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無料メルマガ「社長のビタミン・一日一語」バックナンバー 2010年 12/17(金)~12/23(木)
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【社長のビタミン・一日一語】101223「役割の全う」
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『役割の全う』
【解説】
『企業は、大体、役割が全うされていたら安泰です。
役割を全うしていない場合、大体、問題が起こります。
社長の役割とは何でしょうか?
経営理念の確立と浸透、ビジネスモデルの革新、リーダーにPDCAを回させること。
リーダーの役割とは何でしょうか?
PDCAを回すことと、部下の育成。
従業員の役割は何でしょうか?
事前期待を超えること。
但し、この役割の前提となる心構えが一つだけあります。
「トップの心構え:全ての因は我にあり」、です。
トップの心構えと役割の全うに問題があれば、リーダーや従業員の努力では補えなくなります。
「企業進化講座」は、トップが役割を全うするための「経営ドック」のようなものです。
講座OBの方も、3年に1度の「定期健診」をお勧めします。 』
【社長のビタミン・一日一語】101222「意識の殻を脱ぐ」
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『意識の殻を脱ぐ』
【解説】
『生き物は、みんな殻を脱いで、新しい自分に進化していきます。
人間は、「意識の殻を脱ぐ生き物」です。
人生の中の2010年という季節、“今年はこういう殻を脱ぐべき年だった。おい自分よ、脱ぐのを忘れてないか?”
という心の声が聞こえませんか?
まだまだ殻を脱ぐ時間はありますよ。セミが殻を脱ぐように、海老が殻を脱ぐように、あなたも殻を脱いでみませんか?
昨年まで「無理」と思い込んでいたものを、「出来ていいじゃん」と想うこと、それを「出来たこと」、それを「当たり前」に
変えることが、「殻を脱ぐ」ということです。 』
【社長のビタミン・一日一語】101221「不自然」は長続きしない
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「不自然」は長続きしない』
【解説】
『感動経営では、海面上に出る「感動物語」と、それを支える「企業文化」を、1:9の氷山比率に例えます。
氷山の海面下が大きくなれば、海面上も自然に大きくなります。
売上を一時的に無理して「伸ばしても」、海面下の業績基盤がないと沈みます。
売上は「伸ばす」ものでなく、「伸びる」環境を創れば「伸びる」ものです。
商売は「儲ける」ものではなく「儲かる」もの。
人(従業員や子供)は「育てる」ものではなく「育つ」もの。
要は「自然の法則」が大事で、「不自然」は長続きしないということでしょう。』
【社長のビタミン・一日一語】101220「日本精神」再び
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「日本精神」再び』
【解説】
『臥龍のここ18年間でのアジア交流の中心は、台湾交流でした。
来年から「日・台・中のトライアングル交流」が始まりますが、多分、中心は上海でしょう。
改めて18年前の「決意」を想い起しています。
それは「日本精神」でことに当たるというものでした。
事例→ http://taiwanlongstaykyokai.com/longstaytaikendan/nihonspirit.html
http://www.yorozubp.com/0303/030301.htm
具体的には以下の二つでした。
1. 見返りを求めずに与える。
2. 約束を守る。
しかし、2の「約束を守る」は、中々の試練でした。
中国からの威嚇ミサイルで日本の駐在社員が引き上げる中での訪問、
大きな地震発生のため日本からのツアーが軒並み中止になる中での訪問、
右の耳が内耳炎になり聴覚障害の恐れがあるとドクターストップが掛かった中での台北・高雄への講演出張、
このいずれの場合も、理由はたった一つでした。
「既に約束をしたことだから」、でした。
日本国内でなら断る確率が高い事態でも、断ることにより、
“素晴らしき日本人イメージの一角を汚すこと”が、「日本精神」のプライドとして許せなかったのです。
しかし、右の耳の聴力が半減するという犠牲は伴いました。
来年からの上海交流に向けて、改めて、「日本精神」でことに当たることを誓います。
1.見返りを求めずに与える。
2.約束を守る。 』
【社長のビタミン・一日一語】101219「日式エクセレントカンパニー」とは?
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「日式エクセレントカンパニー」とは?』
【解説】
『お寿司では、「上中下」のランクを、優しく「松竹梅」と表現します。
日本人は、中流好きですから、「竹」を注文する方が多いようです。
まあお寿司は「中」でいいですが、事業家は、常に「上=松」を目指すべきですね。
Q1.日本は「上ランク」の事業家が増えているのでしょう?
Q2.そもそも、「上の基準」とは何でしょうか?
臥龍のコンサルタントの心の師匠は、後藤新平先生です。
⇒ http://www2s.biglobe.ne.jp/~nippon/jogbd_h12/jog145.html
後藤新平先生のお言葉です。
「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すは上なり、
されど、財なくんば事業保ちがたく、事業なくんば人育ちがたし」
財はとっても重要な手段であるが、財そのもの(お金を稼ぐことのみ)を目的にするような事業家は、
「下のランク」であるという意味です。
Q.一時「偽装」が話題になりましたが、「偽装」を行なっている企業が、それをやらないと潰れるという追い込まれ企業ではなく、
十分に儲かっている企業がやるという実態を見て、あなたはどう思われましたか?
