので、
読者さまの中にもご覧になった方は多いかと存じます。

臥龍式参拝の方が、「間違いなく幸せな成功者になれる」と思った方だけ、
共感・実行していただければ、幸いです。


2011年、365日、メルマガにお付き合いをいただき、ありがとうございました。

2012年が、皆さまにとって、一段と素晴らしい年となりますよう、
心よりお祈り申し上げております。

 では、2012年に再見! 臥龍 拝 』

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【社長のビタミン・一日一語】120101
「武蔵の心で、未来の希望を現実の光に変えよう!」

★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・
『「武蔵の心で、未来の希望を現実の光に変えよう!」』

『★東京スカイツリーの写真をアップしました。
→ http://kando-kanko.sblo.jp/archives/20120101-1.html

皆さま、明けましておめでとうございます!

本年もよろしくお願いいたします。

上記の写真は、2012年1月1日午前0時の東京スカイツリーです。

限定5時間点灯で、ど真ん中に光っているのがツリーですが、
カメラの腕が未熟ですみません。


高さ634メートルは、武蔵(むさし=634)の国から取りましたが、
武蔵といえば、臥龍は剣豪・武蔵の方が思い出されます。

武蔵は13歳で新当流の有馬喜兵衛を破り、
その後29歳までの60余回の真剣勝負にすべて勝利し、
二天一流(二刀流)を開いた強者です。

臥龍は、武蔵の言葉の中では、「神仏は尊べど、神仏には頼らず」が一番好きです。

徹底した自力本願で、かつ勝つべき準備を徹底的にした人物です。


日本は、今、国難期ですが、多くの国民が徹底した自力本願で、
かつ徹底して行うべきことを行えば、
未来にかすかに光る希望も、輝く白昼の光に変えれるものと信じます。

国難期です。

国家や未来の子供たちに負担を掛ける生き方や経営をミニマムに減らしていきましょう!


自力本願の経営の本質は、
「一企業が風向きは変えれないが、帆の張り方は変えられる」です。

ヨットは、順風でも逆風でも前進します。

経営はトップ次第!

何が起こっても、我が手で「帆の張り方は変えられる」の想いが大事です。

その決意で「2012年・第二創業の出航式」をしましょう。

1月28日、早速、臥龍の顧問先では、岐阜のトコロさま、福岡のお茶村さまが、
「第二創業の出航式」をされます。

トコロさまは専務、お茶村さまは副社長と、いずれもNO.2が主体となって、
帆を張ります!

臥龍は、今年も、自力本願の経営者を「企業進化講座」で支援していきます。

★詳細は→ http://www.e-garyu.com/cn12/pg148.html


また、自力本願の社会人を「臥龍本気塾」で支援していきます。

★詳細は→ http://www.e-garyu.com/pg151.html


13歳で真剣勝負に勝つ。凄い潜在力です。

臥龍は、「志授業」という光を見据えて進みます。

今年の公開講演はじめも「志授業」です。

★詳細は→ http://mammys-f.jp/himawari/#event


そして「二天一流」、「ロマン(ボランティア)」と「ソロバン(お仕事)の
両方ともに、真剣勝負で成幸していきます。

2012年の真剣勝負の幕開けです。臥龍は、今日からお仕事開始です。

皆さま、「武蔵の心」で、未来に見える希望の光を手元に引き寄せましょう!

皆さまの「本気念願」の成就を祈ります!

~2012年元旦 龍の年明けにて 臥龍 拝~ 』

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【社長のビタミン・一日一語】120102「上場企業の社長を震撼させた指揮棒」

★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「上場企業の社長を震撼させた指揮棒」』

『以前、飯森範親さんが指揮される「山形交響楽団」の演奏を
聞きに行ったときのことです。

夜の飯森さんを囲んでの懇親会は、シベールの熊谷社長の奥様が
経営されている素敵な家庭料理の店「うさぎ」でした。
シベール→ http://www.cybele.co.jp/corp/about/guidance.html
うさぎ→ http://www.yway.jp/shop/1918/

翌日は、熊谷眞一社長さまの社会貢献活動の象徴ともいえる
シベールアリーナを拝見しました。
シベールアリーナ→
http://www.cybele.co.jp/factorypark/index.html?width=1000&height=760

