★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『ランナーズハイ』

【解説】

『人生も一年も、また一日も、マラソンによく似ているなあと思います。

「ハイ」になったもの勝ちですね。

でも「ハイ」であっても、冷静な「ペース配分」は欠かせません。

貴社のメンバーは、「何ハイ」な集団ですか？ 』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「かしこバカ」はいませんか？』

【解説】

『もしも自社のトップが、「我が社は業界ＮＯ．１の感動企業を目指すぞ！」と年頭所感で表明したとします。

Ｑ．あなたを筆頭に、あなたの会社の従業員の方々はどう反応されるでしょうか？

Ａ．社長、我が社は顧客満足だってろくにできていないのですよ。
何が感動経営ですか？

Ｂ．そうだ、そうだ、やりましょう！（素直、単純）

Ｃ．（事は簡単ではないが、実現できた方が間違いなく物心共に幸せになれるから）
自分が社長の分身として、仲間に「感動経営を布教」してやるか。

 

Ａのタイプを「かしこバカ」といいます。

「正論をかざして仲間を不幸にする奴」です。

今の日本にいませんか？

「不景気だ、駄目だ、大変だ」と騒いで、日本国民の財布のひもを締める奴です。

 

●家庭版「かしこバカ」

御主人がいいます。

「よし今年は心機一転、勉強するぞ」

奥さまはどのタイプでしょうか？

Ａ．あなた、今まで言って、やった試しがないでしょう。

Ｂ．うわー、あなた凄い！

Ｃ．流石、あなた、私も負けずに資格を取るは。今年は、二人で揃って合格祝いね！

 

子供が、「将来、プロ野球の選手になりたい」など、何か「夢」を語ったとします。

奥さまはどのタイプでしょうか？

Ａ．何を「夢」みたいなこと言ってるの？さっさと勉強しなさい。

Ｂ．うわー、凄い！ママ、感動！

Ｃ．うわー、楽しみ！どのポジションで、どの球団に入るの？ママが、明日その球団の
ユニフォームを買ってくるから、「入団会見のリハーサル」をして、ビデオと写真
を撮ろうね！それをいつも見ていたら、「夢」は絶対叶うわよ。

少なくとも、Ａの「かしこバカ」よりも、Ｂの「単純・喜び共感型」の方が、
遙かに「賢い人生」が送れそうですね。　』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「油断大敵」』

【解説】

『久しぶりに、ビデオ教材「ＤＯＩＴ！」が出している「美容室・ウキウキクラブ」をビデオベンチマーキングしましたが、
大きな気付きが多々ございました。

同じ内容なのに、見るタイミングで、新しい気付きがあるものです。

中で、以下のようなテロップが出ました。

会社の基本指針の一つです。

「再来店率１００％」

また、新人スタッフからは、以下のようなコメントがありました。

「もう一度来店いただいた時に、仕事は終わります」

臥龍は、衝撃でした。

Ｑ．あなたは、どう思われましたか？

■「油断大敵」

「志」の高さを感じました。

「再来店率１００％」は、現実的にはなかなかお目に掛かりません。

しかし、不可能とも言い切れません。

これが仮にどうでしょうか？

「再来店率８０％を目指そう」といったらどうなるでしょうか？

まず間違いなく８０％は行きません。

せいぜい６０～７０％がいいところでしょう。

何故なら、「再来店率８０％を目指そう」イコール「１０人中、２人は仕方ないね」という油断が生じます。

この「油断」という奴は始末に負えません。

ずるずると地滑りしてしまいます。

俗にいう「油断大敵」です。

臥龍は、「油断大敵」の意味を真に分かったように思います。　』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『本音の本音の覚悟』

【解説】

『Q.あなたの人生が、もしも後二年と宣告されれば、あなたは何をされますか？

臥龍も、自分がもしも後二年と宣告されれば、「これをする」というものは浮かびます。

しかしもしも本当にそうなったときにも、自分は「同じものを断固やる」と言い切るだろうか？

「本音の本音の覚悟」が出来ているのだろうか？　』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・『「自分の社長期限は、後二年だ！」』

【解説】

『“自分の社長期限は、後二年だ！”と想えば、取り組み姿勢も変わります。

二年しかないと思うのか、二年もあれば相当のことができると思うのか、再度、
自問自答をしてみる必要があるようです。

以前、公立学校の校長先生から、「校長の任期は２年から３年です。
この間に学校改革の成果を出さないといけませんからね」と聞いて、愕然としました。

オーナー経営者の落とし穴は、“いつか私はやるから”という意識での、先送り危険性です。　』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・ 『今、いる場所に未来がある』

【解説】

『「どこに行こうか」と考える前に、「今、いる場所はどこか」を突き詰める方が、結果として、未来への道筋が明確になるようです。

「夢」がどうしたら叶うかを考える前に、自分は今どこに立っているのかを知ることが大事です。

自然と自分が行く道が見えてきます。このコツが分かれば、夢の実現度が倍加していきます。

このコツを教えるのが、企業進化講座であり臥龍本気塾なのです。　』

★今日のビタミンG（臥龍語録）は・・・ 『詐欺師を引き寄せる匂いを出す人』

【解説】

『数年前、「使っても減らないお金」という凄いフレーズのマルチ商法がありました。

“ありえな～い！、話”が、“ありえる話”になってくるのですから、「欲」というのは凄いものですね。

しかし臥龍は、「欲」があること自体は否定しません。

「欲」というのは前進するためのエネルギー、人間にとっての「ガソリン」みたいなものです。

「欲」のない人間は「ガス欠人間」ですから、前進できなくなります。

問題は、その「欲」の大きさです。

■「我欲による突発性近視状態」

一番小さい「欲」は、「我欲」です。

「楽して儲けたい」などは典型的我欲です。

「我欲」は点だけ見ているようなものですから、周りが見えなくなります。

上記のマルチ「○天市場」に買い物に来たおばさま方へのインタビューを、テレビで見たことがあります。

「使っても減らないというのは、おかしくないですか？」と聞かれて、
「あなた男のくせに度胸がないわね。大丈夫よ。やれば分かるから」と、自信たっぷりに答えていました。

まさに「我欲による突発性近視状態」です。

■視野が広がる「大欲」

これが、「大欲」となるとどうでしょうか？

これも人を前進させるエネルギー源ですが、「視野」がまったく我欲とは違います。

多くの人を幸せにしたい。

未来をいい世界にしたい。

こういう「大欲」ですと、自分と社会との両方を俯瞰して見ることになりますので、騙されることはほぼなくなります。

なお、本当に使っても減らないのはお金ではなく頭と心だと思います。

使えば使うほど、頭脳は鍛えられます。

気配りすればするほど、心は反応のいいものとなります。

Ｑ．あなたが、ご自分のモチベーションガソリン室に入れている「欲」は、「我欲」と「大欲」のどちらですか？

「我欲」だと、その匂いを嗅ぎつけて、「突発性近視状態」を仕掛ける悪魔（詐欺師）が寄ってきます。

マルチに引っかかる方は、自分がそれらを引き寄せているのです。　』