★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「故郷愛」のドライバー』

【一言集約】

『臥龍の心の中には、以前に乗車したタクシーの運転手さんの余韻がまだ残っています。

松山の実家から松山空港までの乗車でした。

乗ったのは個人タクシーで、「冨美タクシー」の射場　毅さんという方でした。

自分を県外からの出張客かと思ったのか、「良かったら、これをお持ちください」と、
NHKのスペシャルドラマ「坂の上の雲」と松山の観光名所が入った、
4枚組のポストカードを出されました。

 

「松山の市長も頑張って、こういういいドラマの実現に力を入れています」

「いいドラマだから見てください。歴史史跡もまた見に来てください」

 

臥龍は思わず、「おじさん、熱心ですね。いつもこういうのを配っているのですか？」
と聞いてしまいました。

「そうだね。もう800枚くらい配ったかなあ。この前は、空港のカウンターに行って、
このPR写真を貼ってよといって、貼ってもらったよ」

臥龍は思わず、「へー、貼ってくれるんですね」と言いました。

「だって、観光の方が来るから空港の仕事もあるのだから、貼ってもらって当然ですよ。
でも、今のはがき在庫はなくなるので、どうしようかと思って・・・」

臥龍は、「いいことだから続けてくださいよ」と申し上げました。

「でもね。市の観光振興課に、在庫がなくなったからというと、
“上に取りに上がって”ですからね。
本気でお客様を呼びたいのでしょうか？トップの想いが、
ちゃんと末端まで伝わっていると思いますか？」

臥龍は思わず、「う～ん」でした。

こういうドライバーの方が、本当の観光振興課ですね。

射場さんの「故郷愛」に触れ、10分間の時間がとっても温かいものになりました。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「大地の教えは“共生”」』

【一言集約】

『「子供が生まれたら、
庭に一週間以内に木を一本植え、その根本に子供のへその緒を埋める。

子供は大地と共に生きていく。
我が家は22人兄弟だったから、庭には22本の木が植えてある」

（オスマン・サンコンさんから聞いた言葉）』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「教科書に気がつかない」』

【一言集約】

『世の中には、たくさんの教科書が開かれ、置かれています。

しかし多くの人々は、その教科書に気がつかず、通り過ぎていきます。

この「開かれ、置かれた教科書に気がつく感性」を磨いていくのが「リンク習慣」です。

「置き換え」とも「パクリ」とも言われています。

「リンク」させたことを自分の習慣、チームの習慣、会社の習慣にすることで、

当事者がびっくりするような成果が生まれます。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「積小為大」』

【一言集約】

『「大事をなさんとを欲せば、小なることを怠らず勤むべし。

小積もりて大となればなり。

およそ小人の常、大いなることを欲して小なることを怠り、

出来がたいことを憂いて出来やすきことを勤めず、

それゆえついには大なることなすあたわず。

それは大は小を積んで大となることを知らぬゆえなり」--------二宮尊徳翁の言葉　』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「営業とは、“見極め力”のご提供作業」』

【一言集約】

『「潜在顧客とのお付き合いの中では、

保険商品の良し悪しを見極める物差しを与えてあげるコミュニケーション活動が主体です」というソニー生命・松岡博巳さんのお言葉は、素晴らしい気づきの元となりました。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・ 『「よもや死刑にはなるまい」』

【一言集約】

『浜田広氏は、リコーの中興の祖として有名ですが、本の中で、
自分は「よもや死刑にはなるまい」だけで社長になったと述べておられます。

要は、随所で主となって、バンバン挑戦したということですね。

だって、「死刑にはならない」のですから、
生命さえあれば、何度でも再挑戦はできる訳です。

失敗イメージを過大に描く必要はありません。

また若い社員が、
失敗イメージを過大に描かないような環境を創ってあげることも大事ですね。』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・ 『「ハードとハートの良し悪しは無関係」』

【一言集約】

『ハードにお金を掛けれないのだから、ハートで勝負すればいいのですが、
ハードの不足を真剣にハート（ホスピタリティやサービス）で補っているサービス業は、
全体の20％もないというのが、実態です。

臥龍の結論は、こうです。

「ハート（ホスピタリティやサービス）に注力するかどうかは、
ハードの良し悪しとは無関係である。
但し、オーナーの経営哲学とは密接に関係をしている」（臥龍）』