東北のメディチ、ここにあり!、という爽快感をいただきました。

臥龍は、熊谷社長から「鳥肌話」を伺いました。

数年前、シベールアリーナで、飯森さん指揮の山響コンサートを開催したそうです。

飯森さんは、茶目っ気を出して、演奏が盛り上がったところで、
「タクト(指揮棒)」をいきなりピタッと止めました。

その瞬間、演奏はピタッと止まり、会場は「静寂」になったそうです。

勿論、これは気心のしれた熊谷社長の場だからできたサプライズです。

しかし、企業を上場させた熊谷社長をして、
“自分の経営はまだまだ未熟だ!”と痛感されるきっかけになったそうです。

指揮者を社長、タクトを指示命令、演奏者を社員と置き換えてみてください。

一心不乱に弾いているように見える演奏者たち、見ていないようで、
実は、タクトから絶対目線を外していないということです。

“社長たる自分が、いつも社員の視界にいるとは限らない
 企業現場ではどうするのか?”、と思われた方もあるでしょう。

だから、「クレド」を軸にした、GS(ゴールド・スタンダード)、
理念という「タクト」が要るのです。

Q.貴社の現場の従業員の皆さまは、理念というタクトが常に視野に入っていますか?

Q.貴社の現場の従業員の皆さまは、理念というタクトに100%忠実ですか?

Q.そもそも、貴社には、従業員が“目を離したくない!”と想う理念がありますか?

★参考→ http://www.e-garyu.info/credo/ 』

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【社長のビタミン・一日一語】 120103 「食育」の前に「農育」(1)

★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「食育」の前に「農育」(1)』

『昔、テレビコマーシャルで、「おせちに飽きたらカレーでも」って、
いうのがありましたね。

Q.人間にとって一番、大事なものは何でしょうか?

愛や夢や絆も大事、お金も大事ですが、「原点」に還れば、
「空気・水・食糧」でしょうね。


この「原点回帰」を教えてくれたのが「幸福農荘」でした。

2年前に、台湾で「第14回APRA(エープラ)国際交流会」がありました。

二日目が、「幸福農荘」への訪問でした。

この14反の農園は、当時で8年来、黎さんご夫妻と
ご支援(ボランティア)の方で運営されています。

なお一反は、991.74平方メートルですから、
13884.36平方メートルです。結構、広大です。

黎さんは日本生活が永いため、日本語も流ちょうです。

かつての本職は眼科医です。

お子様がひどいアトピーになります。

西洋医学では直りません。

ふと出会った「食」の改善をヒントに、家庭菜園で育てたものを
子供たちに与えたところ、アトピーが治ります。


そこで「食育」に目覚め、それを追求していく中で、「自然農法」に出会います。

「自然農法」の特徴は、「無農薬無肥料」です。

この「自然農法」を実践しつつ、訪れた方々に体験型の生命の授業を実施されています。

今では、眼科医の仕事は週二日で、本職は、「農育」ですね。

なお、「農育」とは臥龍の造語ですが、そう呼ぶしかないですね。

そして、「食育」以前の「農育」の普及が今後は大事だと痛感しました。

なお黎さんが、この「自然農法」は日本で学んだもので、
この分野では日本の方がはるかに進んでいますよと言われ、
日本メンバーはその不明を恥じるばかりでした。



■「抵抗力を持つ、自生力を持つ、共生力を持つ」

先ず、「有機農法」と「自然農法」はまったく違うということが衝撃でした。

農薬は使わないとしても、肥料はOKと思っていたので、
「無農薬・無肥料」には驚きました。

「有機農法」は、その基準の幅が広大ですので、農家(生産者)と
企業(販売者)に良心がなければ、かなりごまかしがききます。

なお臥龍は、ポジティブに表現すれば、「肥料が悪いというよりは、
自然のままの方がもっといい選択だ」と、捉えました。

自然のままというのは、「自らの力で、抵抗力を持つこと、自生力を持つこと、
共生力を持つこと」だと知りました。

黎さんが語る、「自然界にある植物は、虫が要るにも関わらず、
それほど食われていないでしょう?
それは、虫に食われないために、虫が嫌がる『抵抗気体』を出すからです」に、
へーと驚きました。


黎さんが、二本の稲を見せてくれました。

一本は有機肥料の稲です。

根が浅く、少なく、太く、上にも向いています。

つまり地表にある肥料を求めています(依存しています)。

もう一本は無農薬・無肥料の稲です。

根が細く、多く、とにかく深いのです。

自らの力で、深く地中から栄養を吸収しようとしています。

台風にも倒れない強さだそうです。

また、機械植えでも三本までにするそうです。

そうすると、光合成の力も強く、風通しが良く、虫がつかないそうです。

黎さんの、「植物持つ自らの力が高まる環境を創るのが農民の勤めです」が、
ズシリときました。

以下のように置き換えてみるとどうでしょうか?