「建前は、言っていること。本音は、やっていること」(臥龍)
名門企業、大手企業の「偽装」には、その企業の経営者の「本音」が出ます。
偽装をしても金が欲しいという「我欲の亡者」の本音が出ます。
「論語とソロバン」というスローガンで、「日本型資本主義」のあり方を提示されたのが、渋沢栄一翁でした。
⇒ http://www.shibusawa.or.jp/
日本の文化は、「恥の文化」だといわれてきました。
現在の「偽装」を見た渋沢栄一翁は、「拝金主義」に汚染された「日本型資本主義」の状況を嘆かれることと思います。
「理念と利益」「ロマンとソロバン」、「日本型資本主義」を再生させるために、
臥龍は、「理念型経営」の再生から取り組みたいと思っています。
「拝金主義に汚染された日本を次世代に継承したくない。
理念主義の経営を次世代に継承したい」(臥龍)
「日式エクセレントカンパニーとは、理念と現場が一致している企業である」(臥龍)
Q.あなたの会社は、日々、「日式エクセレントカンパニー」に近づいてきている実感をお持ちですか? 』
【社長のビタミン・一日一語】101218「経営理念というステンドグラスの輝き」
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『経営理念というステンドグラスの輝き』
【解説】
『リッツ・カールトンの公式本に「ゴールドスタンダード」があります。
その巻末には、ザ・リッツ・カールトン大阪(RCO)での二人のゲストのエピソードが入っています。
その一人は、臥龍です。
エピソードは、約2年前の「関西臥龍本気塾」にまで遡ります。
本気塾の中で、DO!IT!のRCOのビデオを観ました。
その中に、ベルの細川悟さんというスタッフの方が登場されます。
インタビューに答えて彼が言います。
「みんなは、(リッツの)クレド(経営信条)が好きなんだと思いますよ。少なくとも私はそうですから」
その日、RCOにチェックインしたのは、23時半を回っていました。
丁度、部屋まで案内してくれたのが細川さんだったものですから、ちょっとサプライズでした。
常連の方はご存知の通り、リッツ・カールトンでは「ウェルカム・ドリンク」が出されます。
臥龍は、RCOのフレッシュなオレンジ・ジュースが大好きなので、
通常は、「スミダさま、すぐにオレンジジュースをお持ちします」という流れになる場面です。
しかし細川さんは、臥龍が深酒だったのを察したのか、
「スミダさま、今夜はミネラル・ウォーターをお持ちしましょう?」とおっしゃいます。
内心、ちょっと感動しました。
“そうだよね。確かにオレンジ・ジュースは好きだけど、今夜みたいなときは、胃に重いよね。
定番を繰り返すのではない、彼の個別サービスは素晴らしいな!”
「いいね。お願いします」
「かしこまりました」と彼は出て行きます。
ところが、本当に1分以内に「コン!コン!」とノックです。
細川さんが、トレイを持ってもう立っています。
“早いな~!”
しかも、彼のトレイの上には、2本のミネラル・ウォーターが乗っています。
「スミダさま、念のため、よく冷えたもののと常温のものをご用意しました。体調に合わせてお飲みいただければ幸いです」
臥龍は、心底想いました。
“RCOは、本当に「第二の我が家」だ。奥様が、ご自宅で愛する旦那様を迎えたときにするであろう心配りを感じさせてくれる”
臥龍は、RCOを利用してから何度も感動をいただいていますが、
細川さんのような「心配り」が、その中でも横綱級のインパクトです。
リッツの「ゴールド・スタンダード(経営理念)」の中には、次のような一節があります。
(ここから)
■サービス・バリューズ
1.私は、強い人間関係を築き、生涯のリッツ・カールトン・ゲストを獲得します。
2.私は、お客様の願望やニーズには、言葉にされるものも、されないものも、
常におこたえします。
3.私には、ユニークな、思い出に残る、パーソナルな経験をお客様にもたらすため、
エンパワーメントが与えられています。
4.私は、「成功への要因」を達成し、リッツ・カールトン・ミスティークを
作るという自分の役割を理解します。
5.私は、お客様のリッツ・カールトンでの経験にイノベーション(革新)を
もたらし、よりよいものにする機会を、常に求めます。
(ここまで)
(注)エンパワーメント=経営理念を現場で実践する上で、現場の従業員に
与えられている自主的な判断と行動の権限
(注)リッツ・カールトン・ミスティーク=リッツ・カールトンならではの
「不思議な体験・神秘的な経験」
いかがでしょうか?
細川さんの「心の額縁」には、リッツの理念がばっちり掛かっていますよね。
「心の額縁とは、ステンドグラスのようなものです。
経営理念というステンドグラスを通して、ゲストに降り注ぐサービスの光を、“天使の仕事”と呼ぼう」(臥龍)
本気塾で、臥龍は一足早い誕生日プレゼントで、世話人・塾生からプチ花束をお一人おひとりからいただきました。
それをフロントでことずけたところ、早速、二つの花瓶にまとめていただき、就寝前には、部屋に届けてくださいました。
お陰さまで、癒しの空間でゆっくり休むことが出来ました。
「第二の我が家」の心地よさに感謝です! 』
【社長のビタミン・一日一語】101217「第二の我が家」の扉はあなたの前にある
★今日のビタミンG(臥龍語録)は・・・『「第二の我が家」の扉はあなたの前にある』
【解説】
『「第二の我が家」とは、「ただいま」と帰り、心からリラックスができ、そして「行ってきまーす」と出れるところです。
Q.あなたは今まで、何軒の「第二の我が家」と出会って来られましたか?
出会える第一歩は、「私にとっての“第二我が家”は必ずある」と信じることです。
“そのようなものはない”と思っている方には、永久に「第二の我が家の扉」は見えないでしょうね。
「出会いの第一歩は心眼で決まる。心眼で見えているものが現実化することを“出会い”という」(臥龍)
「第二の我が家」の扉は、既にあなたの前にあるのです。
「第二創業」の扉も、既にあなたの前にあるのです。 』
事務所移転のお知らせ
この度、一般社団法人「志授業」推進協議会は、下記へ移転いたしました。
今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
[新所在地]
〒135-0062
東京都江東区東雲
1-9-31ー4304
TEL 03-5547-4801
FAX 03-5547-4806
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