「教育とは、本人自らの手で、抵抗力を持つ、自生力を持つ、
共生力を持つことが出来るような環境を整備すること」(臥龍)

(続く) 』

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【社長のビタミン・一日一語】120104「食育」の前に「農育」(2)

★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「食育」の前に「農育」(2)』

『(続き)

■「企業風土が、人財育成の一番の肥料」

幕末や終戦のような大きな時代の変革期に入っています。

変革期においては、何が常識か、何が非常識か、
「1から100、1000、10000と積み上げたものをリセットし、
ゼロから一を考える時代」だと思います。

・連作とは、同じ耕地に同じ種類の作物あるいは同じ科の作物を植えること。

・輪作とは、毎年違う種類の食物を植えること。

・連作をすると、その植物に寄生する病原菌が土壌中に増え、
病気にかかりやすくなるため、輪作を行うことが望ましい。

・混作とは、ひとつの種類だけではなく、いくつかの種類を混ぜて植えること。
 これにより、土壌中の病原菌の数を抑えることができるようになる。

・土地が痩せないように、連作や輪作をするにしても、
休耕させる(土地を休ませる)ことが必要だ。

これらが臥龍の常識でした。


しかし「自然農法」では、輪作OK、休耕不要なのです。

黎さん曰く、「光合成の力は偉大です。自然界の植物は、
その栄養の30%くらいは地中に返すのです。

自然に背くから病気になるのです。自然界は、連作で、休耕もありません。
そのことで地中の微生物を固定させるのです。輪作させると微生物が固定しません。

土が一番の肥料なのです。土を信じることです。
連作不可能といわれたながいもでも、四年目には連作可能になりました」


また、「雷という字は、雨に田ですね。稲妻とは、稲の妻(パートナー)ですね。
昔の人は、雷が多いと稲の収穫高が
多くなることを知っていたのです。これは空中の窒素ガスが酸化され、
地中に固定されるためです。

私は、とんぼややごをかっていて、その副産物が米だと思っています。

トンボを食べに鳥がきます。その鳥が落としたふんで森が豊かになります。
その森からくる水が田を豊かにします。

田の草取りはしません。(害虫といわれる)ジャンボタニシの特性を知り、
水位でその動きをコントロールすることで、
草取りをさせます。稲を植えたときは水は張りません。タニシは地中です。
稲がある程度太り、タニシの歯が立たなく
なったら水を張ります。タニシが出てきて草を食べます」、ともおっしゃいました。


臥龍は、「栄養の30%くらいは地中に返す」、「副産物が米」の言葉が、
特に印象に残りました。

「共生力」です。

個人と企業、個人と社会、企業と社会、人類と地球の関係に置き換えてみても、
見事に通じるものがありますね。

「企業風土が、人財育成の一番の肥料」(臥龍)

「自然を守り、その副産物が産業での生産物という生命哲学が必要」(臥龍)

(続く) 』

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【社長のビタミン・一日一語】120105「食育」の前に「農育」(3)

★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「食育」の前に「農育」(3)』

『(続き)

■生命を売り渡してならない

臥龍は、「種は自前で揃える」ということも衝撃でした。

しかし、農家出身の臥龍の記憶では、昔は、種を各農家で保存していた覚えがあります。

それがいつの頃か、種は買って植えるようになっていました。

黎さん曰く、「一番恐いことは多様性をなくすことです」

これを聞いた途端、臥龍は背筋が凍りました。

マイケル・クライトンの「ロストワールド」のメッセージ、
「恐竜は多様性なき故に、一斉に滅んだ」が脳裏をかすめました。

世界の種の数は、拝金主義寄り資本主義によって、どんどん少なくなっています。

ものによっては、かつての一万種が百種類以下に絞りこまれています。

例えば、アメリカで栽培される大豆の91%を「モンサント」が独占するような
事態が起きています。

農薬がないと育たないように品種改良(?)された種を「お下げ渡し」される
構造になると、農薬を買わないといけない、農薬依存の農家が作れます。


眼科医である黎さんは、近視手術のレーシックの事例を挙げられました。

市場があるとそそのかされて、超高価な機械を買わされたら、
マイナス情報をゲストに伝えることも隠し、
元を取るために手術をやり続けるしかないのです。

機械に縛られ、「医が算術に成り下がる瞬間」です。



■「多様性と活力性の両立」

大体、農地政策自体がそうです。

日本の減反政策もひどいですが、台湾の方がひどいですね。

休耕にするだけでないのです。

除草剤を撒いて、草が生えないようにすると補助金がもらえるのです(!)。

土(微生物)=生命を殺してお金をもらう。

生命を育てて糧を得るという農民のプライドの売り渡し政策です。

黎さんは、この農場で、三代育成すると、この農地に合った「種」になるそうです。

各農場に合った「種」を持つことが、「多様性の基本」ですね。

単一種(多様性否定)のジャガイモによって、全人口の10%(100万人)が
餓死をしたアイルランドの事例は、多くの示唆を私たちに与えてくれます。

Q.あなたの企業は、多様性と活力性の両立が保たれていますか?

(続く) 』

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